写真展

三好和義写真展「永遠の楽園 沖縄」

(ニコンサロン)

本展では、40年前に沖縄で撮影した作品と、本展のために撮りおろした新作を同時に展示する。

40年前の作品は、作者が高校1年生の時に本土に復帰して間もない沖縄に一人で撮影旅行に出かけ、宮古島の漁師の手伝いをしながら撮影したもので、17歳の時、銀座ニコンサロンにおいて、最年少記録(当時)での写真展で展示した作品である。新作は、撮影場所が西の果ての与那国から南の果ての波照間にまで及び、40年前から撮りたいと思っていた奇祭や秘祭も撮影している。

作者は世界各地で「楽園」を求めて撮影してきたが、沖縄は、作者にとって、まさに「楽園」の原点である。本展は、再びニコンサロンでの開催にあたり、自分の原点に帰ろうと思っての写真展である。

なお、40年前の作品は、故郷の徳島にある蔵にしまっておいたものを文字通り「蔵出し」するものである。カラー45点・モノクロ30点。

(写真展情報より)

会場・スケジュールなど

  • ・会場:銀座ニコンサロン
  • ・住所:東京都中央区銀座7-10-1STRATA GINZA(ストラータ ギンザ)1・2階
  • ・会期:2015年4月8日水曜日~2015年4月21日火曜日
  • ・時間:10時30分~18時30分(最終日は15時まで)
  • ・休館:会期中無休
  • ・入場:無料

  • ・会場:大阪ニコンサロン
  • ・住所:大阪市北区梅田2-2-2ヒルトンプラザウエスト・オフィスタワー13階
  • ・会期:2015年5月14日木曜日~2015年5月20日水曜日
  • ・時間:10時30分~18時30分(最終日は15時まで)
  • ・休館:会期中無休
  • ・入場:無料

作者プロフィール


    1958年徳島県生まれ。中学時代より本格的に写真を始め、17歳の時、初めて個展を銀座ニコンサロンで開催(当時最年少記録)。大学時代より本格的にプロの写真家として活動を始める。在学時に自らの会社「楽園」を立ち上げる。27歳の時に初写真集「RAKUEN」を出版。同作で木村伊兵衛写真賞を受賞(当時最年少記録)。以降「楽園」をテーマに世界各国で撮影。近年は伊勢神宮、屋久島など日本の撮影にも力を入れており、作品「日本の世界遺産」は国際交流基金の手で、現在も世界中を巡回している。

    出版した写真集は50冊を超え、近著に「京都の御所と離宮」「富士山 極上の撮影術」「室生寺」などがある。

(本誌:河野知佳)