写真展告知

松本伸夫写真展「野良猫たちの朝 ~都会暮らしと公園暮らし~」

(オリンパスギャラリー)

東京の有名な繁華街の片隅で暮らす猫たち。

川崎の郊外にある公園で暮らす猫たち。

野良猫たちが一番活動的なのは早朝なので、この時間帯にターゲットを絞って撮影することにした。

街猫たちの朝は早い。夜明け前には活動を始めていて、人が増えてくる朝7時ごろには姿を隠してしまう。

公園猫たちは、少し朝寝坊だ。夜明けからしばらくして、早朝散歩の人たちから餌をもらえる時間に合わせて、顔を見せ始める。

街での暮らしは厳しい。人や車から身を守るために警戒心が強く、あまり接近させてくれないので撮影には苦労する。

公園での暮らしは、平和でゆったりとしている。人に慣れている猫も多く、かなり近づいて撮影しても全く気にしない。

街へ行くときも、公園に行くときも、単焦点レンズ1本しか持って行かない。猫との間合いを詰めるのは、レンズではなく自分の足だと考えているからだ。

その日持ってきたレンズで撮影できなかったものは、潔くあきらめることにしている。

街猫と公園猫の性格や暮らしぶりの対比を明確にするために、それぞれ、モノクロとカラーで表現した。

環境の違いはあるが、街猫も公園猫も、たくましく生きている。その日常の姿を写真に残すために、毎週撮影に通い続けた。

撮影期間は、2011年から2016年にわたる5年間となる。

出展作品数:モノクロ・カラー 約45点

【オリンパスギャラリー東京】3月3日~3月8日 松本 伸夫 写真展|オリンパスギャラリー東京 写真展一覧|ショールーム・ギャラリー&サービスステーション|オリンパス

会場・スケジュールなど

  • ・会場:オリンパスギャラリー東京
  • ・住所:東京都新宿区西新宿1-24-1エステック情報ビル地下1階
  • ・会期:2017年3月3日(金)~3月8日(水)
  • ・時間:11時~19時(最終日15時まで)
  • ・休館:木曜日
  • ・入場:無料

作者プロフィール

1961年 東京生まれ
1981年 学生時代にフィルム一眼レフを使い始める
2003年 野良猫写真を撮り始める
2008年 デジタル一眼レフを使い始める
2011年 個展「野良猫たちの朝」( コニカミノルタプラザ )
2015年 グループ展 「横浜赤レンガ倉庫 ねこ写真展」
2016年 グループ展 「横浜赤レンガ倉庫 ねこ写真展2016」