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キヤノン、Wi-Fi搭載の30倍ズーム機「PowerShot SX510 HS」

 キヤノンは、30倍ズームレンズ搭載のレンズ一体型デジタルカメラ「PowerShot SX510 HS」を8月29日に発売する。直販価格は2万7,980円。

 同社のグリップ部分を持つレンズ一体型高倍率モデルでは、「PowerShot SX50 HS」(2012年9月発売、24-1,200mm相当50倍ズーム。EVF内蔵)と「PowerShot SX170 IS」(2013年8月発売、28-448mm相当16倍ズーム。CCDセンサー)の中間に位置する。新たにWi-Fi機能を搭載した。

 レンズは24-720mm相当F3.4-5.8。350mm相当の画角でシャッタースピード2.5段分の効果という手ブレ補正機構を搭載する。最短撮影距離(レンズ前)は広角側で0cm、望遠側で1.4m。

 ズーム撮影中、探索ボタンを押している間だけズーム倍率を下げて被写体を探しやすくするという「フレーミングアシスト機能」を搭載。元の画角の外は薄くグレーがかった表示となり、被写体を探すのが容易としている。またPowerShot SX510 HSでは、同機能内に「オート」設定を追加。顔認識機能と連動し、被写体が近づいたらズームアウト、遠ざかったらズームインといった自動追跡も行なうという。

 撮像素子は1/2.3型裏面照射型CMOSセンサー。有効画素数は約1,210万。ISO感度は通常時ISO80-3200(一部モードではISO6400まで可変)。映像エンジンはDIGIC 4。連写速度は約3.8コマ/秒。記録はJPEGのみ。シャッタースピードは15〜1/1,600秒。

 動画記録はH.264形式で最大1,920×1,080/24fps。

 液晶モニターは3型約46.1万ドット。

 対応記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。

 バッテリーはリチウムイオン充電池「NB-6LH」。撮影可能枚数は約250枚。バッテリーチャージャーが付属する。

 外形寸法は104×69.5×80.2mm。重量は撮影時約349g、本体約316g。

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(本誌:鈴木誠)