パナソニック、手ブレ補正付きの45mmマクロレンズ

〜マイクロフォーサーズ用初の「ライカ」ブランド

LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S.

 パナソニックは、マイクロフォーサーズシステム準拠のマクロレンズ「LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S.」(H-ES045)を10月23日に発売する。価格は9万9,750円。

 フォトキナ2008などでパナソニックがモックアップを展示していた製品で、今回、正式に発売が決まった。焦点距離90mm相当(35mm判換算)の中望遠レンズ。等倍での撮影に対応する。

 従来の同社製マイクロフォーサーズレンズと異なり、「LUMIX G」ではなく、初めて「LEICA」(ライカ)ブランドをレンズ名に冠している。ただしフォーサーズ用の「LEICA D」と違い、マイクロフォーサーズ用は「LEICA DG」との表記になっている。また、MACRO-ELMARIT(マクロエルマリート)というレンズ銘は、ライカR用のレンズで知られている。

 光学式の手ブレ補正を搭載するのも特徴。DMC-GH1/GF1/G1の本体でのモード切替に対応する。また、フォーカスリミッターを備えており、最短撮影距離は0.15m、または0.5mに設定できる。

 レンズ構成は10群14枚。非球面レンズ1枚とEDレンズ1枚を採用する。7枚羽根の円形絞りを採用。

 フィルター径は46mm。本体サイズは63×62.5mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約225g。


(本誌:折本幸治)

2009/9/2 16:25