9月号【野田彩加 + ペンタックスK-7】4週目
~オフショット編

 ここのところ4週目に触れているボディ内での「デジタルフィルター」、この「K-7」にも16種類入っている。中でも、たまに筆者がPhotoshopで処理をする「水彩画」や「色抽出」もあるのは興味深い。水彩画に関しては写真がまるで絵のようになるフィルターだ。被写体を選ぶが、はまると何とも言えない不思議な写真(絵?)となる。後者は例えば「赤い被写体だけ色を残し、ほかは全てモノクロ」と言った独特の雰囲気のある写真に……。大部分は白黒で赤い衣装だけとか、赤いルージュの色を出す的な用途で使うケースが多い。

 話は前後するが、K-7のカスタムイメージには従来の「鮮やか」、「ナチュラル」、「人物」、「風景」、「モノトーン」、「雅(MIYABI)」などに加え「ほのか」と言うのが増えている。ペンタックスの説明によると「色の芯を残しつつ彩度を控えめの仕上げ」となるようだ。もちろんこれらは撮影時にJPEGでも指定できるが、大容量のメディアが安価に買えるようになった今では、RAWで撮影し、現像で好きなイメージにする方が失敗は少ないだろう。今回も撮影時は「ナチュラル」でJPEG+RAWで撮っているものの、現像時に「人物」へ変更した。

 K-7の特徴として「視野率約100%のファインダー」が挙げられる。この価格帯のデジタル一眼レフカメラで約100%と言うのはなかなかのもの。が、実は筆者の場合「見易い」、「見辛い」は気にするものの、視野率は95%でも100%でもあまり気になる部分ではないのだ。と言うのも、はじめて触ったデジタル一眼レフカメラがキヤノン「EOS DCS 3c/1c」だったのがそう思う原因だと思われる。このカメラは銀塩のボディへそのままフィルムより面積の小さいCCDを入れた仕組みだったので、ファインダーの視野率は100%以上(ファインダーの中に実際写る部分が枠で囲まれている)。1年以上このような特殊なカメラを使っていたこともあり、視野率に関しては鈍感になってしまった経緯がある。

K-7+DA★ 55mm F1.4 SDM
ISO320 / WB:オート / F2.8 / 1/160 / RAW (Digital Camera Utility 4で現像で現像)



 下の2枚は、彩加ちゃんにK-7を持ってもらった写真だ。ご覧のように女の子の手でも十分収まるコンパクトなデジタル一眼レフカメラとなっている。最近、各社の発表を見ていると、どうも女性にアピールするカメラが多いように思える。真っ先に購入しそうな男性陣には既に行き渡っているので新たなマーケット開拓と言ったところだろうか。

actress野田彩加フィットワン
photographer西川和久
K-7
DA★ 55mm F1.4 SDM



西川和久
(にしかわ かずひさ) 1962年11月生まれ。もともとPC系のライター&プログラマーであったが、周辺機器としてデジカメを使い出してから8年。気が付くとグラビアカメラマンになっていたと言う特殊な経歴の持ち主。初めて使った一眼レフはCanon EOS DCS 1c。現在、dwango.jp(待受)のグラビアマガジン、着エロ系DVDのジャケ写などで活躍中!http://www.iwh12.jp/blog/

2009/9/25/ 00:00