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EXILIM ZOOM EX-Z1000【第4回】 |
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Reported by
本誌：伊達 浩二
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先日は、電車の車内でEX-Z1000の取扱説明書を熱心に読んでいる婦人をみかけて、あっ、売れてるんだと思ってはいたが、正直1位とは思わなかった。 これがBCNの言うように画素数競争の再燃かどうかはわからないが、自分が好感を持って使っているカメラが売れているというのは嬉しいニュースだ。 ついでに言うと、先週、北村智史氏のレビュー記事が掲載されたのも嬉しかった。全体に好評なこともあるが、作例が美しい。自分で言うのも恥ずかしいが、同じカメラでもプロが撮ると違うものだということがよくわかる。EX-Z1000の実力を知るという意味でも、ぜひご覧いただきたい。 さて、梅雨入りした東京は、今週末も雨と予想されていたので、今回は「夢の島熱帯植物園」に行くことした。 この植物園は江東区の夢の島公園内にあり、大きなドーム型の温室が中心なので、天気が悪い日に撮影に行くには良い場所の1つだ。 名前のとおり、熱帯地方の植物が中心に構成されてており、派手な色の花と滝が狙い目だ。通路はごく狭いので三脚は使えない。葉が茂っており、わざと光を遮っている場所もあるので、予想外に暗いところが多い。EX-Z1000では、弱めにストロボを併用する場合も多かった。 葉が茂っているためか、日陰の部分ではオートホワイトバランスのままでは色がずれてしまうことも多いので、途中からはマニュアルホワイトバランスで設定した。 また、EX-Z1000は、青や薄い緑はきれいに冴えた感じに写るのだが、深い紫や濃い緑はなんとなく薄い色になってしまうことがあった。晴天時の撮影では、実際の天候以上に晴れ渡った感じに撮れるので、それと引き替えという感じだ。EX-S20にもそういう傾向があったので、“カシオカラー”というべき特徴なのかもしれない。なお、色が薄く感じたときは、ストロボを併用することでやや改善されるので、お試しいただきたい。 入館した時はどんよりとした天気だったのだが、外に出てみると青空になっていたので外観を撮り直した。やはり、晴天時の写真はよく撮る。 ※作例のリンク先ファイルは、JPEGで撮影した画像をコピーおよびリネームしたものです。 ※写真下の作例データは、記録解像度(ピクセル)/露出時間/絞り値/露出補正値/ISO感度/ホワイトバランス/実焦点距離を表します。
■ ＵＲＬ カシオ http://www.casio.co.jp/ 製品情報 http://dc.casio.jp/product/exilim/ex_z1000/ 夢の島熱帯植物園 http://www.yumenoshima.jp/ BCNランキングの記事 http://bcnranking.jp/pickup/08-00008470.html ■ 関連記事 ・ 【新製品レビュー】カシオ EXILIM ZOOM EX-Z1000（2006/06/15） ・ カシオ、1,010万画素のコンパクト機「EX-Z1000」（2006/04/26） （ 本誌：伊達 浩二 ） 2006/06/21 01:27
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