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「HELIAR-HYPER WIDE 10mm F5.6」VMマウントが7月21日発売

魚眼を除く35mm用レンズで最広角

  • 本誌：鈴木誠

2016年7月6日 12:56

コシナは7月4日、「Voigtländer HELIAR-HYPER WIDE 10mm F5.6 Aspherical」のVMマウント版を7月21日に発売すると発表した。

2月のCP+で6月発売と予告していたが、発売時期未定に変更されていた製品。新たな発売日が決定した。なお、同名レンズはEマウント版が先に発売済み。

HELIAR-HYPER WIDE 10mm F5.6 Asphericalは、35mm判において、魚眼レンズを除き最広角となるレンズ。イメージセンサーへの入射光線角度を最適化し、銀塩レンジファインダーカメラ用の超広角レンズなどで起こりがちな周辺部の色被りなどに配慮した。

Eマウント版との主な違いは、最短撮影距離が50cm（Eマウント版は30cm）、動画撮影用の絞りクリック切り替え機構が非搭載、などの点がある。希望小売価格は税別13万5,000円（Eマウント版は同15万5,000円）。

7月11日追記：記事初出時に同レンズを距離計連動と記載していましたが、10mm F5.6はVM版も距離計非連動だったため、該当部分を修正しました。12mm F5.6 IIIおよび15mm F4.5 IIIは、VM版のみ距離計に連動します。