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ニコン、Nikon 1やCOOLPIX用のLEDライト
Reported by 本誌:武石修(2013/9/5 13:49)
ニコンは、LEDライト「LD-1000」を10月に発売する。価格は1万500円。カラーはブラックとホワイト。
ミラーレスカメラ「Nikon 1」シリーズおよびコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX」に対応したLEDライト。定常光のためライブビューで光の加減を確認しながら静止画撮影ができるとしている。また、近距離で動画撮影時の補助灯としても利用できる。
LEDライト本体は付属のブラケットでカメラの三脚穴に装着する。そのため、ホットシューのないカメラでも使用可能。装着時にLEDライトをカメラの斜め前に出すことも可能で、レンズによって発生するケラレを軽減できるという。
LEDライト本体を手に持つなど、カメラから離してのライティングもできる。Nikon 1 Jシリーズや同Sシリーズでは、使用レンズよっては内蔵ストロボ使用時にケラレが発生していた。同シリーズはマルチアクセサリーポートが無いため、クリップオンストロボによるケラレ解消もできなかったが、LD-1000を使用することでケラレを回避できるとする。
発光部に拡散板を備えることで、拡散板のない製品に比べて柔らかく自然な影が表現できるとしている。
1m先の照度は約130lux(全点灯)、約65lux(半点灯)。照射領域は上下55度、左右72度。
電源は単4形電池×4本。連続点灯時間はアルカリ乾電池で約30分、ニッケル水素充電池で約70分、リチウム電池で約120分(いずれも全点灯時。半点灯時はそれぞれ倍になる)。
外形寸法はライトが約31.7×95×38.5mm、ブラケットが約31×133.5×6.5mm。重量はLEDライトが130g(アルカリ乾電池含む)、約86g(バッテリー除く)、ブラケットが約50g。
なおNikon 1シリーズ用のLEDライトは、2011年9月21日の発表会で参考出品されていた。
【2013年9月6日】記事初出時に価格を「1万5,00円」と記載しておりましたが、正しくは「1万500円」です。