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キットレンズのAF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G VRを装着したD60
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2月22日発売の新製品、ニコン「D60」を借用できたので、外観とメニューの写真をお送りする。実写については、後日改めて掲載する予定だ。
エントリーモデル「D40x」の後継機にあたるD60は、CCDなど基本装備はそのままに、イメージセンサークリーニングやアクティブD-ライティングなど、上位機種「D300」の新機能をとりいれたモデル。さらにレンズキットおよびダブルズームキットの標準ズームレンズが、手ブレ補正機構を備えた「AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G VR」になった。
外観は、D40xやD40とほとんど一緒。シャッターフィーリング、液晶モニターの視認性、ファインダーの質なども、D40xおよびD40と変わらない。コンパクトで持ちやすいボディはそのままだ。
しかしよく見ると、細かい外見の差異や、D60独自の新機能がみられる。ここではD40xとの違いを中心に、写真を掲載したい。
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APS-Cサイズの有効1,020万画素CCDを搭載
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記録メディアはSDHC/SDメモリーカード
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D40xやD40と同じリチウムイオン充電池「EN-EL9」を採用
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内蔵ストボロはGN約12。クリップオンストロボをコマンダーにしたアドバンストワイヤレスライティングに対応
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背面の左手側操作部。D40xから変化はない
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シャッターボタン周り。infoボタンがアクティブD-ライティングボタンに変わった
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マウント横にはストロボ調光とFnボタンを装備
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上からビデオ出力端子、USB端子
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■ イメージセンサークリーニング
ゴミ対策機構の「イメージセンサークリーニング」を搭載するのは、今のところD300とD60だけになる。
また、ローパスフィルター方面にゴミを含む空気が流れるを防ぐ「エアフローコントロールシステム」も備えている。これはD60独自の機能だ。
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イメージセンサークリーニングは、動作するタイミングを4パターンから選べる
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マウント下部の空気流制御穴
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■ アイセンサー
ファインダー下のアイセンサーは、液晶モニターの自動消灯を制御するもの。他社のアイセンサーと同じく、ファインダーをのぞいたとき自動的に液晶モニターが消灯し、視野がまぶしくなるのを防ぐ。
これにともない、メニューも変化した。従来は「情報画面の自動表示」だったが、アイセンサーと連動した「情報画面の自動消灯」が選べるようになった。「する」に設定すると、ファインダーをのぞくと液晶モニターが自動的に消灯し、顔を離すと自動的に点灯するようになる。
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ファインダーアイピースの下にあるのがアイセンサー
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情報画面の自動消灯
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■ フォーカスエイドインジケーター
D60の独自機能のひとつがフォーカスエイドインジケーター。ファインダー内の露出計表示を利用し、AFセンサーが割り出した合焦位置とレンズ側のフォーカスのズレを表示する。モーター非搭載レンズを使用した際などの、マニュアルフォーカス時の使用を想定しているという。
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前ピンの状態
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AFセンサーが割り出した合焦位置と一致
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後ピン
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■ アクティブD-ライティング
D3、D300と同じくアクティブD-ライティングを装備。再生メニューのD-ライティングと違い、撮影時に効果を適用できる。ただし上位機種とは違い、「強め」、「弱め」といった調整項目はない。
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アクティブD-ライティングボタンを押したところ
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ON、またはOFFを設定できる
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■ 情報画面デザイン
情報画面デザインのうち、「クラシックデザイン」と「グラフィックデザイン」それぞれに、ブラックとオレンジの配色パターンが加わった。なおグラフィックデザインでは、絞りイメージのパターンが8段階から14段階に増えている。より実際の絞りに近い表示になったという。
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情報画面の背景色が選択できる
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クラシックデザインの背景色「ブルー」。従来と同じ
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クラシックデザイン「ブラック」
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クラシックデザイン「オレンジ」
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従来と同じグラフィックデザイン
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グラフィックデザイン「ブラック」
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グラフィックデザイン「オレンジ」
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操作にあわせて、モードダイヤルの表示が回転するようになった
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■ 再生メニュー
D80から機能が徐々に充実している再生メニュー。今回はカメラ内RAW現像が可能になった。また、D-ライティングなど複数の効果をワンボタンで適用できる「簡単レタッチ」や、撮影画像をつなげて動画にする「ストップモーション」などが加わている。
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RAW現像。仕上がり設定やホワイトバランスなどを設定できる
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簡単レタッチ。「強め」、「標準」、「弱め」を選択可能
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新しいフィルター効果のクロスフィルター
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ストップモーション。最大15fpsの動画を作成できる
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■ AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G VR
従来の「AF-S DX ED 18-55mm F3.5-5.6 G II」に変わる新しいキットレンズ。VRを新たに搭載したほか、表面仕上げに変化が見られる。
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AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G VR
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マウント面
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ズーム最短
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望遠端
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■ D40x(右)との比較
■ D80(右)との比較
■ URL
ニコン
http://www.nikon.co.jp/
製品情報
http://www.nikon-image.com/jpn/products/camera/slr/digital/d60/
ニコンD60関連記事リンク集
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2008/02/05/7904.html
2008/02/08 15:28
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