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富士フイルム、交換レンズの出荷価格を一部値上げ

オープン価格から希望小売価格へ　ラインナップ中の位置付けをわかりやすく

2016年9月1日 15:57

値上げ対象レンズの1つ「XF35mmF1.4 R」

富士フイルムは9月1日、交換レンズ8本の出荷価格を9月16日から10～20％値上げすると発表した。

「原材料費などの製造コストの大幅な高騰があったものの価格維持に努めてきましたが、昨今の継続的な高騰により、自助努力だけでは吸収できない状況となった」としている。

このため、発売初期の製品で特に製造コストの高騰が著しいという8モデルの出荷価格を見直す。対象となるレンズは以下の通り。

加えて、ミラーレスカメラ用交換レンズ（テレコンバーター含む）全モデルの価格を「オープン価格」から「希望小売価格」に変更する。9月16日から実施する。

「製品数が増えるにつれて、ラインアップの中で各レンズの位置づけがわかりにくい」との指摘に応えたもの。同社のミラーレスカメラ用交換レンズは、現在22本を数える。

希望小売価格（新設）は以下の通り。