光学式手ブレ補正は、レンズ光学系の一部を動かして手ブレを打ち消している。シャッタースピード3段分の手ブレ補正効果があると言われ、超望遠撮影では心強い存在だが、その一方で、画面周辺が流れたような描写に陥ることもある。これはボクの推論に過ぎないが、ブレ補正を行なう際、レンズが大きく偏芯状態になるか、イメージサークルぎりぎりの部分が使われると、片ボケのような状況に陥るのではないかと疑っている
EOS-1D MarkII 絞り優先AE F8 1/320秒 ISO200 AWB
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動物園では、ほとんど檻越しの撮影となるが、このレンズは前玉が58mm径と小さいので、檻の隙間を狙って望遠で撮影すれば、ほとんど檻を消すことができる。ただ、ボケに檻の格子の影響が出てしまい、二線ボケ状態になってしまった。とはいえ、レンズの前玉が小さいと、檻や柵越しの撮影にはなにかと有利だ
EOS-1D MarkII 絞り優先AE F6.3 1/400秒 ISO320 WB:太陽光
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