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【CP+】ケンコー・トキナー、大口径標準ズームレンズ「24-70mm F2.8」を参考出品

手ブレ補正付き「70-200mm F4」は5月に発売が決定

※2月15日(土)のCP+2014は、悪天候のため開催が中止になりました。2月16日(日)は通常通りの開催が予定されています。

 ケンコー・トキナーブースはZeta Quint(クイント)シリーズフィルター、AT-X 70-200mm F4、参考出品の24-70mm F2.8、L-Mリング、テレプラス、aostaカメラバッグシリーズ、そしてスリック三脚などに新たな展示を見ることができた。

ケンコー・トキナーブース

 参考出品されていたのが「AT-X 24-70 PRO FX」(24-70mm F2.8)。AF-MFクラッチを備えている。「なによりも画質で勝負」とのこと。価格、発売時期ともに未定。

参考出品の AT-X 24-70 PRO FX

 また、昨年のCP+2013でも参考出品されていた「AT-X 70-200 F4 PRO FX VCM-S」(70-200mm F4)は5月の発売が決まった。同社初のリング型超音波モーターを備え、高速なAFとフルタイムMFが可能。シャッタースピード換算4段分の手ブレ補正機構を持つ。価格は未定ながら実勢価格は11万円程度となるもよう。手ブレ補正機構と超音波モーターの精度が向上したほか、別売の三脚座を装着する部分にもラバーが巻かれている。

ATX 70-200 F4 PRO FX VCM-Sは実機を手にとって操作することができる。三脚座を取りつける部分にラバーが巻かれるようになった

 現在、レンズ保護用フィルターは各社ともに高級シリーズのラインナップ拡充をめざしている。ケンコーブランドで高級シリーズとして従来から展開しているZetaシリーズに新たに「Quint」のプロテクターとサーキュラーPLを用意した。いずれも8月発売予定で価格は未定。“Quint”とは“5”を意味し、「強化ガラス」、「ダストフリーコート」、「ZRコート」、「ジュラルミン枠」、「ガラス外周墨入れ」の5つの特徴を持つという。ビデオモニタを用意し強化ガラスにより割れにくいようすを映してアピールしていた。

強化ガラスなど「5つ」の特徴を持つZeta Quintフィルター
鉄球を落としてもガラスが割れないようすを映したビデオ。他社製品では割れてしまうという

 ライカスクリューマウント(Lマウント)レンズをMマウントボディに装着するL-M変換アダプターは、M型ライカのブライトスクリーン表示に合わせて35-135、50-75、28-90の3種を用意する。

L-M変換アダプター

「EOS M用接写リングチューブ」は、キヤノンEF-Mレンズの最短撮影距離を短縮できるアダプター。そのほか、同社EF-Sレンズ対応の1.4倍テレコンバーター「新テレプラス」、マクロ撮影時に撮影倍率を向上できるようヘリコイドを備えた「新マクロテレプラス」を展示。テレプラスはいずれもデジタルカメラに対応した画質向上と反射防止を意図した新たな光学系になっているとのこと。いずれも参考出品で発売時期や価格は未定。

EOS M用接写リングチューブ
「新マクロテレプラス(ヘリコイド付き)」(左)とEF-Sレンズ対応で1.4倍の「新テレプラス」(右)

 2013年に発売された撥水性を高めたバッグ「インターセプター」シリーズは大好評だったとのこと。製造に手間がかかるので、一時的に品切れになった時期さえあるという。今回新たに「インターセプター リュックタイプ」が加わった。ターポリン素材を用い、縫製の穴がないために撥水性が高いという特徴を持つ大容量のリュックタイプのバッグだ。インナーボックスを軽めにし、iPad Miniを収納できるポケットや背中が蒸れにくいパッドが特徴。カラーは黒、青、黄。5月発売予定で価格は未定。

「インターセプター リュックタイプ」は3色用意される
従来のインターセプターシリーズ同様に撥水性が高い
フラップを開けるとジッパーがあり、大きな機材を取り出す際に便利だ
インナーバッグの上蓋は左右で大きさが変えてある

 新シリーズとしては「インターセプターエクスチェンジ」シリーズも展示されていた。「タブレットメッセンジャー」(いずれもオープンプライス。想定売価は5,600円程度)、「メッセンジャー」(6,400円程度)、「リュック」(8,600円程度)、「ポーチ」(2,400円程度)が用意されている。カラーは黒、赤、青(メッセンジャーは緑)。

「インターセプターエクスチェンジ」シリーズ
メッセンジャーとタブレットメッセンジャーには着脱可能なEVA素材のインナーが用意されている

 このうちメッセンジャーは、ベルクロテープの音を嫌うユーザーのためにフラップがマグネットとバックルで開閉できる。縫製してあるために従来のインターセプターほどの撥水性の高さはないものの、大きめの布を用いるなどの撥水性を高める工夫が施されている。メッセンジャーとタブレットメッセンジャーには体にあたる側にEVA(エチレン・酢酸ビニル共重合体。ビーチサンダルなどに用いられている素材)の着脱可能なインナーがあり、クッション効果と蒸れ防止効果を持つ。4月発売予定。

 帆布製トートバッグも展示されていた。3月発売予定で想定売価は7,000円程度。底はターポリン素材で、濡れた地面に置くことも想定されているという。インナーバッグは2分割できるところがユニークだ。色は黒とベージュ。参考出品として縦形トート(5月発売予定、想定売価7,000円程度)もあった。

帆布のトートバッグは2色用意される
底はターポリンを用いて撥水性を高めてある
インナーバッグは2つに分けることができる
縦型トートバッグも参考出品されていた

 スリック三脚の新製品としてはカーボン4段でロングタイプの「カーボンスプリント634 FA」(3月21日発売、5万5,300円)および、ショートタイプ「同624FA」(4万6,800円)を展示。いずれもパイプ径22mmのナットロック式、自由雲台SBH-280BK付き。

カーボン4段三脚のショートタイプ「カーボンスプリント624 FA」
アルミ製で最伸長の高い「プロ700 LE4-TI」(左)と「プロ500LE5」(右)

 参考出品としてアルミ三脚として高く伸ばせる製品「プロ700 LE4-TI」(最伸長2,045mm)、「プロ500LE5」(最伸長1,855mm)が参考出品されていた。前者は4段ロング形でチタンカラー、後者は5段形で目の高さになる。鉄道撮影などでは高く伸びるものがほしいという声があるとのこと。発売時期や価格は未定。

「プロ700 LE4-TI」(左)と「プロ500LE5」(右)をそれぞれ伸ばしたところ

 アクセサリーとして目を引いたのがアルカスイス互換のL型プレート「アングルアダプター」と三脚と雲台をスピゴットで取りつける「スリックマウント」。後者は三脚と雲台のねじ部分にとりつけて、着脱をスムーズにするもの。いずれも発売時期や価格は未定だが1万円以下になるもよう。

アルカスイス互換のL形プレート「アングルアダプター」
三脚と雲台の着脱を容易にする「スリックマウント」
マウント部分はスピゴットになっている
どちらも中心にネジ穴があり、三脚と雲台に固定できる

 また、「スマートフォンアダプター」も参考出品。価格未定だが2,000〜3,000円程度になるとのこと。

参考出品の「スマートフォンアダプター」
三脚取りつけが可能で、アクセサリーシューを備える

 さらに、自立可能な一脚「スタンドポッド」も展示。運動会や入学式などスペースが限られた場所での使用に便利だという。2ウェイ雲台つきで最伸長は1,775mm、最縮長720mm。3月7日発売予定で8,580円。

自立可能な一脚「スタンドポッド」

 会場には新たにケンコーが取り扱うことになったミノックスの製品も展示され、歴代ミノックス製品が並べられている。リガミノックス(戦前、ソ連併合前のラトビアで作られたもの)も見ることができる。

歴代ミノックスのなかに、最初期モデルである「リガミノックス」も展示されている。1937年にエストニア人のヴァルター・ザップによりラトビアの首都リガのVEF社で製造されたもの。バルト三国のソ連併合を嫌い、戦後西ドイツへ移転し再建されたのが現在のミノックスになる