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パナソニック「LUMIX G VARIO 7-14mm F4 ASPH.」

交換レンズ実写ギャラリー
Reported by 上田晃司
DMC-GH1 / LUMIX G VARIO 7-14mm F4 ASPH. / 約5.1MB / 4,128×2,752 / 1/320秒 / F8 / 0EV / ISO100 / WB:晴天 / 7mm

DMC-GH1に装着したところ。価格は12万4,950円。発売は4月24日

 LUMIX G VARIO 7-14mm F4 ASPH.は、マイクロフォーサーズマウント専用の広角ズームレンズだ。現在のところ使用可能なカメラは、パナソニックのLUMIX DMC-G1とLUMIX DMC-GH1。装着すると35mm判換算で14〜28mm相当の広角域を幅広くカバーすることができる。レンズ構成は、非球面レンズ2枚とEDレンズ4枚を含む12群16枚。広角レンズに起こりやすいディストーションや色にじみ、色収差を抑えたという。今回は、DMC-GH1と組み合わせて使用した。

 まずレンズを手にとって感じることは、手の平に軽々のってしまうその大きさだろう。F値固定の超広角ズームレンズながら、なんと約70×83.1mm(直径×最大長)というコンパクト設計。重量も約300gと軽量だ。ちなみにDMC-GH1のボディ重量が約385gなので、レンズとボディを合わせてもたったの約685g。持って歩いてもまったく苦にならない重さだ。

 レンズ鏡筒は、ほかのマイクロフォーサーズマウントのレンズと塗装、フォーカスリング、ズームリングなどとデザイン的な統一感がとれている。レンズ交換後、まったく同じフィーリングで操作できるのも利点だろう。ズームリング周辺の細かい距離指標も便利だ。また、固定式のレンズフードを採用しており、ズーム操作してもレンズフードからレンズが飛び出すことはなく、レンズフードの中でレンズが前後する。

 描写に関しても、全く問題を感じない。コントラストも高く、ヌケが良い印象だ。また、画面全体でシャープで、広角レンズに良く発生する、画像周辺の流れもほとんどない。広角端で水平線を撮影してもほぼ歪まない。良い意味でいえば完璧な描写だが、広角レンズ特有のディストーションを好むユーザーは少し残念かもしれない。さらに逆光にも強い、使用中にフレアやゴーストの発生に遭遇することはなかった。絞り開放付近で周辺光量落ちが生じるものの、F8くらいまで絞れば気にならなくない。

 最短撮影距離は0.25mなので、近接撮影もこなせる。最大撮影倍率は0.15倍。花や昆虫の撮影で、広角レンズ特有のパースペクティブや被写界深度を活かせるのもこのレンズの魅力だろう。また、7枚羽根の円形虹彩絞りを採用しているのでボケもきれいだ。

 もちろんDMC-GH1の動画撮影でも使用可能。LUMIX G VARIO HD 14-140mm F4-5.8 ASPH.のような「HDレンズ」ではないので、フルタイムAFは使用できないが、通常の民生用ビデオカメラでは真似できない、超広角映像を記録できる。特に風景撮影で重宝しそうだ。

 今まで超広角域が弱かったマイクロフォーサーズも、このレンズの登場で14mm相当からの超広角撮影が可能になった。DMC-G1のダブルズームキット「LUMIX G VARIO 14-45mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.」と「LUMIX G VARIO 45-200mm F4-5.6 MEGA O.I.S.」を組み合わせれば、35mm判換算で14〜400mm相当をカバー可能。1本増えるだけで、写真や動画の表現の幅が大きく広がるので、DMC-G1やDMC-GH1のユーザーにはオススメのレンズといえる。

  • 作例のサムネイルをクリックすると、リサイズなし・補正なしの撮影画像を別ウィンドウで表示します。
DMC-GH1 / LUMIX G VARIO 7-14mm F4 ASPH. / 約6.7MB / 3,000×4,000 / 1/500秒 / F4 / 0EV / ISO100 / WB:晴天 / 14mm DMC-GH1 / LUMIX G VARIO 7-14mm F4 ASPH. / 約5.1MB / 3,000×4,000 / 1/800秒 / F4.5 / +0.3EV / ISO100 / WB:晴天 / 14mm
DMC-GH1 / LUMIX G VARIO 7-14mm F4 ASPH. / 約4.5MB / 3,000×4,000 / 1/1300秒 / F4.5 / +0.3EV / ISO100 / WB:晴天 / 14mm DMC-GH1 / LUMIX G VARIO 7-14mm F4 ASPH. / 約4.9MB / 3,000×4,000 / 1/320秒 / F4.5 / +0.3EV / ISO100 / WB:晴天 / 12mm
DMC-GH1 / LUMIX G VARIO 7-14mm F4 ASPH. / 約5.5MB / 3,000×4,000 / 1/500秒 / F8 / +0.7EV / ISO100 / WB:晴天 / 13mm DMC-GH1 / LUMIX G VARIO 7-14mm F4 ASPH. / 約6.7MB / 3,000×4,000 / 1/125秒 / F4.5 / +0.7EV / ISO100 / WB:晴天 / 14mm
DMC-GH1 / LUMIX G VARIO 7-14mm F4 ASPH. / 約4.2MB / 2,752×4,128 / 1/1,600秒 / F5.6 / +0.7EV / ISO100 / WB:晴天 / 7mm DMC-GH1 / LUMIX G VARIO 7-14mm F4 ASPH. / 約5.2MB / 3,000×4,000 / 1/250秒 / F8 / 0EV / ISO100 / WB:晴天 / 13mm
DMC-GH1 / LUMIX G VARIO 7-14mm F4 ASPH. / 約5.1MB / 4,128×2,752 / 1/640秒 / F8 / +0.3EV / ISO100 / WB:晴天 / 7mm DMC-GH1 / LUMIX G VARIO 7-14mm F4 ASPH. / 約6.1MB / 3,000×4,000 / 1/320秒 / F8 / +0.7EV / ISO125 / WB:晴天 / 7mm
DMC-GH1 / LUMIX G VARIO 7-14mm F4 ASPH. / 約4.4MB / 2,752×4,128 / 1/250秒 / F10 / +0.7EV / ISO100 / WB:晴天 / 7mm DMC-GH1 / LUMIX G VARIO 7-14mm F4 ASPH. / 約5.5MB / 4,128×2,752 / 1/400秒 / F8 / +0.3EV / ISO100 / WB:晴天 / 7mm
DMC-GH1 / LUMIX G VARIO 7-14mm F4 ASPH. / 約6.4MB / 4,128×2,752 / 1/2.5秒 / F9 / 0EV / ISO100 / WB:晴天 / 7mm DMC-GH1 / LUMIX G VARIO 7-14mm F4 ASPH. / 約6.8MB / 3,000×4,000 / 1/160秒 / F8 / 0EV / ISO100 / WB:晴天 / 7mm
DMC-GH1 / LUMIX G VARIO 7-14mm F4 ASPH. / 約6.1MB / 4,128×2,752 / 1/500秒 / F9 / +0.3EV / ISO100 / WB:晴天 / 7mm DMC-GH1 / LUMIX G VARIO 7-14mm F4 ASPH. / 約5.2MB / 4,128×2,752 / 1/100秒 / F5 / 0EV / ISO125 / WB:晴天 / 7mm

DMC-GH1 / LUMIX G VARIO 7-14mm F4 ASPH. / 約5.1MB / 4,352×2,448 / 1/250秒 / F8 / +0.7EV / ISO100 / WB:晴天 / 13mm





上田晃司
(うえだこうじ)1982年広島県生まれ。アメリカ、サンフランシスコに留学し、写真と映像の勉強をする。学生時代にテレビ番組やCMを制作するものの人物写真に目覚め、写真家を目指すことを決意。帰国後、写真家塙真一氏のアシスタントしながらフリーランスのカメラマン、ライ ターとしても活動を開始。

2009/6/8 13:43


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