写真展

善本喜一郎写真展「JINDAIJI」Four Seasons

(オリンパスギャラリー)

撮影モチーフはどこにでもあります。特に絶景でなく、近くにある何でもない景色が心を和ませてくれます。今回の作品は自宅から1000m以内の光景、深大寺、神代植物公園の四季を日々の犬の散歩時や休日に撮ったなかから約50点を選びました。散歩カメラはコンパクトなもの、レンズもほとんどが単焦点、もちろん三脚もなく軽装です。心身ともにリラックスできる状況で気になったものを撮りました。視覚だけでなく、暑い寒いといった皮膚感覚、森や花の香りといった嗅覚、風で木々がゆらぐ音など五感を研ぎ澄ませ歩くだけでも、気持ちが和らぎリラックスできます。

「写真=それはかつてあった」(ロラン バルト)一枚の写真から「撮る人の思い」と「見る人の思い」が生まれます。写真の魅力は、それぞれの「感じ方の違い」にあり、そこにはコミュニケーションが生まれます。このコミュニケーションが楽しくて写真に惹かれているのかなと思います。会期中はできるだけ在廊する予定です。ギャラリートークも予定しておりますので、どうぞお気軽にご来場ください。

出展作品数:カラー 約50点

【オリンパスギャラリー東京】10月7日~10月12日 善本 喜一郎 写真展|オリンパスギャラリー東京 写真展一覧|ショールーム・ギャラリー&サービスステーション|オリンパス

会場・スケジュールなど

  • ・会場:オリンパスギャラリー東京
  • ・住所:東京都新宿区西新宿1-24-1エステック情報ビル地下1階
  • ・会期:2016年10月7日(金)~10月12日(水)
  • ・時間:11時~19時(最終日15時まで)
  • ・休館:木曜日
  • ・入場:無料

作者プロフィール

1960年生まれ、東京写真専門学校(現ビジュアルアーツ)で森山大道、深瀬昌久に学ぶ。平凡パンチ(マガジンハウス)特約フォトグラファーとなり表紙からグラビアとあらゆるものを撮影。ブルータス、ポパイ、ターザン、リラックス他でも活躍。2004年に広告写真家としての登竜門「年鑑日本の広告写真」に北島康介 Arena2002広告で入選(以後三連続入選)。これを契機に (APA)日本広告写真家協会正会員となり、現在は同協会理事としても活動。宣伝会議にて編集ライター養成講座、フォトディレクション講座などでも登壇。