ニュース
ニコン、「Capture NX-D Ver.1.4.3」「ViewNX-i Ver.1.2.4」など最新版をリリース
D5600に対応 NAS内のRAW画像が編集可能に
2016年11月24日 13:49
ニコンは11月22日、現像ソフト「Capture NX-D」をはじめとしたソフトウェアの最新版を公開した。
共通する主な変更点は、11月25日発売のデジタル一眼レフカメラ「D5600」に対応したこと。
加えていくつかの変更点が見られる。例えばCapture NX-Dでは、NASに保存したRAW画像の編集に対応。いずれのソフトもmacOS Sierra 10.12に対応した(NEF Codecを除く)。
Capture NX-D(Ver. 1.4.3)
D5600に対応しました。
[環境設定]の[表示]に[文字とアイコンのサイズ]を追加しました。
[環境設定]の[画像を開くアプリケーション]で、使用するアプリケーションで画像を開くときの[変換形式]を[JPEG]、[TIFF 8bit]、[TIFF 16bit]から選択できるようになりました。
印刷の設定ダイアログに、[サムネイルデータを使用する(ドラフトモード)]と、[カラープロファイルを指定する]を追加しました。
印刷の設定ダイアログの[情報を印刷]で付加できる印刷情報に、[ユーザーコメント]と[レンズ]を追加しました。
下記の現象を修正しました。
- [エディット]パネルの[調整]から[変更された調整を登録]で登録した調整ファイルを、再度Capture NX-Dを起動後に選択すると正しく調整内容が適用されない。
- NASに保存されている RAW 画像を編集することができない。
- Capture NX-Dで開いた画像とCapture NX 2やView NX 2など、他アプリケーションで開いた画像とで色味が異なることがある。
macOS Sierra バージョン 10.12 に対応しました。
OS X 10.9.5 が非対応になりました。
ViewNX-i(Ver. 1.2.4)
D5600に対応しました。
[印刷]の[印刷情報の詳細設定]で[レンズ]が選択できるようになりました。
[地図]で表示される撮影地を表すピンの色を識別しやすい色に変更しました。
アウトプットバーの[エクスポート]内にあった[ファイル変換]と[インデックス出力]を独立したアイコンにして配置しました。
アウトプットバーから[KeyMission 360/170 Utility]が起動できるようになりました。
KeyMission 360で撮影された静止画、動画には 360_Picture 、 360_Movie のようなアイコンを表示するようにしました。
[ファイル変換]の保存先でサブフォルダを作成すると[フォルダー名の作成ルール]が適用されないことがある現象を改善しました。
macOS Sierra バージョン 10.12に対応しました。
OS X 10.9.5が非対応になりました。
Camera Control Pro 2(Ver. 2.24.0)
D5600に対応しました。
D5のカスタムセッティング d3[レリーズモードの限定]に対応しました。
FT1を装着したNikon 1 V3を接続したときに、レンズ名にあるG、E、Dなどのレンズタイプを表示しないように変更しました。
Eタイプレンズを装着したニコンデジタル一眼レフカメラを接続したときに、Gタイプレンズと表記されることがある現象を修正しました。
macOS Sierra バージョン 10.12 に対応しました。
Picture Control Utility 2(Ver. 2.2.2)
D5600に対応しました。
macOS Sierra バージョン 10.12 に対応しました。
OS X 10.9.5 が非対応になりました。
NEF Codec(Ver. 1.30.0)
D5600で撮影したRAW(NEF)画像に対応しました。