関西御苗場2017

株式会社シー・エム・エスは、出展審査を設けず、プロアマ関係なく誰でも申込可能な写真展「関西御苗場2017」を開催すると発表した。

会期は2017年9月15日（金）～17日（日）の3日間。会場は、海岸通ギャラリー・CASO（大阪府大阪市港区海岸通2-7-23）。開催時間は11時～18時（最終日のみ17時まで）。出展の申込みは、6月3日（土）12時（正午）よりWEBサイトにて開始している。なお、先着順につき、定員になり次第申し込みは終了する。

御苗場は、「自分の未来に苗を植える場所」という思いのもと、2006年より開催されている写真展。

今回の関西御苗場では、「2つのジャンル賞の設立」「海外の大規模写真イベントとの連携」「関西の写真学生による作品発表の場をつくる」という3つの取り組みが実施されている。

ジャンル賞の設立では、「モデルポートレイト賞」と「自然風景賞」という2つの賞を新設する。同社によると、毎回ポートレイトと風景をテーマにした多くの出展者がおり、その多くは技術レベルが高いという。そこで、表現豊かなこの2つのジャンルにスポットを当て、その表現者を応援することを目的に、ジャンル賞をスタートさせる。

海外の大規模写真イベントとの連携については、アジア圏（9カ国・150組）を中心に優れた写真家を選出して作品を発表する台湾の写真イベント「Wonder Foto Day」と連携。新たに「Wonder Foto Day賞」を設置する。また、同イベントに審査なしで「御苗場枠」として、無償出展ができる権利を受賞者に授与される。

関西の写真学生による作品発表の場をつくる点については、写真のことを日々考え、制作している若き才能たちが御苗場に集い、作品のプレゼンをする場を創出する。