写真で見るリコー「GX200」
Reported by 本誌:武石 修
電子ビューファインダー「VF-1」と、自動開閉式レンズキャップ「LC-1」を装着したところ
リコーが7月4日に発売するコンパクトデジタルカメラ「GX200」を借りることができたので、外観写真とメニュー画面などを、前モデル「Caplio GX100」からの変更点を中心にお伝えする。また、前モデルのCaplio GX100との比較写真も掲載した。なお、実写画像は後日掲載する予定。
価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は電子ビューファインダー(EVF)を同梱した「GX200 VF KIT」が8万円前後、本体のみが6万円台半ばの見込み。
外観は前モデルを踏襲しており、一見、見分けが付かない。だが、ファンクションボタンやマイセッティングのセットを増やしたり、ボタンの文字色を視認性のよいものに変更するなど使いやすさの向上を図っている。特に液晶モニターは46万ドットになったことで、見やすくなった印象を受けた。
同時発表の自動開閉式レンズキャップ「LC-1」は、レンズの繰り出しによって3つの羽が自動的に開くという、おもしろいアイデアの製品。レンズ繰り出し時のデザインは無骨なものになるが、非常に便利だ。
レンズ上のロゴは「CAPLIO」から「RICOH」になった
GX100では前面にあったリングキャップのシルバーラインは、奥まった場所に移動した
機種名ロゴ部分
シャッターボタン周り。モードダイヤにアルミプレートを貼付し質感を高めた。マイセッティングが1セット増えた(MY3)
内蔵ストロボ。手動でポップアップできる
バッテリー室およびメモリカードスロット
付属の充電器(左)とバッテリー「DB-60」。いずれもGX100と共通
付属のレンズキャップ(左)と、別売の自動開閉式レンズキャップ「LC-1」。「GX100」にも装着できる
付属のレンズキャップを装着
LC-1を装着
LC-1でレンズを繰り出したところ
LC-1(左)と付属レンズキャップを装着した場合の厚みの比較。LC-1の方がやや薄い
【動画】LC-1を装着しての動作
「GX200 VF KIT」に含まれるEVF。専用ケース(左)が付属
EVFを装着したところ
ファインダーは上方にチルトできる
EVFを装着していても、チルトさせなければ内蔵ストロボが使用できる
●GX100(右)との比較
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メニュー画面など
●撮影時表示
マーク表示
ヒストグラム表示
グリッド表示
1:1モード時。RAWでの記録にも対応した
●電子水準器
GR DIGITAL IIと同様の電子水準器を備える
縦位置でも使用可能
音で水平を知らせることもできる
●AF/AEターゲット移動
新たにAEとAFのターゲットを画面上で移動できるようになった
AEまたはAFのいずれかのみのターゲット移動も可能
●再生画面
マーク表示
ヒストグラム表示
ハイライト表示
●メニュー画面
メニュー画面は、GX100からデザインを一新
ホワイトバランス補正機能も新搭載。補正を適用した画像をプレビューできる
ダイナミックレンジを拡大できる「自動レベル」も利用可能になった
ADJ.ボタンを押したところ。調整項目は変更できる
歪曲収差を補正できる「ディストーション補正」を新搭載
ストロボの調光補正も可能に
ストロボはマニュアルで発光量を調節できるようになった。範囲はフル発光~1/32
ストロボ発光のタイミングを先幕と後幕から選択できるのもGX200から
ファンクションボタンに割り当てられる機能(1ページ目)
同2ページ目
同3ページ目
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URL
リコー
http://www.ricoh.co.jp/
製品情報
http://www.ricoh.co.jp/dc/gx/gx200/
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本誌:武石 修
2008/06/30 00:00
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