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フォトイベント「CP+2014」の事前登録数が3割増に

 一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は1月27日、フォトイベント「CP+2014」(2月13日開幕)の来場者事前登録数が27日時点で2万259名となり、前回同期比133%だと発表した。

 来場者事前登録は2013年12月16日から開始しており、Webで登録することで1,500円の入場料が無料になる。27日現在の内訳は一般の登録が1万6,937名、ビジネスの登録が3,322名となっている。

 CP+は“総合的カメラ映像ショー”としてCIPAが主催する写真・映像用品や写真に関するイベント。会場はパシフィコ横浜。日程は以下の通り。

  • 2014年2月13日(木):12時~18時(10時~12時はプレミアタイム)
  • 2014年2月14日(金)~15日(土):10時~18時
  • 2014年2月16日(日):10時~17時

 27日時点のほぼ確定した出展社数は、115社・団体。小間数は956小間。2013年11月20日発表の114社・団体、949小間から僅かに増えた。

 また、登録が必要なセミナーやイベントの状況も明らかになった。一部のセミナー・イベントはすでに満席となっている。

 フランスのフォトコンテスト「LES ZOOMS」の入賞作品展と入賞者らによるパネルディスカッションが行なわれるが、この度ダヴィッド・ミショー氏が司会を務めることも発表された。

 「CP+において4Kテレビで写真を見るという提案をCIPAとして働きかけて欲しい」という要望について、CP+実行委員会 委員長の寺田俊夫氏は、「実用化に向けて興味がある。4Kモニターでは綺麗な静止画が楽しめると思う。前回から4Kの展示をしているメーカーはあるが、(CIPAからの働きかけは)今後の課題とさせて頂きたい」とした。

CP+実行委員会 委員長の寺田俊夫氏。

 また、「会場では無線LANの電波が繋がりにくかった」との指摘には、「無線LANの環境は整備しなければならないと考えており、スポット的な改良をする。前回よりは良くなるとみている」(寺田氏)と答えた。

 今回のワールドプレミア数について寺田氏は、「前回は35機種だったが、コンパクトデジタルカメラによって数が出ていた。コンパクト市場がシュリンクしているので、機種数で増えることは必ずしも望めない」と話した。

2014年1月~3月にフォト・ヨコハマ実行委員会が主催して行なうイベント「フォト・ヨコハマ」におけるイベントの紹介もあった。

(本誌:武石修)