ニュース

ライカTの最新ファームウェアが公開

起動高速化、JPEG画質の向上など

 ライカカメラ社は12月17日、ライカT(Typ 701)の最新ファームウェアを公開した。

 バージョン番号は1.3。機能向上として、起動時間の高速化やJPEG画質の向上を含む。カメラが生成するJPEGに新たなトーンカーブを採用し、見た目の印象がDNGファイルに近づくという。

 また新要素として、画像再生時における自動回転機能の拡張、Mモードでの露出やP/A/Sにおける露出補正のライブビュー反映、Mアダプター使用時における拡大表示のダイヤル直接操作、望遠ズームレンズでのフォーカスリミットによるAF高速化などが加わっている。

 アップデートにはファームウェアを保存するSDカードと満充電のバッテリーが必要。

 ライカTは、APS-CセンサーとライカTマウントを採用するミラーレスカメラ。アルミ削り出しのユニボディ外装、大型のタッチ式モニター、Wi-Fi機能の内蔵を特徴とする。ボディ単体の実勢価格は税込23万7,570円前後。

(本誌:鈴木誠)