デジカメ Watch

【年末特別企画】2007デジタルカメラ人気投票――結果発表

〜一眼レフカメラはニコンがワンツーフィニッシュ

 12月18日から約1週間にわたりご投票をいただいた「2007年デジタルカメラ人気投票の結果を発表します。有効投票数は4,864票でした。多数の御投票ありがとうございました。





 「2007年デジタルカメラ人気投票」は、デジタル一眼レフカメラ部門、コンパクトデジタルカメラ部門のそれぞれについて、「印象に残った機種」を最大5票まで投票するもの。2005年、2006年に続く3度目の企画で、対象は2007年に主要メーカーから国内で発売された機種。得票数の多いものから順位をつけている。


デジタル一眼レフカメラ部門



1位「D300」2,054票

 2007年に発売されたデジタル一眼レフカメラのうち、最も多くの得票を得たのがニコン「D300」だった。旧来のDXフォーマットを引き継ぐ機種で、視野率100%のファインダーなど、ミドルクラスにおける基本機能の充実度が評価された。さらにライブビューやゴミ対策機構といった市場のトレンドをを抜かりなく採用、さらに3Dトラッキングなどの新機能が話題を呼んだ。

 ニコン初のフルサイズモデル「D3」は、36.5%の得票を得て2位に。すでに画質面での高い評価が聞こえており、プロ機が充実した2007年においても突出した人気を得た。D300ともども、ライブビュー時のコントラストAFや3Dトラッキング対応の51点測距など、高感度画質とともに、撮影範囲を広げる新しい試みにも評価が集まったようだ。

 3位は、最後までD3と2位を争ったオリンパス「E-3」。今年は「Eシステム第2章」を掲げてイメージを一新、3機種を投入した。中でも注目されたのが、4年ぶりのフラッグシップモデルとなるE-3。世界最速のAFを採用し、さらに超音波モーターレンズを投入するなど、注目度は高かった。


2位「D3」1,773票 3位「E-3」1,699票

 4位に付けたのはキヤノンの「EOS 40D」。こちらも基本機能を着実に底上げしつつ、同社初の位相差AFに対応したライブビューなどの新機能を搭載。昨年のEOS Kiss Digital Xに引き続き、ゴミ対策も搭載した。AFやファインダーの強化に期待したユーザーも多かっただろう。

 5位と6位には、オリンパスの「E-410」と「E-510」が仲良くランクイン。E-410は、エントリークラスとして貴重なライブビュー対応モデルでもあり、ライブビューを市場に広めた功績は大きい。E-410をベースに手ブレ補正機構を搭載したE-510により、オリンパスはライブビュー、ゴミ対策、ボディ内手ブレ補正を完備。なお、本企画でオリンパスが5位圏内に入ったのは、今年が初めてだ。


4位「EOS 40D」1,269票

5位「E-410」1,039票 6位「E-510」881票

 7位はソニーの「α700」。参入第1弾のα100から約1年、ついにミドルクラスが登場したとあって、発売を喜んだαファンは多いだろう。凝りに凝った縦位置グリップの復活も、ファンにはうれしい話題だ。

 8位はフルサイズCMOSセンサーを搭載するキヤノン「EOS-1Ds Mark III」。35mm判の撮像素子で、ついに2,000万画素を突破した意義ある1台。「EOS-1D Mark III」(13位)からライブビュー、ファインダー、AF、新型バッテリーなどを受け継ぎ、より完成度を増した。


7位「α700」789票 8位「EOS-1Ds Mark III」724票

 9位はパナソニックとして2台目のデジタル一眼レフカメラ「LUMIX DMC-L10」が入った。ライブビュー時には、コントラストAFに加えて顔認識まで使用可能。先進機能が評価を得たようだ。またE-3と同様、フリーアングル液晶モニター+ライブビューの使い勝手が気になっている人は多いのでは。

 10位は富士フイルムの「FinePix S5 Pro」。ハイダイナミックレンジの重要度を世に知らしめたという点で、今回も話題を呼んだ。さらにD200相当のボディを手に入れ、カメラとしての完成度も高まっている。


9位「LUMIX DMC-L10」616票 10位「FinePix S5 Pro」582票

 今年は中級機とプロ機が豊作だったことを受け、圏内には技術の粋を凝らした上級機が並んだ。今年の新製品に投入された技術が、来年には幅広いクラスの機種に波及することを期待したい。


コンパクトデジタルカメラ部門



1位「GR DIGITAL II」1,715票

 1位はリコーの「GR DIGITAL II」。2位に500票近い差をつけて首位に立った。並ぶもののない広角単焦点モデル「GR DIGIATL」の後継機種だ。投票者の35.3%が支持した。

 投票の受付期間、2位と3位を巡って接戦が繰り広げられた。最終的にはキヤノン「PowerShot G9」がリコー「Caplio GX100」を下して2位に。どちらも高機能とカメラらしい操作性を特徴とした機種で、さらに4位にはニコン「COOLPIX P5100」がランクイン。デジカメWatch読者の嗜好の一端がうかがえる結果となった。


2位「PowerShot G9」1,251票

3位「Caplio GX100」1,185票

4位「COOLPIX P5100」773票

 5位は28mm相当のズームレンズを搭載した薄型モデル、キヤノンの「IXY DIGITAL 910 IS」。広角レンズが支持される中、定番モデルの底堅い強さを見せつけた。6位の「Caplio R7」も広角28mm相当からのズームレンズを搭載。なお10位圏内のランクイン数としては、リコーの3機種が最多となる。


5位「IXY DIGITAL 910 IS」498票
6位「Caplio R7」452票

 7位はオリンパス「μ795SW」。同社の防水デジカメシリーズのうち、上位機種にあたる。8位は富士フイルムの「FinePix F50fd」。名機「FinePix F31fd」の後継機で、待望の手ブレ補正機構を搭載した。

 9位はカジュアルボディに10倍ズームを搭載する流れを切り開いたパナソニック「LUMIX DMC-TZ1」の後継モデル、「LUMIX DMC-TZ3」。10位はオリンパスの18倍ズーム機「CAMEDIA SP-560UZ」がラインクインした。


7位「μ795SW」406票
8位「FinePix F50fd」373票

9位「LUMIX DMC-TZ3」369票
10位「CAMEDIA SP-560UZ」346票

 10位中、6機種が広角ズームレンズを搭載。さらにほぼすべての機種が手ブレ補正機構と顔検出機能を備えるなど、撮影機能が横並びになりつつある。そのせいか6位以下は大変な混戦となり、惜しくも圏内を逃した機種がいくつもあった。また、年内にモデルチェンジを行なった商品サイクルの短い機種は、票が分かれて不利になるケースが見られる。高級感やカメラらしさを打ち出した上位陣のコンセプトがどこまで支持されるか、今後も注目だ。


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編集部

2007/12/27 00:05
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