ボーゲンイメージングが「マンフロット株式会社」に社名変更

~マンフロットをコンシューマー向けの中核ブランドに

マンフロット株式会社のロゴ

 ボーゲンイメージング株式会社は1日、2010年1月1日から「マンフロット株式会社」に社名を変更すると発表した。

 ボーゲンイメージングが属する英バイテック(Vitec)グループが、新たに「マンフロット」(Manfrotto)をコンシューマー向けの中核ブランドに位置づける新グループ戦略に伴うもの。今後はマンフロットブランドにおいて、三脚や雲台を始めとするさまざまなカメラ用品を展開し、急成長するデジタルカメラ用品市場で確固たる地位を築きたいとしている。

 今回の新戦略のもと、アメリカ、ドイツ、フランス、イタリアのボーゲンイメージング社がすべてマンフロット社に社名変更する。

 また、現在ボーゲンイメージング株式会社が扱っている「ジッツオ」(Gitzo)、「カタ」(KATA)、「ナショナルジオグラフィック」(National Geographic)、「アベンジャー」(Avenger)、「ライトパネルズ」(Litepanels)、「ビジブルダスト」(Visible Dust)の各ブランドはブランドごとにWebサイトを立ち上げ、それぞれの特性に沿った製品の拡充を図る。新Webサイトは2010年春の開設を予定している。

 ボーゲンイメージング株式会社は、ジッツオ、マンフロット、カタなどを傘下に持つバイテックグループの国内における販売子会社として2005年11月に設立。2006年6月には、本庄株式会社からマンフロットおよびカタ製品の輸入を移管し、同7月には株式会社ケー・エフ・シーからジッツオの輸入を移管していた。




(本誌:武石修)

2009/12/1 14:48