EXILIM PRO EX-F1は、600万画素のCMOSセンサーを搭載したレンズ一体型のコンパクトモデル。コンパクトデジカメながらCCDではなくCMOSを採用しているところが珍しい。600万画素のフル画素で最高60枚/秒の連写が可能なほか、1,920×1,080ピクセル60field/秒のフルハイビジョン動画、最高1,200fpsの動画が録れるなど、ほかのカメラにはない撮影機能を複数装備しているのが特徴。手ブレ補正機構として、センサーシフト方式を採用している。
レンズは36~432mm相当の光学12倍ズームで、ズーム操作はシャッターボタンの周りにあるズームレバーで行なえるほか、メニュー設定によりレンズ境筒部のファンクションリングに割り当てることもできる。
液晶モニターは2.8型23万ドットと大きくて見やすく、ファインダーには0.2型約20万ドットのEVFが採用される。液晶モニターはやや横長となっており、画面の右側には画像サイズやフラッシュ、ISO感度、ホワイトバランスなどが表示され、十字ボタンの上下を押すことでそれらの設定を素速く変更することが可能となっている。いちいち、メニューを表示することなく、多くの設定が変更できるのはありがたいと感じる。
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メモリカードスロット
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バッテリー
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■ 独特の操作性で動画や静止画を撮り分ける
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モードダイヤルの左に連写モードダイヤルを装備
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EXILIM PRO EX-F1の撮影機能は実に多彩だ。通常の静止画1枚撮影はもちろんのこと、連写スピードを1~60枚/秒の間で選べる超高速連写、シャッターボタンを全押しする前後の画像を最大60枚まで記録できるパスト連写なども選べる。
撮影モードの変更は、複数のボタン操作を組み合わせることでできる。まず、本体上部の右側にあるモードダイヤルでは、通常の1枚撮影やシーンモードとなるベストショット、絞り優先AEやシャッター優先AE、マニュアル露出などを選ぶことができる。ここまでは一般的な操作系だが、このカメラの面白いところはモードダイヤルの左側にもう1つのダイヤル(連写ダイヤル)を装備している点だ。
連写ダイヤルには、フラッシュ連写、パスト連写、高速連写、1枚撮影、スローライブ、ブラケティング連写の6ポジションが用意されている。これを切り替えることでさまざまな連写が可能となるのである。
フラッシュ連写は、連写速度の設定によって、発光部がストロボとLEDで切り替わるようになっている(EX-F1の内蔵ストロボには、通常のストロボとLEDライトが装備されている)。連写速度が1~7枚/秒まではストロボが発光し、それより高速側から60枚/秒までの設定ではLEDが発光する。LED発光では最高60枚までの撮影が可能だが、ストロボを使った連写では20枚が上限となる。当然、ストロボのほうが光量は大きいが、ISO感度を自動にしておけば、LED発光でもそれなりの光量が得られるように感じた。
パスト連写は、シャッターを半押しにした瞬間から画像の記録を開始し、シャッターを全押しにした前後の画像を記録するというモード。記録できる画像は最大で60枚までで、設定により全押しの前と後をどの割合で記録するかを設定しておける。といっても、連写速度を最大の60fpsにしておくと、記録できる時間はトータルで1秒間となるため、前後の時間といっても非常に短いスパンでの設定となってしまう。30fpsにするとトータル2秒の記録が可能なので、全押し前の1秒と全押し後の1秒といった記録が可能だ。30fpsといっても一般的なデジカメの動画記録程度の連写速度となるので、よほど高速に動く被写体でなければ、30fpsでも十分かもしれない。
連写ダイヤルを高速連写にセットすると、1枚/秒~60枚/秒までの連写が可能となる。厳密には、60枚/秒の次は30枚/秒、20枚/秒というステップとなる。また、メモリカードの残り容量いっぱいまで連写ができるようになる「AUTO-N」という設定と、カメラが周囲の明るさを判断し、なるべく速い連写速度に設定する「AUTO-H」という設定も用意される。
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内蔵ストロボは通常のストロボの上に、LEDライトを備える。写真はLEDを発光したところ
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高速連写の連写枚数設定
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これらの連写モードを使った感想だが、60枚/秒という速度はもはやムービーの領域で、ここまでの高速で1枚1枚の静止画が撮れるというのには本当に驚かされる。しかも、記録された画像はすべて600万画素のフル画素のため、ムービーを切り出して1枚の写真を作り出すのとは明らかに解像感、画質が違うのである。
ただし、60枚/秒の連写で快適な撮影できるかというと、これは少々疑問が残る。何しろ撮影後には、600万画素の画像を60枚もメモリーカードに書き込まなければならないからだ。メモリカードの種類や転送速度によっても違うし、絵柄によっても書き込み時間に違いはあるだろうが、8GBのSDHCメモリーカード(Class 6)でも18~20秒程度の書き込み待ちが発生した。1回、高速連写で撮影するとその後、20秒前後は撮影できないということになる。AUTO-Nに設定すると連写速度はそれほど速くないが、こちらの設定ではほとんど書き込み待ちが発生せず、1度シャッターボタンを放した後でもまたすぐに撮影が可能となる。状況に応じて使い分けるのがよいということだろう。
高速連写時のメモリカードへの書き込みだが、メニューから保存の方法を選ぶことができる。通常は撮影後に自動的にすべての画像を保存する「通常(一括)」となっているが、これを「選択保存」や「毎回確認」にしておくことで撮影した画像をその都度保存するかどうかを選ぶこともできる。失敗した写真をむやみに保存したくない場合はこれらの設定にしておけばよいが、シャッターを切るたびに保存の有無を聞かれるので、やや煩わしさを感じてしまうかもしれない。
さらに、連写ダイヤルに装備されているスローライブという機能も面白い。これは、シャッターボタンを半押しにした2秒間の静止画をバッファメモリに記録しておいて、それをスローモーションで再生し、自分の撮りたい映像のところでシャッターを全押しにして記録するというものだ。撮りたい瞬間のちょっと手前から半押しにする必要があるため、コツがいるが、それでも一瞬をスロー再生しながら撮るという時間差がなんとも面白い。
連写ダイヤルを「BKT」にセットするとブラケティング連写となる。露出をばらすAEブラケティングに加え、ホワイトバランスブラケティング、フォーカスブラケティングが選択できる。ブラケティングの選択は操作パネル上から行なえるため、操作の手間はほとんど感じないが、ブラケティングの幅や枚数などを変更したい場合には、メニューボタンを押し、撮影設定から行なわなければならない。AEブラケットで枚数を変えたりしたい場合には少々面倒だと感じた。
このカメラの連写でもっとも便利だったのは、連写中に画面がブラックアウトしないということだ。多くのカメラは連写中に一瞬液晶モニターが真っ暗になってしまうため、動いている被写体を追うのが難しいのだが、このカメラではずっと被写体を見続けながら連写できるのである。
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連写画像をどのように保存するか設定できる
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スローライブ撮影中の画面
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■ 連写
※サムネールをクリックすると、等倍の画像を開きます。
●30fpsで連写
高速連写モードで連写速度を30fpsにセットし、離陸する飛行機を連写した。通常のカメラの連写モードとは違い、連写中でも画面がブラックアウトすることがないため、被写体を画面内に捉え続けやすい。60fpsに設定すると連写時間が1秒となってしまうため、速度を落としたがこれでも十分な速度だと感じる。
※すべて2,816×2,112ピクセル / プログラムAE / 1/1,250秒 / F4.6 / ISO400 / 0EV / WB:オート / 87.6mmで撮影しています。
●60fpsで連写
高速で走るレーシングカーを60fpsで高速連写。カメラ本体で再生する限り、ムービーをスロー再生しているようにしか感じない。この画像1枚1枚が600万画素の静止画ということに驚きを感じる。
※すべて2,816×2,112ピクセル / プログラムAE / 1/1,000秒 / F3.9 / ISO100 / -0.3EV / WB:太陽光 / 66.8mmで撮影しています。
■ ハイスピード動画をはじめ、多彩な動画撮影機能を搭載
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動画専用のムービーボタンを備える
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EXILIM PRO EX-F1は、ムービー機能も多彩だ。ムービーの撮影は、ボディ背面のムービーモードスイッチを切り替え、ムービーボタンを押すことで行なえる。ムービーモードスイッチにはSTD、HD、HSの3モードが用意されており、STDでは640×480ピクセルで30fpsの動画が撮影できる。また、HDではアスペクト比16:9のいわゆるハイビジョンムービーの撮影が可能となる。このモードでのフレームレートに関しては、メニューから1,920×1,080ピクセルで60filed/秒のFHDモードと、1,280×720ピクセルで30fpsのHDモードの2種類が選択できる。
そしてムービーモードスイッチをHSにすると、このカメラのウリのひとつとも言えるハイスピード動画の撮影ができる。最高で1,200フレーム/秒のムービーは肉眼では見ることのできない世界を記録してくれる。画像の記録サイズだが、1,200fpsでは336×96ピクセル、600fpsで432×192ピクセル、300fpsで512×384ピクセルとなる。
また、記録スピード可変の30-300fpsモードも用意されている。こちらもサイズは512×384ピクセルだ。当然、1,200fpsのモードのほうがハイスピード動画となり、より微妙な動きをスロー再生でで見ることができるのだが、これほどのハイスピード撮影を行なうためには、被写体がかなり明るい必要がある。日中の屋外などでは問題ないが、室内など薄暗いところではほとんど真っ暗な映像しか撮れない。この点は注意が必要だ。
また、HD動画とHS動画に関しては液晶モニターの見え方にも注意が必要だ。このカメラは静止画と動画のモード切替がなく、シャッターボタンで静止画、ムービーボタンで動画の撮影が可能だ。このため、液晶モニターやEVFの表示は静止画の通常のアスペクト比に合わせた4:3で表示されているのである。この状態で16:9のHD動画や1,200fpsのHS動画などを撮ろうとすると、液晶モニターのごく一部だけの部分を見ながらフレーミングすることとなる。写るべき部分の外側が少しだけ暗くなっているので、よく見るとどこがムービーで撮れる範囲なのかがわかるが、被写体の絵柄や周囲の明るさによってはほとんどこの範囲が分からないこともある。ムービーボタンを押して、動画の撮影が始まれば、写っている分の外側がブラックアウトするので、撮影中はなんら不満はないのだが、最初にフレーミングをしているときは若干のとまどいを感じた。
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HS動画のスピード設定
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通常撮影中の液晶モニター画面
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HD動画撮影待機中の画面
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HD動画撮影中の画面
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動画モードと静止画モードの切り替えがない利点として、動画撮影中でも静止画記録が可能なことが挙げられる。さすがに、HS動画撮影中は静止画の撮影はできないが、STDやHD撮影中なら静止画の記録も可能だ。ただし、この場合にも若干の注意が必要。16:9モードなどで撮影が行われている場合、先にも書いたが撮影中は動画が写っている範囲だけが表示される。そこで静止画を撮ると、ムービーでは写らない範囲が静止画として写るため、画面には見えてない部分も写ってしまうのである。動画と静止画の両方という欲張りな使い方なので、いたしかたない部分ではあるが、一応使い方として心得ておいたほうがいいだろう。
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フルHD動画
さすがに高速で走るレーシングカーを追い続けるのは難しいものがあるが、それでもコマ落ちなどを感じさせることなく、しっかりとムービーとして記録してくれている。この画質ならビデオカメラ代わりに使ってもいいのではないだろうか
(1,920×1,080ピクセルのH.264動画を480×270ピクセルのFLV形式に変換しました。オリジナルの動画はこちらからダウンロードできます。cimg1663.mov )
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1,200fps動画撮影
わずか数秒のシーンが、PCで再生すると3分弱にもなる。超スロー再生となるため、肉眼では見ることのできない世界をかいま見ることができる
(H.264動画をFLV形式に変換しました。オリジナルの動画はこちらからダウンロードできます。cimg1781.mov )
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■ カメラ本体での再生は便利
撮影した静止画や動画はもちろんカメラの液晶モニターで見て楽しむことができる。静止画の1枚撮影はほかのカメラと同じように1枚ごとに再生できるが、高速連写モードやパスト連写モードで撮影した画像は、まるでムービーを観るかのように再生してくれる。例えば、1回のシャッターで撮った60枚の連続写真は、ムービーの再生と同じようにセットボタンを押すことで再生が始まる。再生速度も調整できるし、巻き戻し再生も可能だ。このため、本当に一連のムービーとして連続した静止画を鑑賞できるのである。いわゆる「パラパラ漫画」のように見えて大変楽しい。
もちろん、ムービーのように再生せず、1枚1枚を別々の静止画として再生することもできる。また、再生中にメニューボタンを押し、フレームセレクトを選ぶと、そのときに表示されている1枚の画像だけを新たにコピーして保存することもできるし、1枚だけにプロテクトマークを付けておくこともできる。連続した画像の中でのベストショットを、わかりやすく管理するのに便利な機能だ。また、静止画の連続再生中やムービーの再生時にズームレバーを操作すれば、再生中の拡大も可能だ。このようにカメラ本体で高速連写の静止画やムービーを再生していると、このカメラの魅力を存分に味わうことができるのである。
一方、撮影した画像をPCに取り込むと、意外にこの高速連写の静止画やムービーの取り扱いに苦戦するのである。まず、静止画だが、仮に60枚の連続写真があると、それは60枚のJPEGとして表示される。動作の軽快な画像ビューワーを使用しても、なかなか60枚の画像を途切れることなく表示することはできない。このため、高速連写による連続感のある画像再生にならないのだ。カメラ本体でパラパラ漫画が楽しめただけに、何とも間の抜けた画像再生を行なっている印象を受けてしまう。
さらに、フルHDムービーの再生に関してだがこちらはH.264/AVC準拠のMOV形式で記録される。一般的にQuickTime形式となるはずだが、少なくとも筆者のPCでは正しく再生することはできなかった。もちろん、製品に付属する「ArcSoft TotalMediaExtreme for CASIO」をインストールすれば、ハイビジョン動画も再生できるようになる。だが、このソフトも動画を再生するだけのソフトという感じで、早送りやスロー再生などはできない。せっかく多彩なムービー撮影機能があるのだが、PCではそれを生かし切るのが難しいというのが残念なところだ。
おまけにこの付属ソフトはWindowsにしか対応していない。Macintoshユーザーのためのソフトは用意されておらず、OSに搭載されたiPhotoなどの画像ビューワーで静止画を見ることと、QuickTime7以降で動画再生するしかないのである。しかも、Mac OS上でのフルHD動画再生は公式にはサポートされていない。Macintoshユーザーは注意が必要と言えるだろう。
このように、PCでの再生環境など注意が必要な部分もあるが、それはある意味、従来のデジカメとは違った機能があるからだとも言える。高速連写にフルHD動画、1,200fpsの超高速ムービーなど、デジタル一眼レフですら撮ることのできない写真や動画を撮ることのできる唯一無二のカメラといえる。これ1台ですべてがまかなえるというものではないが、これでなければ撮れない絵があるという意味では貴重な存在といえるだろう。
■ テレ端とワイド端
ズームのワイド端とテレ端でどの程度画角に違いがあるかをチェックした。画角は見ての通りだが、ワイド端でもテレ端でも非常に解像感は高く、600万画素モデルとしては十分な画質だとだと感じる。ハイライト部の輪郭にもほとんど色収差が見られない点にも好感が持てる。
※作例下の撮影データは、記録解像度/撮影モード/露出時間/絞り値/感度/露出補正値/ホワイトバランス/実焦点距離を表します。
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テレ端
2,112×2,816ピクセル / 絞り優先AE / 1/1,000秒 / F4.6 / ISO100 / 0EV / WB:オート / 87.6mm
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ワイド端
2,112×2,816ピクセル / 絞り優先AE / 1/1,000秒 / F2.7 / ISO100 / 0EV / WB:オート / 7.3mm
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■ 逆光補正
白い花を望遠端で撮影したが、液晶モニターでプレビュー画像を見ると少し暗い印象を受けたので、レンズ境筒部左にある逆光補正ボタンをワンプッシュして再度シャッターを切った。結果として、ISO感度が200から400にアップし、+0.7EVの明るめの写真が撮れた。厳密な明るさ調整ではなく、「少し明るめにしたい」などという時にはボタン1つで補正されるので便利だ。
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2,112×2,816ピクセル / プログラムAE / 1/125秒 / F4.6 / ISO200 / 0EV / WB:オート / 87.6mm
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2,112×2,816ピクセル / プログラムAE / 1/160秒 / F4.6 / ISO4200 / +0.7EV / WB:オート / 87.6mm
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■ 感度による違い
ISO100から400までは少しずつノイズが増えていくが、解像感の低下もほとんど感じられず、十分実用と感じる。ISO800ではカラーノイズが目立ちだし、ISO1600ではかなり多くの部分にノイズが発生している。ISO800から上は被写体を選んで使うというところだろうか。
※すべて2,816×2,112ピクセル / プログラムAE / 0EV / WB:オート / 7.3mmで撮影しています。
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ISO100 |
ISO200 |
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ISO400 |
ISO800 |
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ISO1600 |
■ 露出ブラケティング
露出に迷ったときにはAEブラケティングを使うとよい。連写ダイヤルをBKTにセットするだけで、あらかじめメニューで設定しておいた枚数、露出幅で撮影してくれる。非常に高速で連写してくれるうえ、1枚ごとに画面がブラックアウトすることもないので、手持ちでもほぼ同一の構図で撮影ができる。
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2,112×2,816ピクセル / プログラムAE / 1/40秒 / F2.7 / ISO400 / 0EV(AEブラケティング使用) / WB:太陽光 / 7.3mm |
2,112×2,816ピクセル / プログラムAE / 1/50秒 / F2.7 / ISO400 / -0.3EV(AEブラケティング使用) / WB:太陽光 / 7.3mm |
2,112×2,816ピクセル / プログラムAE / 1/30秒 / F2.7 / ISO400 / +0.3EV(AEブラケティング使用) / WB:太陽光 / 7.3mm |
■ 作例
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2,112×2,816 / プログラムAE / 1/500秒 / F7.6 / ISO100 / 0EV / WB:太陽光 / 7.3m
ピット裏に並べられたレーシングカーのタイヤを撮影。日陰になっている部分もツブれそうでつぶれていない。ホイールの金属部分の質感も高く、立体感の感じられる描写となった |
2,112×2,816ピクセル / プログラムAE / 1/400秒 / F7.6 / ISO100 / 0EV / WB:太陽光 / 7.3mm/ ストロボ:強制発光
ストロボを発光させ、レーシングカーを印象的に仕上げた。ローアングルでの撮影だが、液晶モニターは明るく、フレーミングに苦労することはなかった |
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2,816×2,112ピクセル / ベストショット / 1/400秒 / F4.9/ ISO100 / +0.3EV / WB:オート / 81mm
ベストショットの「花を写す」に設定し、ズームを400mm相当の望遠でチューリップを撮影した。連写ダイヤルをBKTにセットし、AEブラケティングにて撮影。0.3EVの画像をチョイスした。ベストショットモードなどでもブラケット撮影ができるのが便利だ。 |
2,816×2,112ピクセル / プログラムAE / 1/200秒 / F2.7/ ISO200 / 0EV / WB:オート / 7.3mm
温室の花を撮影した。ISO感度の設定はオートにしてあったが、カメラが自動的に感度アップしISO200となった。発色に不満はないが、花の中心部の暗いところが少しノイジーなのが気になる |
■ URL
カシオ計算機
http://www.casio.co.jp/
製品情報
http://dc.casio.jp/product/exilim/ex_f1/
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塙 真一 (はなわ しんいち)スナップや風景写真、ペット、人物撮影のほかに、最近ではグラビアアイドルのDVDパッケージ写真やカレンダー撮影も精力的にこなす。ほとんどすべてのデジカメをテストする強者テスターというキャラクターでカメラ雑誌に好評連載を持つほか、パソコンやレタッチソフトなどの造詣も深くパソコン誌などの各誌にも連載を持つ。カメラ好きが高じて購入したデジカメの数は数十機にも登る。 |
2008/06/27 00:00
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