デジカメ Watch

【伊達淳一のデジタルでいこう!】富士フイルム FinePix Z1

〜高感度撮影対応のスタイリッシュ薄型モデル
Reported by 伊達 淳一

FinePix Z1
 コンパクトデジカメのトレンドは“大画面でスリム”。しかし、大画面でスリムだけで売れる時代はもはや終わろうとしている。これからは、大画面でスリムにプラスαが必要だ。

 “撮影枚数の多さ(バッテリー持続時間)”、“MPEG-4動画による長時間動画撮影機能”をプラスαしているメーカーもあるが、富士写真フイルムは“高感度”で差別化を図ってきた。それが「FinePix Z1」だ。


おしゃれな名刺入れを思わせるデザイン

 薄さ18.6mmのスリムなカードサイズボディに、2.5型(約11.5万画素)の液晶モニターを装備していて、36〜108mm相当 F3.5〜F4.2の屈曲光学系採用の光学3倍ズームレンズを搭載。起動が約0.6秒とすばやく、撮影時もレンズ鏡胴が突出せず、フルフラットな状態で使えるのが特徴だ。

 光学ファインダーは装備しておらず、周囲が明るく液晶モニターが見づらいときには、背面の十字キーを下方向に押すと、一時的に液晶モニターの輝度がアップする。ただ、輝度をアップすると階調が乏しくなるのと、液晶モニターパネルの画素数も11.5万画素と2.5型液晶としては少なめなので、精細感に欠けるのが残念だ。

 これまでのFinePixシリーズにはなかったシンプルかつエレガントなデザインで、どこかメタル製の名刺入れを思わせる。FinePixのロゴも従来とは異なり、“FINEPIX”と大文字で、どこかレトロモダンな書体が使われている。リアカバーは、アルミ素材を絞り込んだモノコック(一体成形)で堅牢感があり、角が丸まっているので手のあたりもソフトだ。

 また、液晶モニターの保護カバーには、キズやコスレに強い強化ガラスが採用されていて、従来のアクリル製液晶モニターの約35倍のキズ強度があるそうだ。ポケットに入れても持ち歩いても大丈夫、とアピールしているが、液晶モニター表面にはキズが付かなくても、アルミボディに細かい擦りキズが入ったのでは、せっかくスタイリッシュなカメラが台無しだ。別売の専用カメラケースの革素材バージョンがなかなかイイ感じなので、できればこのケースに入れて持ち歩きたいところだ。

 カラーバリエーションは、シルバー、ブラック、レッド、ブルーの4色が用意されていて、松下電器DMC-FX8のシックなカラーバリエーションよりもメタリックでヴィヴィッドなボディカラーだ。好き嫌いが分かれるところだが、個人的にはZ1のカラーバリエーションの方が力強くて好きだ。


充電には同梱のクレードルが必須だ。カレンダー表示機能もあり、フォトビューアとしても使用できる
 バッテリーはNP-40で、兄貴分のF10のように“超”ロングライフバッテリーではない。持ちが悪いというほどではないが、旅行などには予備バッテリーがないとちょっと不安な感だ。ちなみに、Z1にはクレードルが標準で付属していて、クレードルにポンとZ1を置けば充電が行なえる。この点は、妙なアダプター経由でないと充電もUSB転送もできないF10に比べ、遙かにスマートで使いやすい。

 なお、Z1本体に三脚ネジ穴はないが、クレードルには三脚ネジ穴が設けられている。夜景などどうしても三脚で撮影したいときにはクレードルを携帯する必要がある。


ISO800まで増感する「ナチュラルフォトモード」

 さて、FinePix Z1は“高感度”が売りだが、Z1よりも一足先に発売されているFinePix F10は1/1.7型有効630万画素のスーパーCCDハニカムV HRを搭載しているのに対し、Z1は1/2.5型有効512万画素とCCDのサイズが小さい。そのため、Z1の方が高感度特性は劣り、最高感度はF10がISO1600なのに対し、Z1はISO800までだ。レンズの開放F値もワイド端がF3.5と、一般的な光学3倍ズーム機よりも2/3段ほど暗いのが気になるところだ。一方、テレ端の開放F値はF4.2で、一般的な光学3倍ズーム機よりも若干明るめだ。

 感度AUTOでISO800まで自動的にゲインアップするのは“ナチュラルフォトモード”だけで、AUTO/M(マニュアル)/人物/スポーツ/風景の各モードはISO640、夜景モードはISO200どまりだ。もちろん、手動で感度を設定する場合には、ISO800で撮影することは可能だ。また、撮影モードはメニューで切り換える仕様で、レバーで撮影モードが切り換えられるF10のほうが操作は楽。そのため、ストロボを使わず自動的に高感度になる“ナチュラルフォトモード”に設定しっぱなしでいることがほとんどだった。

 ただ、ナチュラルフォトモードでは、ストロボは常に発光禁止で、手動で強制発光に設定することもできないし、露出補正もホワイトバランスの手動設定も行なえない。こうした操作をしたいときには、M(マニュアル)モードに切り換える必要があり、面倒だ。どうせなら、Mモードでストロボを発光禁止に設定している場合、暗ければISO800まで自動感度アップする仕様にしてくれたらいいのに、と思う。高感度でノイズが増えるのが嫌な人は、感度AUTOを使わず、手動で低めの感度に設定すればいい話だからだ。

 ところで、Z1やF10のメニューのなかに“クイックショット”という項目があるが、取扱説明書には「シャッターボタンを半押しにしたときのピント合わせの時間が短くなり、素早く撮影ができます。撮影可能距離は約1m〜無限遠(∞)になります」と記載されている。これを読んで、フォーカスリミッターを効かせてAF合焦スピードを上げるので、マクロモードでは使えない、もしくは効果がないんだ、と思った人も多いだろう。

 しかし、クイックショットは、前回、合焦したポイントを優先してピント合わせを行なう制御になっていて、マクロモードでもシャッターボタン半押しでピントを合わせ、構図をいろいろ変更したり、被写体の動き次第でもう一度ピント合わせし直すような撮影には、クイックショットをONにしておいたほうがすばやくピント合わせできる。

 もうひとつ、クイックショットには取扱説明書に書かれていない仕様があって、シャッターを切った後、すぐにまたシャッターを切ると、感度AUTOにしておくとそれなりに明るい場所でもISO200に自動感度アップして撮影されることがある。これは、急いでシャッターを切っているとホールディングが甘くなり、手ブレする可能性が高くなるので、少しでも速いシャッタースピードを切ることで手ブレを防止しよう、という判断のようだ。明るいシーンで撮影した連続カットなのに、一方はISO64やISO100、もう一方はISO200で撮影されていることがあったら、それはクイックショットをONにしているからだ。


モバイルプリンタ「Pivi」への赤外線転送も

FinePix Z1とPiVi。Z1にはPiViに赤外線で送信する機能が搭載されているので、コードレスでプリントが楽しめる。プリント出力まで40秒と高速なのも魅力だ
 Piviと赤外線通信でワイヤレスプリント可能なのも、Z1ならではの魅力だ。PiViは、インスタントカメラ「チェキ」の技術を応用したカメラ付き携帯電話向けのモバイルプリンタで、86×54mmのフィルムに最大2,048×1,536ピクセルの画像まで赤外線通信でプリントできる。リチウム電池CR2×2本で約130枚プリントできるので、AC電源がなくてもプリントを楽しめるのが魅力だ。

 IRアダプター「IR-100」を使えば、PictBridgeに対応したデジタルカメラからPiViに赤外線で画像データを送信してプリントできるが、Z1にはPiViとの赤外線通信機能が内蔵されているので、IRアダプターがなくてもZ1とPiViだけでいつでもどこでも即座にプリントできる。

 散歩中や旅先で出会った人やペットを撮影し、写真をプレゼントしたくても、お互いの住所や氏名を交換するのがためらわれる(嫌な)時代だ。そんなとき、Z1とPiviがあれば、サッとプリントして、プレゼントできるので便利だ。出力時間も40秒と高速で(20秒で送信完了、20秒でプリントが出てくる)、しかも、非常にスリムで軽量コンパクトなので大きめのポケットなら楽々入る。カメラバッグなら楽勝だ。PiViのフィルムは10枚で実売約500円。1枚あたり50円なので、外出先でどこでもプリントできる魅力を考えると、そこそこリーズナブルなランニングコストだ。


携帯性ならZ1、基本性能はF10が有利

記録メディアはxDピクチャーカード。バッテリーはNP-40で、CIPA規格で約170枚の撮影が可能だ。もう少し容量が大きいと安心できるが、さほど大量に撮影しなければこれ1本でも十分
 このほか、Z1には640×480ピクセル・30フレーム/秒の動画撮影機能も搭載されているが、動画撮影中はズーム操作ができないし、Motion JPEGなので容量も食う。ただでさえ割高で転送速度の遅いxDピクチャーカードなので、動画撮影機能を載せるならMPEG-4にしてほしいところだ。

 画質については、サンプル画像を見て各自で判断してほしいが、1/2.5型サイズのCCDを採用した機種としては、なかなか頑張っていると思う。高感度もISO200なら常用範囲、ISO400も使える画質だ。ただ、屈曲光学系の影響か、高輝度部分にパープルのにじみが発生するのと、光源の位置によってはゴースト、フレアが生じやすいポイントがある。また、絵柄によってはノイズリダクション処理が強力にかかりすぎて、解像感が喪失したベタッとした描写になることもある。

 あくまで、1/2.5型CCD搭載機という同じ土俵で比べれば、Z1の高感度撮影時の画質は健闘しているものの、F10と同等の画質をZ1に期待するのは酷というもの。同じ技術で作れば撮像素子が大きいほうが有利なのは当然。しかし、携帯性や価格面では、撮像素子が小さいほうが有利だ。天は二物を与えず。画質と携帯性を天秤に掛け、どのレベルで妥協できるかで選択が決まる。


作例(ISO感度)

※作例データの表記は、記録解像度(ピクセル) /撮影モード / 露出時間 / レンズ絞り値(F) / 露出補正値(EV) / 感度 / ホワイトバランス / 焦点距離(mm) / FinePixカラー です。


【ISO64】2,592×1,944 / ― / 1/7秒 / F4 / 0.3 / 64 / オート / 9.9mm / F-スタンダード 【ISO100】2,592×1,944 / ― / 1/10秒 / F4 / 0.3 / 100 / オート / 9.9mm / F-スタンダード

【ISO200】2,592×1,944 / ― / 1/20秒 / F4 / 0.3 / 200 / オート / 9.9mm / F-スタンダード 【ISO400】2,592×1,944 / ― / 1/20秒 / F4 / 0.3 / 200 / オート / 9.9mm / F-スタンダード

2,592×1,944 / ― / 1/82秒 / F4 / 0.3 / 800 / オート / 9.9mm / F-スタンダード

作例

ズームワイド端。量産試作機。屈曲光学系のレンズとしては周辺まで画質は良く、妙な甘さは感じられない
2,592×1,944 / マニュアル / 1/300(秒) / F5 / 0 / 64 / AWB / 6.1mm / F-スタンダード
ズームテレ端。量産試作機。ワイド端同様、屈曲光学系の甘さは感じない。この程度の金属の反射くらいならパープルフリンジは出ないようだ
2,592×1,944 / マニュアル / 1/320(秒) / F5.6 / 0 / 64 / AWB / 18.3mm / F-スタンダード

量産試作機。このようなシーンはレンズ性能がハッキリわかるが、周辺まで整った描写だ。F-クロームモードで撮影しているので、彩度とコントラストが高くなっている
2,592×1,944 / マニュアル / 1/550(秒) / F5 / 0 / 100 / 昼光 / 6.1mm / F-クローム
量産試作機。1/2.5型CCDにはかなりツライ絵柄だが、細かい枝まで輪郭強調だけに頼ることなく、よく描写できている。青空や梅の花の色もキレイだ
2,592×1,944 / ナチュラルフォト / 1/320(秒) / F5 / 0 / 64 / AWB / 6.1mm / F-スタンダード

量産試作機。白飛びしている部分もあるが、明るく気持ちのイイ露出レベルだ。この小さなカメラでここまで写ればたいしたものだと思うが……
2,592×1,944 / ナチュラルフォト / 1/600(秒) / F3.5 / 0 / 64 / AWB / 6.1mm / F-スタンダード
量産試作機。木の枝の周りやバイクのミラー、おばちゃんのサンバイザーの反射などにパープルフリンジが出ているが、これ以外は特に問題ない写りだ
2,592×1,944 / ナチュラルフォト / 1/280(秒) / F3.6 / 0 / 100 / AWB / 6.9mm / F-スタンダード

量産試作機。レンズバリアをスライドすれば、約0.6秒で撮影スタンバイ状態になるので、お散歩しながらの気楽なスナップ撮影には最適だ
2,592×1,944 / ナチュラルフォト / 1/480(秒) / F5.6 / 0 / 64 / AWB / 18.3mm / F-スタンダード
量産試作機。黄色いチューリップは白飛びしやすく、色も青っぽくなったり茶色く濁る機種が多いが、Z1ならほぼ期待した色に写せる
2,592×1,944 / ナチュラルフォト / 1/180(秒) / F8.0 / 0 / 64 / AWB / 6.1mm / F-スタンダード

量産試作機。一面の菜の花。さすがに菜の花の1本1本まで解像するのは無理だが、菜の花の質感はよく出ている
2,592×1,944 / ナチュラルフォト / 1/320(秒) / F5.6 / 0 / 64 / AWB / 12.7mm / F-スタンダード
量産試作機。かすんでいて空の青がいまひとつだったので、F-クロームモードで撮影。彩度の高いチューリップもさほど色飽和で破綻していない
2,592×1,944 / マニュアル / 1/450(秒) / F5 / 0 / 64 / AWB / 12.7mm / F-クローム

量産試作機。ごちそうやデザートを目の前にすると、つい記録のために写真を撮ってしまう。光量が不足するシーンでは自動的に高感度になるのは便利だ。
2,592×1,944 / ナチュラルフォト / 1/120(秒) / F3.7 / 0 / 200 / AWB / 8.8mm / F-スタンダード

ここからは製品版のZ1。基本的に量産試作機と画質は変わっていない。というより、量産試作機のほうが気持ちレンズがシャープだったような気が……
2,592×1,944 / ナチュラルフォト / 1/340(秒) / F5 / 0 / 64 / AWB / 6.1mm / F-スタンダード
葉っぱに占領された自転車。日陰での撮影だが青みがからず、葉っぱの緑もキレイだ
2,592×1,944 / ナチュラルフォト / 1/220(秒) / F3.5 / 0 / 200 / AWB / 6.1mm / F-スタンダード

ズームテレ端での撮影。逆光気味ということも影響してか、全体ににじみが感じられる。1/2.5型CCDだけあって被写界深度が非常に深い
2,592×1,944 / ナチュラルフォト / 1/340(秒) / F4.2 / 0 / 200 / AWB / 18.3mm / F-スタンダード
もっと寄って撮影したかったが、すぐに逃げていってしまった。レンズの位置が隅なのでフレーミングするときに少し戸惑ったのが敗因だ
2,592×1,944 / ナチュラルフォト / 1/120(秒) / F3.7 / 0 / 200 / AWB / 8.8mm / F-スタンダード

最短撮影距離は通常モードでは60cm。マクロモードにするとワイド端で8cm、テレ端で約45cmまで近づける
2,592×1,944 / ナチュラルフォト / 1/140(秒) / F3.7 / 0 / 200 / AWB / 8.8mm / F-スタンダード
F-クロームモードで撮影。液晶モニターは画素数が11.5万画素と少なく、輝度をアップすると階調が乏しくなるので、撮っている最中はあまりキレイに見えないのが難
2,592×1,944 / ナチュラルフォト / 1/220(秒) / F5 / 0 / 64 / AWB / 6.9mm / F-クローム

ISO400時の画質。ISO200以下では夜景モード以外ではシャッタースピードの下限にブチあたって露出アンダーになってしまった
2,592×1,944 / マニュアル / 1/7(秒) / F3.5 / 0 / 400 / AWB / 6.1mm / F-スタンダード
ISO800に感度アップしてみた。ISO400に比べると明らかにノイズが目立つ。ISO800としては立派だが、やはり非常用といった感じだ
2,592×1,944 / マニュアル / 1/14(秒) / F3.5 / 0 / 800 / AWB / 6.1mm / F-スタンダード

画面左上にゴーストが現われている。中央上部にも少しフレアが出ている。逆光にはあまり強くないので、できればレンズに光が直射しないよう撮り方を工夫したい
2,592×1,944 / ナチュラルフォト / 1/220(秒) / F5 / 0 / 64 / AWB / 6.1mm / F-スタンダード
ノイズリダクションの効果か、解像力の限界か、必要以上に細部を克明に描写しないので、女性を撮影するときにはむしろ好都合かも
2,592×1,944 / ナチュラルフォト / 1/320(秒) / F3.5 / 0 / 64 / AWB / 6.1mm / F-スタンダード

散歩していたらカマキリの卵らしきものを見つけたのですかさずパチリ。なかなかキレイな写りだが、後ボケを見たら妙な絞りの形が出ていた
2,592×1,944 / マニュアル / 1/480(秒) / F3.5 / 0 / 200 / AWB / 6.1mm / F-スタンダード

昆虫写真の第一人者、海野和男カメラマンと読者からメールをいただきました。これは“アワフキムシの幼虫の巣”で、植物から汁を吸いながらおしっこしてそれを泡立てて中に隠れているそうです。どうもありがとうございました。
木陰で顔が暗くなってしまうので、内蔵ストロボを強制発光させて、デーライトシンクロを試みた。感度が高いのでなんとか届いたようだ
2,592×1,944 / マニュアル / 1/480(秒) / F3.5 / 0 / 200 / AWB / 6.1mm / F-スタンダード

手ブレしているわけでもなさそうだが、ちょっと甘めの描写になってしまった。緑の描写はキレイだ
2,592×1,944 / AUTO / 1/170(秒) / F4.0 / 0 / 200 / AWB / 12.7mm / F-スタンダード
日陰の部分はシャープだが、陽の当たっている明るい部分はにじみ気味。モニター等倍で見ると、少し気になってしまうが、プリントすれば自然だ
2,592×1,944 / ナチュラルフォト / 1/220(秒) / F3.6 / 0 / 200 / AWB / 7.8mm / F-クローム

F-クロームモードで撮影すると、空の青や樹木の緑が非常に深く、濃く再現される。ただ、コントラストもアップするので白飛びしやすくなる
2,592×1,944 / ナチュラルフォト / 1/250(秒) / F5.6 / 0 / 64 / AWB / 12.7mm / F-クローム
F-クロームモードで人物を撮影。強い逆光なので、全体にフレアっぽくなり、シャープネスも低下しているが、色はキレイだ
2,592×1,944 / ナチュラルフォト / 1/220(秒) / F3.5 / 0 / 64 / AWB / 6.1mm / F-クローム

湖畔のボートを部分的に切り取り、造形的に写してみた。順光線で、しかも単純な形は非常にキリッとして写る
2,592×1,944 / オート / 1/220(秒) / F5 / 0 / 64 / AWB / 6.9mm / F-クローム
アスペクト比3:2のモードもある。35mm一眼レフと同じ縦横比なので、個人的には構図を考えやすい
2,736×1,824 / オート / 1/220(秒) / F5 / 0 / 64 / AWB / 6.9mm / F-クローム

デジイチなら背景をフワッとボカすところだが、1/2.5型CCDではズームテレ端でも中途半端にしかボケず、背景になにがあるかしっかりわかってしまう
2,592×1,944 / オート / 1/210(秒) / F4.2 / 0 / 100 / AWB / 16.2mm / F-スタンダード
いわゆる観光地での記念写真。本体には三脚ネジ穴がないので、ミニ三脚は使えない。でもセルフタイマーはある
2,592×1,944 / オート / 1/550(秒) / F5 / 0 / 200 / AWB / 6.1mm / F-スタンダード

湖面の反射が美しかったので、湖畔で釣りをしている人を点景にパチリ。わずかに倍率色収差は認められるが、コンパクトデジカメでこのレベルなら合格だ
2,736×1,824 / オート / 1/550(秒) / F8.0 / 0 / 200 / AWB / 6.1mm / F-スタンダード
前の写真と同じ位置からテレ端にズームして撮影。光芒が4本伸びている。何枚か撮影したが、強い逆光だったためかこれ以外はピンぼけになった
2,736×1,824 / オート / 1/480(秒) / F5.6 / 0 / 64 / AWB / 18.3mm / F-スタンダード

草むらに小さなキノコを発見。朝露に濡れた草もキレイだったので、ローアングルで撮影して虫の目線で撮影してみた
2,736×1,824 / マニュアル / 1/420(秒) / F4.2 / 0 / 400 / 昼光 / 16.2mm / F-クローム
野辺山高原を走っていたら妖しげな牛の樽を発見。思わずクルマを止めて撮影。牛乳工場の看板だった。人寄せ効果抜群だ
2,736×1,824 / マニュアル / 1/350(秒) / F8.0 / 0 / 64 / AWB / 6.1mm / F-クローム

2頭が後ろ向きなのが残念だが、横位置で撮影。F-クロームモードなので芝の緑が非常にキレイだ
2,736×1,824 / マニュアル / 1/400(秒) / F5.6 / 0 / 64 / AWB / 18.3mm / F-クローム
ついでなので牛乳工場も見学。といっても、写真になる被写体はこの銀色のタンクくらい。ISO64の割にはシャドー部にノイズっぽさが残っているのが惜しい
2,736×1,824 / マニュアル / 1/500(秒) / F5 / 0 / 64 / AWB / 6.1mm / F-クローム

液晶モニターのライブビューでは真っ青で、よほどホワイトバランスを手動で設定しようかと思ったが、オートで写して再生してみたら自然な色調だった
2,592×1,944 / マニュアル / 1/200(秒) / F3.6 / 0 / 200 / AWB / 7.8mm / F-スタンダード
ワイド端では樽型歪曲収差がそれなりに目立つが、1段ズームすればかなり改善する。
2,592×1,944 / マニュアル / 1/75(秒) / F3.6 / 0 / 200 / AWB / 7.8mm / F-スタンダード

背景の屋根を見るとくっきり解像しているが、輪郭強調が強く、斜線がジャギーになっているのが残念。それと直射日光が当たって明るい部分にニジミが現われている
2,592×1,944 / マニュアル / 1/280(秒) / F3.5 / 0 / 64 / AWB / 6.1mm / F-スタンダード


URL
  富士写真フイルム
  http://www.fujifilm.co.jp/
  製品情報
  http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixz1/

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伊達 淳一
1962年生まれ。千葉大学工学部画像工学科卒業。写真、ビデオカメラ、パソコン誌でカメラマンとして活動する一方、その専門知識を活かし、ライターとしても活躍。黎明期からデジタルカメラを専門にし、カメラマンよりもライター業が多くなる。自らも身銭を切ってデジカメを数多く購入しているヒトバシラーだ。

2005/07/05 00:33
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