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エプソン、写真館向けプリントシステム「CRYSTARIO」新モデル
K3インクで暗部の階調表現向上 ロール紙に対応
2016年6月20日 12:21
セイコーエプソンは、写真館向けプリンティングシステム「CRYSTARIO」(クリスタリオ)の新製品「PPPS-III」シリーズ2モデルを7月中旬に発売する。希望小売価格(税別)は「PPPS-3E」(プリンターユニット1台モデル)が43万8,000円、「PPPS-3EW」(同2台モデル、専用ラック付)が65万8,000円。
プロ向け写真機材イベント「PHOTONEXT 2016」(6月21日、6月22日)で展示する。
新たに最新の「Epson UltraChrome K3インク」を採用。フォトブラックインクの顔料粒子量を従来よりも約1.5倍増量したことで、暗部の繊細な階調表現が可能になったとする。また、カラーの階調も鮮やかに表現できるという。
さらにロール紙(17インチ幅)に対応したことで、プリント商材の幅が広がるとしている。
PPPS-3EWは、2つのプリンターに自動的に印刷ジョブを振り分けることが可能で、効率的なプリント作業が可能になる。
従来のCRYSTARIO同様、レイアウト、テンプレート作成、レタッチといった操作は専用ソフトで簡単に行えるようにした。