シグマ、「MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM」キヤノン用を8月5日に発売


 シグマは29日、マクロレンズ「MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM」のキヤノン用を8月5日に発売すると発表した。

MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM

 2月8日の発表当初、発売日と価格が未定だった製品。今回、キヤノン用の発売日が決定した。ニコン用とシグマ用の発売日は引き続き未定となっている。価格は11万7,600円。

 35mmフルサイズのイメージサークルに対応する中望遠マクロレンズ。手ブレ補正機構「OS」を搭載し、手持ちのクローズアップ撮影が容易に行なえるとする。等倍での撮影に対応する。

 高屈折率SLDガラス1枚、SLDガラス1枚を採用し、色収差、球面収差、像面湾曲を抑えた。2つのレンズ群を異なる量で動かすフローティングインナーフォーカスを採用することで、撮影距離の変化にともなう非点収差、歪曲収差の変動を低減。AF駆動には超音波モーターを利用する。「APO TELE CONVERTER」(別売)の併用で等倍以上の撮影も可能。

 レンズ構成は11群16枚。最短撮影距離は31.2cm。フィルター径は62mm。絞り羽根は9枚の円形。サイズは78.3×126.4mm(最大径×全長)。未定だった重量は725gに決定した。

 ケース、フード「LH680-03」、フードアダプター「HA680-01」が付属する。




(本誌:武石修)

2011/7/29 11:14