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コダック EasyShare V570【第3回】 海、空、きれいなコダックカラー
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Reported by
本誌:伊達 浩二
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前の2回では、天候に恵まれなかったこともあって雪景色や室内などに作例が限られ、コダック製品の魅力である色合いを見ていただけなかった。
ようやく、小旅行のシミュレーションとして、千葉県の銚子港へ出向き、快晴にも恵まれた。今回の作例では、腕はともかく色については、少しはコダックらしい写真が見ていただけるのではないかと思う。
このカメラにもだいぶ慣れてきた。普段は、レンズを23mm側に固定しており、ズーム側を使うのは、マクロや望遠が必要な場合に限られている。23mmレンズで撮る面白さが、少しずつわかってきた感じで、ズームして撮ろうという気持ちがあまり起きないのだ。前後左右に数歩動くことで変わる画面の面白さに飽きない。他のコンパクトデジカメを使っていたときよりも、よく動いて撮っていると思う。
ちなみに指写りは、23mmレンズがあるボディの上寄りを避け、下寄りを持つことで防げている。ちなみに、V570のレンズはボディの左右中央にあるので23mmレンズを使っているとき以外は指が写るようなことはない。いや、23mmでも写るほうが下手なのはわかっているのだが。
撮ってきた写真を見ると、空や海の色が気持ちがいい。現地で、こういう色だったかと聞かれると困ってしまうが、撮ってきた絵を見ているだけなら、とても良い旅をしたような気がする。
AEはほぼ適正だ。ごくまれに光が強いところでは、ややオーバー気味に感じることもあった。V570の液晶モニターでは、露出の判断は難しいので、そういうときは段階露出をしている。前にも書いたがV570のSDメモリーカードへの書き込みは速いほうではなく、段階露出をしていると、ちょっといらいらする。
逆にV570の美点である起動の速さは街中での撮影ではありがたい。ちょっと撮りたいと思ったときに、コートのポケットから出して、すぐに撮れる。また、今回気づいたのだが、待機状態になっているときでも、シャッターを押しきることで、すぐに写真が撮れる。
今回はわざと逆光の写真も撮ってみたが、それなりにフレアやゴーストが出ることがわかった。私自身は、それはそれとして楽しめてしまう方なのだが、気になる方は覚えておいたほうがいいだろう。
バッテリーは1日約170枚撮って、ちょうど切れるぐらいだった。液晶モニターを確認用にかなり使っての結果だ。2日以上の旅ならば、ACアダプターを持っていたほうがいいだろう。ちなみにV570は、カメラのボディ内で充電するようになっている。ACアダプタは比較的小さい。
※作例のリンク先は撮影画像をコピーしたファイルです。
※作例データは、記録解像度/露出時間/レンズF値/露出補正値/ISO感度/35mm判換算の焦点距離を表します。
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2,576×1,932 / 1/500秒 / F5.6 / 0EV / ISO64 / WB:オート / 23mm
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2,576×1,932 / 1/400秒 / F5.6 / 0EV / ISO64 / WB:オート / 23mm
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2,576×1,932 / 1/320秒 / F5.6 / 0EV / ISO64 / WB:オート / 23mm
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2,576×1,932 / 1/30秒 / F2.8 / 0EV / ISO100 / WB:オート / 23mm
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2,576×1,932 / 1/1000秒 / F5.6 / 0EV / ISO64 / WB:オート / 23mm
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2,576×1,932 / 1/1000秒 / F5.6 / 0EV / ISO64 / WB:オート / 23mm
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【露出補正なし】2,576×1,932 / 1/250秒 / F2.8 / 0EV / ISO64 / WB:オート / 23mm
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【露出補正あり】2,576×1,932 / 1/200秒 / F5.6 / -0.67EV / ISO64 / WB:オート / 23mm
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■ URL
コダック
http://wwwjp.kodak.com/
製品情報
http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/digital/digitalcamera/stylish/v570oe/
■ 関連記事
・ 【新製品レビュー】コダック EasyShare V570(2006/01/19)
( 本誌:伊達 浩二 )
2006/02/20 00:05
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