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世界最広角 視野角250度の魚眼レンズ一体型カメラ

180度を超える広い視野 無料のVR変換サービスも

株式会社インタニヤは、視野角250度の魚眼レンズ一体型カメラ「Entapano(インタパノ)2」を9月28日に発売した。直販サイトでの販売価格は12万5,000円(税別)。

2014年に発売された「Entapano C-01」の後継モデル。

搭載する円周魚眼レンズの視野角を180度から250度に拡大。インタニヤでは「世界で最も広角な魚眼レンズ一体型カメラ」としている。

作例(インタニヤ提供)

レンズの開放F値はF2.8。画質にも注力しており、レンズ構成はED(特殊分散ガラス)レンズ1枚、SHR(超高屈折率ガラス)レンズ2枚を含む11枚。

最短撮影距離は50cm。固定焦点となっている。

デジタルカメラらしい外観だった前モデルに対し、新モデルは撮影時に手を写り込みにくくするため、前後に細長い形状となっている。上面にはシャッターボタンおよび水準器を装備。

撮像素子は1/2.3型CMOSセンサー。記録画素数は1,460万。

本体にSDHCメモリーカードスロットおよびリチウムポリマー充電池を装備。充電はUSB経由で行う。

本体からカメラの設定は行えないものの、各種設定を記述したSetup.txtを読み込ませることで、シャッタースピードやカラーバランスなどの設定が変更できる。

本体にGPSと電子コンパスを内蔵。画像に位置情報を記録できる他、円周画像の四隅に、緯度・経度などの情報を書き込む機能もある。

無料で使えるパノラマ変換サイト「Entapano VR」も用意されている。Entapano 2で撮影した画像をアップロードすると、パノラマVRに変換される。

Entapano 2で360度パノラマ撮影のためのPanorma Kitも別売で用意されている。