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コダック EasyShare V570【第2回】 |
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Reported by
本誌：伊達 浩二
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そのころ覚えた広角レンズの特性は次の3つだった。
本機の23mmレンズは、どちらかといえば1.を目的として搭載された印象で、カタログでも広い範囲が撮れるということが強調されている。35mmを広角端とするカメラだと、建物全体が画面に入らないが、本機だとすべて収まる、というようなパターンだ。 たしかに“引き”のとれない場所では、広角端が広いコンパクトデジカメはありがたい。デジタル一眼が普及する前のイベント取材には、広角端が28mmからのコダックやニコンのデジカメを使っているライター氏が多かった。狭い通路から展示会のブース全景を撮るのは、通常のコンパクトデジカメでは難しかったからだ。 V570の23mm相当レンズの画角は86度もある。これぐらい広い範囲が写ると、約1mの距離があれば自動販売機の全景を収めることができる。距離を取れない室内などでは有効だ。 遠近感の強調も、かなり強烈だ。ちょっと角度に注意して撮れば、ごく普通の場所がとても広い場所のように撮れる。川岸や線路のように平行した題材や、同じ大きさのものが連続した題材の場合は、特に遠近感が強調される。 被写界深度も深い。最短撮影距離の80cmから無限大まで、すべてピントが合う状態だ。つまりパンフォーカスなので、23mmレンズを使っている状態ではピント合わせに気を使う必要はない。 ちなみに、広角レンズのもうひとつの特徴である被写体の変形についても、かなり強烈だ。V570のメニューには「歪み補正」という項目があり、標準の状態では「オン」になっている。1mと2mの距離から、歪み補正をオン/オフした状態で撮影した例を載せるので、参考にしてほしい。ちなみに、マスは1辺が約55cmの正方形なので、撮影可能な広さもだいたいわかってもらえるだろう。 ※作例のリンク先は撮影画像をコピーしたJPEGファイルです。 ※写真下の作例データは、記録解像度/露出時間/レンズF値/露出補正値/ISO感度/35mm判換算の焦点距離を表します。
■ ＵＲＬ コダック http://wwwjp.kodak.com/ 製品情報 http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/digital/digitalcamera/stylish/v570oe/ 気になるデジカメ長期リアルタイムレポートバックナンバー http://dc.watch.impress.co.jp/static/backno/longterm.htm ■ 関連記事 ・ 【新製品レビュー】コダック EasyShare V570（2006/01/19） （ 本誌：伊達 浩二 ） 2006/02/13 00:04
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