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インクカートリッジ里帰りプロジェクト、日本野鳥の会への寄付を開始
エプソン、キヤノン、デル、ブラザーが参加 野鳥を守る事業を支援
2017年3月29日 12:08
家庭用プリンターの使用済みインクカートリッジ共同回収活動「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」を実施しているプリンターメーカー5社(ブラザー工業株式会社、ブラザー販売株式会社、キヤノン株式会社、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、デル株式会社、セイコーエプソン株式会社、エプソン販売株式会社、株式会社日本HP)は、「公益財団法人 日本野鳥の会」への寄付を2017年4月1日に開始すると発表した。
「日本野鳥の会」は、自然と人が共存する豊かな社会の実現を目指している民間団体。全国約5万2千人の会員・サポーターが活動している。
プリンターメーカー5社は、「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」として年間50万円を拠出し、「日本野鳥の会」へ寄付を行う。また、この寄付を通じて「日本野鳥の会」が実施している「野鳥や自然を守る事業」や「野鳥や自然を大切に思う心を伝える事業」を支援する。
さらに、「日本野鳥の会」と「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」は、環境保全が共通の目的であることから、それぞれのネットワークを活用して互いの活動を広めていくことに賛同。協議を進めるという。
その一例として、使用済みインクカートリッジの回収箱上で特設ホームページを紹介し、回収に協力した利用者などが特設ホームページへとアクセスできる仕組みを検討する。
「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」によると、特設ホームページを通じて「日本野鳥の会」の諸活動に興味をもってもらうことで、環境に対する意識向上につながることを期待しているという。
「日本野鳥の会」では、会誌などを通じた「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」の活動紹介などを計画する。