写真で見るコニカミノルタα-Sweet DIGITAL
Reported by 本誌:田中 真一郎
15日に発表されたコニカミノルタの「α-Sweet DIGITAL」は、待望のCCDシフト方式手ブレ補正機構を内蔵したエントリーモデルだ。
手ブレ補正機構以外にも、2つの金属製の大きなモードダイヤル、アイセンサーによる液晶モニターの自動ON/OFF機能など、エントリー機らしからぬ装備が奢られているのも注目されるところだ。
外観撮影が可能な機材を借用できたので、α-Sweet DIGITALの外観の詳細をお届けする。
レンズ左側のレンズ取り外しボタンの横に、フォーカスモードレバーがある。また、ボディ左側面にリモートレリーズの端子がある
右側面にはCFスロットカバー
シャッターボタンの前方にコマンドダイヤルを装備
CFは、ユーザー側に向くよう挿入。CFスロット脇にUSBポートがある
バッテリ室は底面に
1,500mAhのリチウムイオンバッテリを採用。CIPA準拠の撮影可能枚数は約550枚
ファインダー接眼部下にはαシリーズ独自のアイセンサーが設けられる
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細部の作りこみ
α-Sweet DIGITALはボディ単体で10万円前後のエントリーモデルであるにもかかわらず、質感を高めるべくボディ各部の作りこみがされているのが特徴。軍艦部の社名や機種名、ボタンの表記などには墨入れ処理が施され、モードダイヤルは金属製となっている。
左はホワイトバランスモードダイヤル。AWB、プリセット、カスタム、色温度設定が選べる。各ポジションでダイヤル中央のWBボタンを押し、液晶モニターで詳細を設定する
右は露出モードダイヤル。P/A/S/MとAUTOのほか、シーンセレクターもここで選択する
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各社エントリークラスとの比較
編集部にあったキヤノン「EOS Kiss Digital N」、ニコン「D50」、オリンパス「E-300」と並べてみた。直線基調の角ばったデザインのせいか、一見大きく見えるα-Sweetだが、こうして見るとボディ自体の大きさはむしろ比較的小さいことがわかる。
左からEOS Kiss Digital N、α-Sweet DIGITAL、D50、E-300(以下同)
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液晶モニター
α-Sweet DIGITALの液晶モニターは2.5型、約11.5万画素の低温ポリシリコンTFT。α-7 DIGITALでも搭載されていたナビゲーションディスプレイは、センサーでボディの姿勢を検知して、縦位置表示もできる。また、ディスプレイボタンの操作により、文字を大きく表示することも可能だ。
ファインダー接眼部下のアイセンサーにより、ファインダーに目をつけると液晶モニター表示がOFFになる機能も装備する。
ナビゲーションディスプレイ
大きな文字での表示も可能
縦位置表示
メニュー構成は同社のデジカメに共通
Fnボタンを押すとAFフレーム、AFモード、測光方式、調光補正、画像仕上げを設定できる
「画像仕上げ」では各シーンセレクターやPASMモードでの絵作りの詳細を設定できる
画像再生では16/9/4分割での表示が可能。これは16分割表示
9分割表示
4分割表示
タブブラウズモード。上部にフォルダ名がタブ形式で表示され、フォルダ間の移動が容易になっている
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URL
コニカミノルタ
http://konicaminolta.jp/
製品情報
http://konicaminolta.jp/products/consumer/digital_camera/a_sweet_digital/
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本誌:田中 真一郎
2005/07/25 00:00
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