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Phase One、「Capture One Pro 9.1」を公開

新ブルーリングレンズ2本の情報も

Phase One(フェーズワン)は3月17日、RAW現像ソフトの最新版「Capture One Pro 9.1」を発表した。Capture One Pro 9のユーザーは無償でアップデートできる。

新ワークフローツール

・回転方向の「最後からコピー」により、俯瞰撮影などでさらに使いやすくなりました。

・メタデータの「最後からコピー」により、コピーライトや、その他メタデータを含むことが可能になりました。

・回転可能なライブビュー:ライブビューは回転表示が可能になり、次の撮影でも設定した回転方向が維持されます。

・ショートカットの改善:多くのショートカットがワークフロー向上のために追加されました - カウンターリセット、レイヤーコントロール、選択等が追加されました。

アップデート内容より引用

新イメージ編集ツール

・彩度、明るさにのための新スキントーン均一ツール

・新カラーエディター:カラーエディター・スキントーンツールは彩度と明るさの均一性を調整するスライダーが追加され、不均等なスキントーンを補正するのに便利です

アップデート内容より引用

アセット管理ツール

・エクスポート/アウトプットキーワード制限:最終的なファイルをエクスポートする際のキーワードをコントロール、制限する機能

・XFカメラ対応のシーケンス・ツール管理(XF機能アップデート#2に搭載予定):XFカメラで撮影されたイメージに自動的にタグ付け

アップデート内容より引用

アセット管理ツールのアップデートに含まれるXF機能アップデート#2とは、Phase One XFカメラシステムの新しいファームウェア。低照度下でのAF精度が向上するなど、いくつかの更新が含まれている。

加えて、2本のXFシステム用レンズが発表された。

「Schneider Kreuznach 110mm LS f/2.8」と「Schneider Kreuznach 240mm LS f4/5」で、どちらも滑り止めラバー付き金属製レンズフードとアルミ削り出しAF/MF切り替えリングを採用する「ブルーリング」シリーズに含まれる。

Schneider Kreuznach 110mm LS f/2.8
Schneider Kreuznach 240mm LS f4/5

(本誌:折本幸治)