イベントレポート

【CP+】エツミ、CULLMANNなど海外バッグをアピール

f.64からは小型リュックが サムライがセルフィーを披露!?

各種写真用品、アクセサリーやカメラバッグを取り扱うエツミブースでおそらくもっとも注目されていたのは、赤い鎧兜をまとった人物だった。手には刀ではなく、なにやらカメラがついた道具を持っていた。そして、よく見ると目が笑っていた。

手にしているものは「アクションポッド3WAY」(税別8,000円)という製品だった。

三脚ネジアダプターやGoPro用ロックネジ、ストラップを同梱する。セルフィー、カメラハンドル、ミニ三脚の3つの用途に使うことができる。

セルフィー使用時にはアームを曲げることで、アームが画面に写り込まない。ハイアングルや地面すれすれのローアングルにも使うことができ、テーブル三脚にもなる。

フォトフレーム製品としては木目調のフォトフレーム各種の展示に目が行った。スリムな「グレイン」(LからA4まで4サイズ、実勢価格・税別400円〜1,000円)は、ナチュラル、ブラウン、ブラックの3色。

また、ホワイトのカラーバリエーションが用意されているフレームも3種類。エレガントでナチュラル調の「メーベル」(L、ポストカード、2Lの3サイズ、実勢価格・税別700円〜900円)、2L兼用の「デュオ」(実勢価格・税別1,000円)、インテリア調フレーム「ピュール」(2Lサイズ、実勢価格・税別800円)など。

いずれも北欧系家具大型量販店などの家具とも調和するようなデザインだ。4月ごろ発売予定。

エツミは自社ブランドのほか、各種海外ブランドカメラバッグを取り扱っている。そのうちのひとつ、ドイツ「CULLMANN(クルマン)」ブランドカメラバッグとして、新シリーズ「STOCKHOLM(ストックホルム)」ショルダーバッグとハードケースを参考出品として手に取ることができた。店頭予想価格は8,000円から1万円前後になる見込み。

ハードケースは内部がブルーで、内容物を確認しやすい。

「BUCKLER(バックラー)」ブランドの「ミラーレスバッグ」(希望小売価格・税別4,300円)も名前のとおり、ミラーレスカメラに便利なバッグだろう。

「f.64」シリーズで目についたのは、トートバッグの「SCTS」(希望小売価格・税別1万1,500円)。

レンズをつけた一眼レフカメラをそのまま収納できるガンホルダータイプのカメラバッグ「NDHM」(希望小売価格・税別6,200円)。

同じシリーズの「NDHL」(希望小売価格・税別8,000円)。

また、大柄で大容量バッグという印象が強い「f.64」シリーズにしてはシンプルでライトなリュック型バッグ「RKS」(希望小売価格・税別1万1,800円)も展示されていた。

この「RKS」は一眼レフカメラボディ1台とレンズ3〜4本程度と通常の撮影であれば十分な容量のバッグだ。ブラックのほかにネイビーも用意されている。

自社ブランドカメラバッグ「TRUE」シリーズの「シュープリームSLR」(希望小売価格・税別10,500円)は3種のカラーバリエーションのあるショルダーバッグ。

イギリス「ビリンガム」のカメラバッグ「ハドレー」シリーズのカラーバリエーションも並んでいた。

ガラス並みの強度を持つ背面モニター用フィルム「ZERO PREMIUM」シリーズも大きく展示されていた。

特殊シリコン加工で衝撃に強く割れにくいほか、高い透過率と撥水性・撥油性を持つという。各種一眼レフカメラ・ミラーレスカメラのサイズが用意されている。オープンプライスだが、同社インターネット直販サイトでは税込2,710円。

さらには、LEDを用いたトレース台(トレーシングペーパーをトレースするための台)も「LEDトレーサー」。ネガやポジの確認にも使える。A2サイズが実勢価格2万円前後、A3サイズが実勢価格1万3,000円前後。

秋山薫

(あきやまかおる)1973年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科ロシヤ文学専修修士課程修了。月刊カメラ誌編集部、季刊カメラ誌編集長を経験。 Kindle電子書籍のカメラ本『ぼろフォト解決シリーズ』の撮影、執筆、編集を中心におもにカメラ・写真関連記事の編集者・写真家として活動している。