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[2007/01/15]


2006年

【Case-03】大橋藍子の場合



 静岡県の浜松出身です。何処にでもいそうな典型的なサラリーマンの優しい父と、職場ではキャリアウーマンとして仕事をこなすけど、家族行事にも手を抜かないバリバリの母、4歳下の妹と私の4人家族です。

 小さい頃から両親が共働きだったので近所に住んでるおばあちゃんがいつも来てくれて、忙しい母に代わって育ててもらいました。だから完全におばあちゃん子ですね。おばあちゃんから教わったことや想い出はいっぱいありすぎて……。今でも実家へ帰ると必ずお墓参りだけは欠かしません。

 元々は家の中で両親がかけてた音楽が自然に耳に入って育ったせいもあると思うけど、決定的だったのは高校1年のGW、隣のクラスの担任の先生が野外ライブを演奏しているのを観てからマジではまってしまい、それから軽音楽部に入り、楽器を触りだし「音楽関係に進む!」って大学でも声楽を習ったりしてました。

 昔からジッとしていることが出来ない性分みたいなので、文字通りいつだって動き回っています(笑)。旅先や知らない町でいろんな人たちと出会う一期一会の機会が大好きなので、これから目指すのは「喋りもできる、唄歌いの旅人」でーす!


 第3回目の登場は音楽を中心にいろんなことにチャレンジし続けてる藍子ちゃん。見た目の穏やかな感じからは想像もつかないくらいとにかく行動的な彼女。音楽活動では業界の大先輩たちとの仕事で、女がてらに自ら2トントラックの機材車を運転したりとかもしているらしい。

 撮影当日も帰省先の浜松から音楽機材を乗せたまま、愛車の真っ赤なホンダ・フィットを運転して来たりと、実はかなりの体育会系ガテンな女の子でもある。

 今回の藍子ちゃんのスタジオカット撮影時に流してたのがUAだったので、今はアルバム「AMETORA」をかけながら書いている。

 機材は下記リストの他にも長玉ズームや超広角レンズも使ったが、この誌面での使用レンズは、ラストにある夕日に顔が染まった横位置のカットだけが今回唯一のチョイ長のニッコール85mm 1,8D。他は偶然にも均等に20、50、12~24mmズームだった。

 さて今回は、掲載画像中2点だけに、ちょっとした画像処理を施してある。その写真はどれとどれかおわかりになるだろうか? また、その画像処理とは何だろうか? ヒントは、2点とも共通の絵柄で、スタジオカット(ページトップの画像)以外。Photoshopでクリックするだけの機能だ。答えは次週のこのページで発表するのでお楽しみに。


使用機材
Nikon D2X
Sandisk Extreme III
AF-S DX Zoom Nikkor ED 12~24mm F4G(IF)
Ai AF Nikkor 50mm F1.4D
Ai AF Nikkor 85mm F1.8D
SIGMA 20mm F1.8 EX DG ASPHERICAL RF




HARUKI
(はるき)1959年広島市生まれ。九州産業大学芸術学部写真学科卒業。広告、雑誌、音楽の媒体でポートレートを中心に活動。
1976年 個展「FIRST」を皮切りに、多数の個展、グループ展を開催。1987年朝日広告賞グループ入選、表現技術賞受賞。1991年パルコ期待される若手写真家展選出。コラボ作品がニューヨーク近代美術館に、「普通の人びと」シリーズ作品が神戸ファッション美術館に永久保存。
2003年に「Tokyo Girls♀彼女たちの居場所。」撮影スタート。2005年に同名の個 展を東京 渋谷で開催。2006年4月6日~25日、同個展を京都ギャラリーで開催。

2006/04/17 12:09
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