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カールツァイスからVRヘッドセット新モデル「ZEISS VR ONE Plus」

最大5.5インチのスマートフォンに対応

カールツァイスは、米国で開催中のE3(Electronic Entertainment Expo)で、VRヘッドセット「ZEISS VR ONE Plus」を発表した。発売時期は8月。価格は129ユーロ(約1万5,300円)。

スマートフォンを差し込んで使用するタイプのVRヘッドセット。カールツァイスが2014年に発売した「VR One」のアップグレードモデルにあたり、対応する画面サイズが4.7~5.5インチに大型化している(旧モデルVR Oneは4.7~5.2インチ)。

ヘッドセットに端末を差し込む際は、スマートフォン用のトレイを使用する。トレイに乗らないサイズのスマートフォンは使用できない。ヘッドセットを固定して装着するためのストラップは着脱式。

対応アプリはGoogle Cardboard用アプリ全般。視野角は約100度。サポートする瞳孔間距離(IPD)は55~77mm。

VR One Plusは、DJIのドローン「Inspire 1」シリーズの一人称視点モードに対応しているほか、スマートフォン内蔵機能のみでVRヘッドセット装着者の位置を検出する「Mobile Room-Scale VR」も利用可能。今後はGoogleのVRプラットフォーム「デイドリーム」にも対応予定としている。