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青春18きっぷで行く週末撮影旅行

〜K100D SuperでSLを撮る

青春18きっぷ。1日分ごとにスタンプを押してもらうことで有効になる
 JRが期間限定で発行する乗車券「青春18きっぷ」をご存じだろうか? 青春18きっぷはJR北海道、東日本、東海、西日本、四国、九州の全線で普通列車の乗り降りが自由にできる期間限定の割引乗車券だ。

 今回、この切符を使って撮影旅行に出ることにした。カメラは発売間もないペンタックスK100D Superを使ってみた。行き先はSLも走っている静岡県の大井川だ。青春18きっぷの使い方も含めてレポートしたい。


 撮影データのある写真のリンク先ファイルは、JPEGで撮影した画像をコピーおよびリネームしたものです。また、作例で使用したカメラはすべてK100D Superです。

 作例下の撮影データは、使用レンズ/記録解像度(ピクセル)/露出時間/絞り値/露出補正値/ISO感度/ホワイトバランス/実焦点距離を表します。


青春18きっぷとは

K100D Super
 青春18きっぷは、かつて「青春18のびのびきっぷ」と呼ばれていた企画乗車券だ。筆者も誤解していたが、“青春18”と書いてあっても、18歳までしか利用できない、というものではなく誰でも利用可能だ。1枚で1日間(基本的に0時〜24時)有効な乗車券が、5日分1セットになっていて、価格は1万1,500円。毎年春、夏、冬の3回発行しており、今夏季の場合、発売期間は7月1日〜8月31日、利用期間は7月20日〜9月10日となっている。5日分で1万1,500円なので、1日分にすると2,300円。つまり2,300円で普通列車に乗り放題のお得な切符ということができる。

 1人で5日分利用することはもちろんだが、複数人で同時に利用することも可能だ。ただし、切符を切り離して利用することはできないので、複数人が離れた場所で同時に利用することはできず、同一行動となる。

 基本的に、普通列車や快速列車でのみ利用可能。JR宮島連絡船(宮島口〜宮島)でも利用できる。ただし、新幹線、特急、急行などの優等列車には利用できない。夜行快速列車のムーンライトえちごやムーンライトながらの乗車は可能だが、指定席券を別途購入する必要がある。また、石勝線の新夕張〜新得間のみの乗車、海峡線の蟹田から木古内間のみの乗車、宮崎〜宮崎空港間のみの乗車に限って利用できる。なお、私鉄や第三セクター鉄道などの鉄道区間では利用できない(乗車券を別途購入する必要あり)。

 同乗車券の最大のメリットは、長距離乗車券で可能な途中下車以外に、逆方向への乗車が可能なこと(長距離切符は、目的地へ向けた一定方向への乗車しかできない)。ただし、先に書いた様に優等列車で利用できない以外に、新幹線の開通などの事情によって第三セクター化した旧JR路線などでは利用できないというデメリットもあり、その場合乗車券を別途購入する必要がある。例えば、幹線の1つである東北本線の一部が第三セクター化(IGR=いわて銀河鉄道など)してしまったため、東京から本州北端を目指す場合には太平洋側や日本海側などへ回避して旅する必要があったりと、利用には工夫が必要だ。

 青春18きっぷは、初めて乗車する際に駅員に切符を提示しスタンプを押してもらうことで有効になる(車掌の捺印も有効)。自動改札は利用できないので注意しよう。日付が変わった時にもスタンプを押してもらう必要がある。


今回使用した機材。ペンタックスK100D Superに装着したレンズは、DA 18-55mm F3.5-5.6 AL。左はフォトストレージのキヤノンM80。レンズは左上から、DA 50-200mm F4-5.6 ED、DA 12-24mm F4 ED AL (IF)、DA AL 16-45mm F4 ED AL
 会社勤めの人が週末を利用することを想定して、1泊2日の撮影旅行を計画してみた。東京を土曜日の早朝に出発して、日曜日の夜に戻ってくることを条件に作品が撮れそうな場所を探した。今回は、東海道本線を使って西に向かい、静岡県を流れる大井川に沿って走るSL(蒸気機関車)を撮影することにした。

 さらに大井川鐵道を上流に向かって進むと、日本で唯一のアプト式鉄道など珍しい列車を撮影することもできる。その周囲は、渓谷が広がっており初夏の大自然をファインダーに収めることもできそうだ。

 2日目は、夢の吊り橋が架かる寸又峡を訪れる。寸又峡にはハイキングコースがあり、自然の中を歩きながら撮影できる。夕方には金谷駅に戻り、東京には夜頃到着する行程だ。

 今回撮影に使用したカメラは、12日に発売されたばかりのペンタックスK100D Super。小型軽量ながらボディ内手ブレ補正を搭載し、新たにゴミ除去機能を搭載したモデルだ。レンズはsmc DA 18-55mm F3.5-5.6 AL、smc DA 50-200mm F4-5.6 ED、DA 12-24mm F4 ED AL (IF)、DA 16-45mm F4 ED ALを用意した。加えて、キヤノンのフォトストレージM80と三脚も持参した。


初日は大井川本線のSLを撮影

大井川鐵道の金谷駅前に立つ筆者。ここでは駅弁を購入できる
 東京駅から大井川本線の金谷駅までは、JR東海道本線を使用する。今回青春18きっぷを使用するのは、この区間のみだ。通常の乗車券を使うと片道3,570円かかるので、往復では2,540円節約できる。東京駅6時7分発の熱海行きに乗車し、途中熱海と静岡で乗り換える。JR金谷駅到着は9時57分だ。JR金谷駅と大井川本線の金谷駅は接しているのですぐに移動できる。

 大井川本線を運行しているのは、名古屋鉄道のグループ会社である大井川鐵道(鉄道ではなく鐵道)だ。愛称は大鐵(だいてつ)。本線は、金谷駅〜千頭の約39.5kmを結ぶ鉄道路線。全区間が電化された単線で構成されている。また、旧日本国有鉄道が無煙化(蒸気機関車の全廃)した直後から、蒸気機関車による列車の運用を再開したことでも知られる。


金谷駅で大井川線自由きっぷを購入
 金谷駅から大井川本線に乗車する際に便利なのが、大井川線自由きっぷだ。3,620円で大井川本線のすべての駅(金谷駅を除く)で自由に乗り降りできる。購入日から2日間有効なので、現地で1泊して次の日も使えるのが良い。通年で発売している。

 新金谷〜千頭間の普通乗車券の料金が大人1,810円であることを考えると、もし利用区間が全線であれば1日の利用でも元が取れるようになっている。なお、金谷〜新金谷間は往路復路とも有効であるが、復路で使用すると利用期間が1日であっても改札で回収されてしまうので注意が必要。これを回避するには、新金谷駅で下車して新金谷〜金谷間の普通乗車券を購入すると良い。

 ほかに、大井川全線フリーキップ(金谷〜千頭〜井川間・寸又峡温泉方面バス乗り自由、5,000〜6,600円)、大井川・あぷとラインフリーキップ(金谷〜千頭〜井川間乗り降り自由、4,200〜5,500円)、井川線フリーキップ(千頭〜井川間乗り降り自由、1,800〜2,300円)などの割引券もある。なお、各種割引切符の価格は、時期によって料金が異なり、通年では発売されないものあるので同社のWebサイトなどで確認して欲しい。


金谷駅からは電車で川根温泉笹間渡駅まで移動 車内。元は特急車両だけに快適だ

金谷駅で買った「東海道金谷宿辨当」(900円)。炊き込みご飯に天ぷらなどが付く こちらは「大井川ふるさと弁当」(900円)。オリジナルのSL絵はがきが入っている

 大井川本線を走っているSLの姿を外から撮影するため、金谷駅からの撮影ポイントがある川根温泉笹間渡駅まで電車で移動する。金谷駅から10時21分発千頭行きに乗り、10個目の駅である川根温泉笹間渡で降車する。金谷駅で買った駅弁をこの間に食べることができた。今回撮影地点に選んだのは、川根温泉笹間渡駅から右に歩いて10分ほどの場所にある鉄橋だ。撮影ポイントに到着してまもなく、金谷駅を11時48分に出発したSLが橋を通過することになる。

 SLの撮影では、フレーミングをある程度事前に決めておくと撮影しやすいので、三脚があると便利。ピントはあらかじめセットしておいて、SLが走ってきたところでシャッターを切る。そのために、ケーブルレリーズかリモコンもあるといいだろう。


川根温泉笹間渡駅 今回は鉄橋を撮影ポイントに選んだが、駅で撮影することもできそうだ

35mm判換算で300mm程度の望遠レンズがあるとうまく収まる
DA 50-200mm F4-5.6 ED / 3,008×2,000 / 1/250秒 / F8 / 0EV / ISO400 / WB:オート / 200mm
DA 50-200mm F4-5.6 ED / 3,008×2,000 / 1/100秒 / F8 / -0.7EV / ISO200 / WB:オート / 58mm

SLの撮影ポイント。川根温泉笹間渡駅の少し手前にある
 撮影ポイントとなる川沿いの土手の上から鉄橋までは距離がある上、SLの編成が機関車を含めて5両と短いこともあり、ある程度の望遠レンズがあるとうまく収めることができそうだ。今回は50-200mm F4-5.6の望遠端を使用することで、林の中から出てくる列車を写すことができた。

 当日はあいにく、雨が降ったり止んだりの曇り空。シャッタースピードを稼ぎたかったので、ISO感度をあげて撮影した。晴れていれば青空に加え、背景の山々もくっきり撮たと思うと残念ではある。

 SLの撮影が終わったら、川根温泉笹間渡駅から大井川本線の終点千頭駅に向かう。千頭駅では、SLが客車の入れ替え作業を行なう風景などを撮影できる。


大井川本線から井川線に乗り換える千頭駅
 千頭駅からは大井川鐵道井川線で、次の撮影ポイントである奥大井湖上駅に向かう。井川線の愛称は南アルプスあぷとライン。井川線は、千頭駅〜井川駅の約25.5kmを結ぶ単線鉄道だ。

 なかでも、アプトいちしろ駅〜長島ダム駅間は、日本で唯一のアプト式で運用している。また、アプト式の専用電気機関車による推進(プッシュ)または牽引(プル)方式で、1,000mの区間で90mの標高差を上り下りする日本で最大の高勾配区間でもある。千頭駅から奥大井湖上駅間は690円だ。

 井川線の車窓からは付近の山々と、下を流れる大井川の風景を見ることができるほか、途中あぷといちしろ駅アプト式の機関車の連結シーンなどを列車から降りて見ることもできる。


千頭駅ではホームから停車中のSLをDA 50-200mm F4-5.6 ED / 3,008×2,000 / 1/100秒 / F5.6 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 200mm 千頭駅。広角レンズで転車台とSLをフレーミングした
DA 12-24mm F4 ED AL (IF) / 3,008×2,000 / 1/500秒 / F5.6 / -0.3EV / ISO200 / WB:オート / 12mm

DA 50-200mm F4-5.6 ED / 3,008×2,000 / 1/250秒 / F5.6 / -0.7EV / ISO200 / WB:オート / 200mm DA 50-200mm F4-5.6 ED / 3,008×2,000 / 1/200秒 / F5.6 / -0.7EV / ISO200 / WB:オート / 58mm

 奥大井湖上駅は、その名の通り長島ダムによってできるダム湖の上にある。駅の両側には奥大井レインボーブリッジが懸かり雄大な景観が広がっている。奥大井湖上駅からレインボーブリッジを歩いてわたり、湖を挟んで反対側の道路に出ることができる。この道路が撮影ポイントになっており、レインボーブリッジを見下ろす形で撮影ができる。途中急な階段や山道になっているので注意して歩く必要があるが、レインボーブリッジを通過する列車を収めることが可能だ。


長島ダム駅でアプト専用機関車を切り離すDA 50-200mm F4-5.6 ED / 3,008×2,000 / 1/160秒 / F8 / 0EV / ISO400 / WB:オート / 200mm 井川線では、車内からダム湖の景色などを撮ることもできる

奥大井湖上駅の直前にあるレインボーブリッジ 橋の中央が湖上駅。水面からの高さは70mある

奥大井湖上駅には、鳴らすと願いが叶うというベルDA 50-200mm F4-5.6 ED / 3,008×2,000 / 1/250秒 / F4.5 / -0.3EV / ISO200 / WB:オート / 115mm レインボーブリッジを通過
DA 50-200mm F4-5.6 ED / 3,008×2,000 / 1/320秒 / F8 / 0EV / ISO400 / WB:オート / 200mm

奥に湖上駅が見える。橋を歩いて渡ったところ
DA 12-24mm F4 ED AL (IF) / 3,008×2,000 / 1/125秒 / F8 / +0.3EV / ISO200 / WB:オート / 12mm
DA 50-200mm F4-5.6 ED / 3,008×2,000 / 1/100秒 / F8 / +0.7EV / ISO200 / WB:オート / 200mm

 今日の宿がある接阻峡温泉駅は湖上駅の次だが、今回は撮影をしながら徒歩で向かうことにした。レインボーブリッジの撮影が終わったら、県道388号を移動し接阻峡温泉駅近くの民宿へと向かう。

 県道のトンネルを抜けてしばらく歩くと、不動の滝が左手に現れる。滝は道の下まで続いており、階段もあるので降りることができるが、カメラに水しぶきがかかる可能性があったので道路の脇から撮影した。


レインボーブリッジの上は歩くことができる 接阻峡温泉駅に向かう途中で不動の滝を撮影

不動の滝
DA 12-24mm F4 ED AL (IF) / 3,008×2,000 / 1/10秒 / F7.1 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 12mm
DA 50-200mm F4-5.6 ED / 3,008×2,000 / 1/4秒 / F7.1 / +2EV / ISO200 / WB:オート / 105mm

県道をしばらく歩けば、接阻峡温泉駅はもうすぐだ
 不動の滝を通り過ぎると、接阻峡温泉駅はもうすぐだ。宿泊するのは、接阻峡温泉駅の間近にある民宿なかむら。当初の計画では、宿に荷物を置いて、周辺を撮影する予定だったが、天候が悪化したためあきらめることにした。

 宿に着いたらバッテリー類の充電などを忘れずにセットする。その後、今日撮影した画像をフォトストレージにコピーし、ピントなどの確認をした。荷物を減らしたい旅行で、ノートPCを持たずに画像の保存と確認ができるフォトストレージはやはり便利だ。

 K100D Superは単3電池使用のカメラだが、アルカリ乾電池を使用したところ数十枚しか撮影できなかった。アルカリ電池は緊急用と考えて、常用にはニッケル水素充電池かリチウム電池を用意したい。


16時過ぎに宿に到着した 宿ではクルミ饅頭を食べることができた

 宿の食事は、地元で採れたという食材が並んだ。こうした料理を撮影するのも楽しみのひとつだろう。料理の撮影はストロボありとなしで撮影した。レンズは、開放F値が比較的明るい16-45mm F4を使用した。ストロボを使用せずに撮影したそばの写真は、開放とは思えない綺麗な写りだ。


夕食。炊き込みご飯、やまめの塩焼き、芋がらの和え物、茶碗蒸しなどが並ぶ 猪鍋。猪は宿の主人が仕留めたという。歯ごたえがあって大変おいしい

きびと大根の葉の炊き込みご飯(ストロボ使用)
DA 16-45mm F4 ED AL / 3,008×2,000 / 1/160秒 / F5.6 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 45mm
宿の夕食で出た十割そば。地元で採れたそば粉を使用している
DA 16-45mm F4 ED AL / 3,008×2,000 / 1/160秒 / F4 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 31mm

宿の夕食で出たミョウガの和え物(ストロボ使用)
DA 16-45mm F4 ED AL / 3,008×2,000 / 1/160秒 / F5 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 45mm
ジャガイモと豆のカレー煮(ストロボ使用)
DA 16-45mm F4 ED AL / 3,008×2,000 / 1/160秒 / F6.3 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 45mm

2日目は寸又峡で大自然を撮影

 2日目は、前日とはうって変わって青空が広がる天気になった。この日は、渓谷に掛かる吊り橋などが撮影できそうな寸又峡に向かうことにする。

 寸又峡へは接阻峡温泉駅から井川線で奥泉駅に向かい、そこからバスに乗り換えることになる。井川線ディーゼル機関車牽引列車に乗る前に、宿の周りを撮影して歩いた。宿周辺には茶畑が広がっており、茶の木を入れた作品も撮れる。また、宿で飼っている猪も見ることができた。接阻峡温泉駅は木造で味のある駅舎だ。駅の隣にある共同倉庫という建物も絶好の被写体になるだろう。


宿の近くでは仕留めた猪を見ることもできる 接阻峡温泉駅

宿からの景色。周囲は茶畑になっている
DA 50-200mm F4-5.6 ED / 3,008×2,000 / 1/200秒 / F8 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 88mm
DA 18-55mm F3.5-5.6 AL / 3,008×2,000 / 1/100秒 / F8 / -0.7EV / ISO200 / WB:オート / 38mm

宿の近くで茶の木を撮ってみた
DA 50-200mm F4-5.6 ED / 3,008×2,000 / 1/500秒 / F5.6 / +1EV / ISO400 / WB:オート / 200mm
接阻峡温泉駅の隣にある共同倉庫
DA 50-200mm F4-5.6 ED / 3,008×2,000 / 1/30秒 / F8 / -0.3EV / ISO200 / WB:オート / 105mm

長島ダム駅で下車すれば、ダイナミックな風景が撮影できそうだ
 奥泉駅に向かう間も車内や、車外の景色を撮影した。川の水が濁っているのは、上流のダムで放流を行なっているためという。この時期は、大雨や台風に備えて、ダムの貯水量を少なめにしているとのこと。途中の長島ダムでも水を放流していた。今回は下車しなかったが、長島ダム駅で降りると、ダムの近くまで行くことができる。ダイナミックな作品が撮れるかもしれない。


井川線の客車内
DA 12-24mm F4 ED AL (IF) / 3,008×2,000 / 1/160秒 / F8 / 0.3EV / ISO400 / WB:オート / 12mm
DA 12-24mm F4 ED AL (IF) / 3,008×2,000 / 1/400秒 / F8 / 0EV / ISO400 / WB:オート / 12mm

DA 12-24mm F4 ED AL (IF) / 3,008×2,000 / 1/40秒 / F8 / +1.3EV / ISO400 / WB:オート / 24mm 残念ながら川は濁っていた
DA 12-24mm F4 ED AL (IF) / 3,008×2,000 / 1/1,600秒 / F8 / -0.3EV / ISO400 / WB:オート / 12mm

DA 50-200mm F4-5.6 ED / 3,008×2,000 / 1/400秒 / F8 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 50mm DA 50-200mm F4-5.6 ED / 3,008×2,000 / 1/320秒 / F8 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 63mm

列車の赤が青空に映える
DA 12-24mm F4 ED AL (IF) / 3,008×2,000 / 1/500秒 / F8 / -0.3EV / ISO200 / WB:オート / 12mm
DA 12-24mm F4 ED AL (IF) / 3,008×2,000 / 1/320秒 / F8 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 12mm

奥泉駅で。切符は駅員に出札判子を押してもらえれば持ち帰ることができる
 11時過ぎに奥泉駅に到着した。ここからバスを利用するのだが、バスの本数が少なく、次は12時の出発となっていた。1時間近く空いてしまったので、駅の付近を散策してみた。

 奥泉も多くが茶畑だが、古い民家などを撮影することができた。歩いていると、茶畑の切れ間に突然朽ち果てた自動車が出現した。旅先では意外なものが意外な場所にあったりして、おもしろい。


奥泉駅のバス乗り場前。レトロな建物がある
DA 12-24mm F4 ED AL (IF) / 3,008×2,000 / 1/640秒 / F8 / 0.3EV / ISO200 / WB:オート / 12mm
奥泉を散策中に撮影
DA 18-55mm F3.5-5.6 AL / 3,008×2,000 / 1/400秒 / F8 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 50mm

奥泉で撮影
DA 50-200mm F4-5.6 ED / 3,008×2,000 / 1/500秒 / F5.6 / -0.7EV / ISO200 / WB:オート / 125mm
DA 50-200mm F4-5.6 ED / 3,008×2,000 / 1/250秒 / F5.6 / -0.3EV / ISO200 / WB:オート / 115mm

奥泉も茶畑が多い
DA 12-24mm F4 ED AL (IF) / 3,008×2,000 / 1/640秒 / F5.6 / -0.3EV / ISO200 / WB:オート / 12mm
面白い壁をみつけた
DA 50-200mm F4-5.6 ED / 3,008×2,000 / 1/250秒 / F5.6 / 0.3EV / ISO200 / WB:オート / 160mm

茶畑の中にうち捨てられた車があった
DA 12-24mm F4 ED AL (IF) / 3,008×2,000 / 1/1,600秒 / F5.6 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 12mm
DA 12-24mm F4 ED AL (IF) / 3,008×2,000 / 1/1,600秒 / F5.6 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 12mm

奥泉駅バス停付近から
DA 50-200mm F4-5.6 ED / 3,008×2,000 / 1/200秒 / F8 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 105mm
バス停前のロータリーには、この場所の下開土遺跡にちなんだ銅像がある
smc 50-200mm F4-5.6 ED / 3,008×2,000 / 1/250秒 / F5.6 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 200mm

寸又峡の入り口。作例にあるリスの写真は、この看板の左上にあったもの
 奥泉駅から寸又峡温泉まではバスで約30分、料金は620円だ。吊り橋を渡る道は寸又峡プロムナードコースというハイキングルートになっており、約90分で1周できる。撮影を行なう分、時間は大目に見ておいた方がよいだろう。目指すは夢の吊り橋だが、途中には渓谷のパノラマが広がる。超広角レンズで狙いたい風景だ。反対に、望遠を利用して木々を切りとっても良いと思う。

 その後、トンネルを過ぎるとまもなく大間ダムに出る。ここから右の道を進むと夢の吊り橋を渡ることができる。夢の吊り橋は、一方通行の人員専用橋で、歩く部分の幅が狭い上に大変揺れるので、歩きながら撮影するのは難しいだろう。橋を渡ると急な階段があり、登る途中で振り返ると大間ダムを撮影できる。


乗車したバスにはユニークなイラストが
DA 12-24mm F4 ED AL (IF) / 3,008×2,000 / 1/100秒 / F8 / 0EV / ISO200 / WB:オート / 12mm
寸又峡の入り口で
smc 50-200mm F4-5.6 ED / 3,008×2,000 / 1/60秒 / F8 / -0.3EV / ISO200 / WB:オート / 58mm

夢の吊り橋はかなり揺れるので、橋の上からの撮影は困難だった 人1人が通れる幅だ

夢の吊り橋に向かう途中には大間ダムがある
DA 12-24mm F4 ED AL (IF) / 3,008×2,000 / 1/200秒 / F8 / +0.3EV / ISO200 / WB:オート / 15mm
吊り橋へ向かう途中で花も撮影できた
smc 50-200mm F4-5.6 ED / 3,008×2,000 / 1/125秒 / F5.6 / +1EV / ISO200 / WB:オート / 200mm

吊り橋を渡ると急な階段がある
 階段を登り切ると道が左右に分かれている。左に進むことで尾崎坂展望台に行くことができる。展望台からは、ダムや木々を撮影できる。展望台には、かつてこの場所を走っていた千頭森林鉄道の車両を展示しており、面白い被写体になりそうだ。

 展望台から戻ってそのまま進むと、飛龍橋がある。飛龍橋の部分は周りが開けているので、撮影にはもってこいだ。この道を進むと、さきほど通った大間ダムの地点に戻って来るようになっている。戻りながら、小さな滝や苔むした倒木などを撮影できる。


展望台には、千頭森林鉄道の車両を展示。座席に座ってみることも可能 ハイキングルートの途中から撮影した飛龍橋

展示車両も作品として撮影できそうだ
DA 50-200mm F4-5.6 ED / 3,008×2,000 / 1/125秒 / F5 / -0.3EV / ISO400 / WB:オート / 50mm
寸又峡プロムナードコースでは、初夏の木々を撮影できる
DA 50-200mm F4-5.6 ED / 3,008×2,000 / 1/100秒 / F6.3 / 0EV / ISO400 / WB:オート / 88mm

渓谷が広がる
DA 12-24mm F4 ED AL (IF) / 3,008×2,000 / 1/125秒 / F8 / -0.3EV / ISO400 / WB:オート / 12mm
DA 50-200mm F4-5.6 ED / 3,008×2,000 / 1/60秒 / F5 / -0.3EV / ISO400 / WB:オート / 80mm

DA 50-200mm F4-5.6 ED / 3,008×2,000 / 1/100秒 / F5 / -0.3EV / ISO400 / WB:オート / 80mm DA 50-200mm F4-5.6 ED / 3,008×2,000 / 1/25秒 / F4.5 / -1.3EV / ISO400 / WB:オート / 58mm

DA 50-200mm F4-5.6 ED / 3,008×2,000 / 1/250秒 / F4 / 0.3EV / ISO400 / WB:オート / 50mm DA 12-24mm F4 ED AL (IF) / 3,008×2,000 / 1秒 / F22 / -0.3EV / ISO200 / WB:オート / 12mm

DA 18-55mm F3.5-5.6 AL / 3,008×2,000 / 1秒 / F20 / 0.3EV / ISO200 / WB:オート / 55mm

 プロムナードコースを一周したら、寸又峡の撮影は終了だ。寸又峡からは、バスで井川線の千頭駅まで戻り(時間は約40分で、運賃が860円)、千頭駅から大井川本線で終点の金谷まで乗車。JR金谷駅を18時発の列車に乗ると、乗り換えがうまくいけば22時には東京に到着する。


旅を終えて

帰りの大井川本線では、珍しい車両(元南海電鉄のズームカー)に乗車できた
 今回は乗り継ぎが比較的うまくいったので、東京〜金谷間を約4時間で移動できた。とはいえ、普通列車に4時間揺られるのはなかなか大変。

 青春18きっぷは、遠くに行けば行くほど得をする仕組みだが、普通列車しか使えないため、移動に時間がかかりすぎる問題がある。現地での撮影時間がとれないことになりかねないので、目的地の設定は移動時間を十分考慮して決める必要があるだろう。

 また、途中下車が自由にできる利点を生かして、いろいろな駅で降りて撮影をしてみる、といった使い方もできそうだ。

【お詫びと訂正】記事初出時、青春18きっぷの発売期間を7月1日〜9月30日と記載しておりましたが、正しくは7月1日〜8月31日です。また、発行時期を春と夏の2回と記載しておりましたが、正しくは春、夏、冬の3回です。お詫びして訂正します。



URL
  ペンタックス
  http://www.pentax.co.jp/
  製品情報(K100D Super)
  http://www.digital.pentax.co.jp/ja/35mm/k100d-super/feature.html
  キヤノン
  http://canon.jp/
  製品情報(M80)
  http://cweb.canon.jp/camera/eosd/accessary/m80/

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本誌:武石 修

2007/07/27 15:27
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