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軽量化を図ったジンバル雲台「ヘビーデューティマーク4」

ジンバル雲台向けの三脚も

ジョブデザイン・ジャパンは、ジンバル雲台の中型モデル「ヘビーデューティシリーズ」を一新し、ヘビーデューティマーク4(HD4)を2月1日に発売した。価格は税別7万6,000円。

ジンバル雲台とは、望遠レンズなど重量のあるレンズで動体を撮影するのに適した雲台。レンズの中心点をアームなどで支えることで、大きな力を加えずともスムーズに操作できるという特徴がある。

ヘビーデューティ マーク4は、前モデルであるヘビーデューティー マーク3(HD3)のスイングアーム部のリブ形状や本体内部コンポーネントなどを再設計することにより、積載強度(荷重)を変えずに軽量化した製品。

対応する三脚ネジは3/8で、変換アダプタを利用して1/4化した三脚での使用は保証の対象外となる。

外形寸法は210×260mm。重量は1,010g。推奨荷重は6.8kg以内、最大荷重は11.3kg。

新設計されたスイングアームは、肉抜きなどの工夫により強度を落とさずに軽量化された
本体アーム及び内部コンポーネントも軽量化され、前モデルから171g軽量した
小型望遠レンズやカメラボディで利用する小型レンズプレート(SF-NXKレンズプレート)が付属

また、ジンバルヘッドに最適という「アルゴンキン カーボン三脚」(TCF-36)も3月から発売される。税別9万7,000円。

地面から雲台取り付けベースまでの高さが90mmというローポジションに対応。ジンバルヘッドと組み合わせることで、腹ばい状態でもアングルの微調整が容易となる。

三脚ネジとは別に用意された雲台ロックネジ
脚部の開き角は3段階で固定
脚末端にはステンレススチール製の石突を装備

全高1,570mm、最低高90mm、縮長680mm、段数3段。脚径は36mm。重量は1,900g、最大許容重量は25kg。三脚ネジは3/8。

(飯塚直)