フォトアプリガイド:【iPhone】日の出と日没

〜朝日・夕日撮影のお伴に
Reported by 本誌:鈴木誠

 スマートフォン用のアプリを中心に、デジカメWatchがピックアップした「フォトアプリ」を随時紹介します。なお、機能や価格などの内容は執筆時のものです。

 朝日や夕日は根強い人気のある被写体だ。しかし、何時頃から撮影態勢に入ればよいのか見当がつかないこともあるだろう。

 今回紹介する「日の出と日没」は、そんなシーンで役立つ日の出と日没時刻の早見アプリだ。執筆時のバージョンは1.6。対応OSはiPhone/iPad互換のiOS 3.2以降。販売価格は115円(いずれも2011年1月24日現在)。

「日の出と日没」メイン画面

 アプリを起動すると、現在地における当日の時刻情報を表示する。日の出と日没の時間に加え、太陽が真南にくる南中時刻、市民薄明の始まりと終わりの時刻を確認できる。現在地以外の情報を参照したい場合は、アプリ内のデータベースから地名を探すか、緯度・経度・タイムゾーンを指定する。

地点情報のデータベース。日本国内の地名に英語が混在している部分もあった地点情報を手動登録しているところ。「使用して現在の位置」のボタンを押すと現在地の位置情報が入力されるので、名前を決めて保存する

 同アプリは無料ダウンロード可能なLite版「Sunrise Sunset Lite」も用意。機能面での主な差異は、現在地以外の場所を指定できる「場所」タブの有無。Lite版では現在地の情報のみ確認できるという制約で、操作感に差はみられなかった。いずれも日本語表記にあやしい部分が見られるが、使用上の問題はなかった。

 また、上位バージョンの「Sunrise Sunset Pro」(230円)も存在。こちらは「場所」(Location)タブのほかに「Position」タブが加わり、太陽の経路や端末の方位角などを表示できる。

 お気に入りの夕陽スポットを登録しておき、日没までのスケジュールを考えるといった用途には115円のバージョンで十分だろう。いずれにしても、まずはLite版で使用感を試していただきたい。

Lite版の画面。「場所」タブの代わりに上位バージョンとの機能差を表示する


(本誌:鈴木誠)

2011/1/28 00:00