大沢利裕写真展「座頭鯨～ケラマへの回遊～」

今回の写真展は、国立公園・慶良間諸島に回遊して来るザトウクジラを１３年追い続けた取材記録です。

２０１４年３月５日、国立公園に指定された慶良間諸島。この海域には、ザトウクジラが毎年１～３月にかけ、アリューシャン列島，カムチャッカ半島近海等からが繁殖活動（出産・子育・交尾）の為に訪れ、赤ちゃんクジラに体力が付く頃、各々帰路に就きます。この慶良間海域は、ザトウクジラの雄大さ，豪快さ，また親子クジラの微笑ましい行動に触れる事ができる貴重な海域です。私達は、次世代に向けて、この海域の環境を大切に守って行かなければなりません。

近年、生物多様性の保全が注目される中、私は環境保全の業務に従事し、並行して希少動物を撮影、保護を発信する写真展の第三弾です。今回の写真展を通じてザトウクジラ保護への貢献を目的に、来場者数に応じて、「座間味村ホエールウォッチング協会」に寄付を致します。

今後もこうした活動で希少動物の保護に貢献していきたいと考えております。

（写真展情報より）