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カシオ、インターバル撮影ができる「EX-ZR850」

Wi-Fiリモート撮影にも対応

 カシオは、コンパクトデジタルカメラ「EXILIM EX-ZR850」を5月23日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は税別3万2,000円前後の見込み。ホワイト、レッド、ブルーを用意する。

 従来機「EX-ZR800」には無かったインターバル撮影機能やWi-Fi機能を搭載したモデル。

 インターバル撮影は、一定間隔で自動撮影を行い最長20日間に及ぶ被写体の変化を静止画で記録できる機能。また、その静止画を動画にすることもでき、花が咲く様子などを記録できる。

 Wi-Fi機能では、スマートフォンからライブビューを見て撮影するリモート撮影にも対応する。カメラの画像をスマートフォンに送信したり、スマートフォンでカメラ内の画像を参照することも可能。

 撮像素子は1/2.3型有効1,610万画素裏面照射型CMOSセンサーで、従来機と同じ。最高感度はISO3200。HSナイトショット機能ではISO25600の撮影も可能。フルHD動画も記録できる。

 レンズも従来モデルと同様、35mm判換算での焦点距離25-450mm相当 F3.5-5.9の18倍ズームを採用した。

 光学式手ブレ補正と高速連写合成を組み合わせた5軸手ブレ補正機能も引き続き搭載する。5段分の手ブレ補正が可能という。

 被写体をガラス玉に閉じ込めたような効果が得られる「宙玉」(そらたま)機能も装備する。

 0.17秒のAFや0.015秒のレリーズタイムラグといった高速レスポンス性能も継承した。その他、連写合成を利用した全焦点マクロ機能や背景ぼかし機能も利用できる。

 液晶モニターは約92万ドットの3型。記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。内蔵メモリーは49.9MB。バッテリーはリチウムイオン充電池「NP-130A」。

 外形寸法は107.4×60×30.7mm、バッテリーと記録メディアを含む重量は約225g。

(本誌:武石修)