デジカメ Watch

写真で見るオリンパス「E-620」(β機)

Reported by 本誌:関根慎一

キットレンズの「ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6」を装着したE-620
 オリンパスが3月下旬に発売するデジタル一眼レフカメラ「E-620」のβ機を借りることができたので、E-520およびE-420と比較した外観写真を中心に紹介する。実写画像については後日別記事で掲載する予定。

 E-620は、フリーアングル液晶モニター、有効1,230万画素のハイスピードLiveMOS、ボディ内手ブレ補正機構に加え、ハイスピードイメージャAF(コントラストAF)やアートフィルターなどの特徴を持つ。現行機種の「いいとこ取り」をした新機種といえるだろう。

【シャッター音:単写】(WAV形式:約2MB)

【シャッター音:連写】(WAV形式:約1.2MB)


E-520(右)との比較




E-420(右)との比較




各部の特徴

撮像素子はE-30と同じ有効1,230万画素LiveMOSセンサー オリンパスのデジタル一眼レフカメラで初めてハイパークリスタルIII液晶を採用する

電源スイッチは背面側に向く。アートフィルターからシーンモードへの切り替えはE-30と同様 E-30で液晶モニターの下にあった消去ボタンは十字ダイヤル周辺へ、ライブビューボタンは現行エントリー機と同じ液晶モニター右に移動した

同じく液晶モニターの下にあったMENUボタンとINFOボタンは左肩に移動 シャッターボタン周り。白窓は外光センサー

FnボタンとAFターゲットボタンはE-520で採用しているカマボコ型に マルチコネクターは従来通り十字ボタン下

内蔵ストロボ バッテリーはE-420と同じリチウムイオン充電池「BLS-1」

ファインダー内情報表示は下部に位置する E-520のファインダー内情報表示

電源投入時とダイヤルおよびボタン操作時に点灯するイルミネーションボタン

液晶モニター表示など

7点AFシステムはすべてツインセンサー。このうち中央5点にはツインクロスセンサーを採用 スーパーコントロールパネル

E-30で最大4コマだった多重露出は最大2コマになった ISOブラケットは0.3EV、0.7EV、1.0EVから設定可能

メニュー画面の撮影機能設定はスパナマークから歯車マークに変更された E-520のメニュー画面

歯車マークのメニューを表示しない設定もある AF微調整モードの設定

マルチアスペクトは、E-30にあった5:4、7:6、6:5、7:5、3:4が省略されて4種類になった。画像は4:3 16:9

3:2 6:6

パワーバッテリーホルダー「HLD-5」



電池ボックス格納部分には、電池カバーを収納できる リチウムイオン電池「BLS-1」を2個搭載できる

レリーズボタン ロックを解除すると、HLD-5のレリーズボタンが有効になる


URL
  オリンパス
  http://www.olympus.co.jp/
  製品情報
  http://olympus-imaging.jp/product/dslr/e620/

関連記事
オリンパス、1,230万画素でフリーアングル液晶搭載の「E-620」(2009/02/24)



本誌:関根慎一

2009/03/02 00:11
デジカメ Watch ホームページ
・記事の情報は執筆時または掲載時のものであり、現状では異なる可能性があります。
・記事の内容につき、個別にご回答することはいたしかねます。
・記事、写真、図表などの著作権は著作者に帰属します。無断転用・転載は著作権法違反となります。必要な場合はこのページ自身にリンクをお張りください。業務関係でご利用の場合は別途お問い合わせください。

Copyright (c) 2009 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.