2週目カメラの設定、上ブロックはISO400、絞りはF2.8、シャッタースピードが1/125秒。レンズは「28-75mm F2.8 SAM」(SAL2875)。焦点距離は左上が35mm、右上が30mm、中央が28mm、左下が28mm、右下が30mm。下ブロックはISO100、絞りF4、シャッタースピードは1/160秒。純正ストロボ「HVL-F58AM」を使用している。レンズは、28-75mm F2.8 SAM。焦点距離は左上が50mm、右上が35mm、中央が30mm、左下が40mm、右下が40mm。
久々のEVFでの撮影は、やはり慣れるまで少し時間が必要だった。特に今回、上ブロックの私服がこの日の撮り始めで、写真では明るく写っているものの、実際は結構暗く、この手のシーンは光学ファインダーの方が見やすいと個人的には思う。
とはいえ、慣れてしまえば、デジタル水準器表示や明るさはもちろん、クリエイティブスタイルがそのまま反映され、各種インジケータやグリッドラインの表示など、EVFならではのメリットがある。これはライブビューを見ながらの撮影にも当てはまることで、単に光学ファインダーを長年使っていたから、違和感を感じるだけなのだろう。日頃使っていればそれが普通になるし、最近のEVFはかなり見やすくなっているのも事実だ。
フォーカスは、「ワイド」、「中央に固定」、「ローカル(15点より選択)」を選ぶことができ、今回はすべて中央に固定で撮影している。基本的にファインダーがEVFなので、信用してシャッターを切っているが、特に上ブロックはF2.8と言うこともあり、中央でフォーカスロックしてから構図を決めるとピントが甘くなってしまった。
バッテリーはかなり小型。どの程度の枚数が撮れるのかなと思っていたが、予備で3つあったこともあり、心配はしていなかった。結果的に約500枚撮っても大丈夫。仕様上は330~380枚となっているが、筆者の場合、ほとんどの機能を使わないため、省エネ撮影となり、枚数が伸びている。
ストロボ「HVL-F58AM」は、α55のボディサイズから考えると、明らかにミスマッチ。特に縦位置で持った時、非常にバランスが悪くなる。しかし、調光精度は文句無し。流石ハイエンドだけのことはある。下ブロックの背景が白いので少しプラス補正し撮影したが、実に安定していた。αユーザーにはお勧めだ。
レイナちゃん、ブログによると1月14日~1月16日は、幕張メッセで行なわれる東京オートサロンにいるようだ。彼女に会いたい人は是非、遊びに行って欲しい。ちなみに筆者も初日は取材で終日会場。過去に撮った子も結構参加しているので、今から楽しみにしている。(続く)
actress渕脇レイナ@スタイルコーポレーション
photographer西川和久
α55
28-75mm F2.8 SAM
2011/1/14/ 00:00