フォトアプリガイド

プラネットカメラ(Android)

スマートフォンで「リトルプラネット画像」が!

今回紹介する「プラネットカメラ」は、いわゆる“リトルプラネット”と呼ばれる惑星風加工が行なえるカメラアプリ。ドラゴンボールの界王星をイメージするとわかりやすいと思う。

本来であれば、Photoshopなどの画像編集ソフトを使って画像の左右両端を繋げて(Photoshopならフィルタ機能の「極座標」を利用)作成するのだが、本アプリを使えば手軽にリトルプラネット画像を作成可能だ。

価格は無料。試用バージョンは2.1.1。

「プラネットカメラ」は画像の左右両端を繋がるように加工するため、両端のイメージが似通っているほど“キレイ”なリトルプラネット写真ができる。遠景写真などとは比較的相性がよさそうだ。また、画像の両端が全く別の要素であっても、それはそれで味のある画像に仕上がる。

画像を選択すると、トリミングと回転が行なえる。トリミング位置を指定し「決定」をタップすれば、基本的な操作は終了。

あとは、調整用のスライダーを使って加工量を指定する。スライダーは、左に行くほど中央に収束し、右に行くほど中央が膨らむ。

また、調整スライダー右にある「反転」をタップすると、画像が180度回転する。リトルプラネット写真において重要な“空”の要素が中央になり、“地面”が外周を作り出す。反転する前と反転してからでは求められる要素が異なるため、加工元の画像はその意図に合わせて選択したい。

できあがった画像は、Facebookに投稿できるほか、本アプリのギャラリーへとポストできる。ポストした画像は、起動時に表示された「GALLERY」からチェック可能。

また「GALLERY」では、他ユーザーがアップロードした画像も閲覧できるので、参考にするとよいだろう。

「プラネットカメラ」は、どんな画像であっても加工は行なえるものの、元となる画像によっては“ただ加工しただけ”となってしまいがち。「ぼかし」や「パッチ」などの編集機能がないため、このアプリだけではつなぎ目の修正が行なえないので、その点を見越した画像選択を心掛けたい。