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写真で見るライカ「M8」

Reported by 本誌:武石 修

 「M8」は、銀塩カメラ「M7」を継承した同社初のレンジファインダーデジタルカメラ。有効画素数は1,010万画素。発売は11月下旬で、価格は577,500円。

 今回、メーカーから製品版のM8を借りることができたので、外観写真などをお伝えしたい。なお、記事中のM8のボディカラーはシルバークロームだ。

 また、M8と同時に発売するMシステム用新レンズ「エルマリートM 28mm F2.8」の外観も掲載する。M8に装着した場合の画角は37mm相当。同社によると、「Mシステムレンズで最も軽いレンズの1つ」という。価格は179,550円。


外観




マウント部には、レンズの6bitコード読み取り用センサーを配置 シャッターを開いたところ

シャッターボタン周り。シャッターボタンと同軸のメインスイッチが電源スイッチとライブモード選択を兼ねる 従来のMシリーズにあった巻き上げレバーは省略された

ファインダー接眼部 ファインダー窓

ファインダー内部。外側のフレームは28mm用

レンズ着脱ボタン フレームセレクター

距離計連動用のコロ 6bitコードを読み取るための6つのセンサーを見ることができる

背面左側のボタン 背面右側。十字ボタンの周囲には、ダイヤルスイッチになっている

ホットシュー 撮影者から見て本体の左側面に、USB端子を備える

上面左側の液晶画面には、撮影可能枚数と、バッテリー残量を表示 ボディ左右の吊り金具の上には、傷防止のプロテクターが装着されている

ライカロゴの左上には、輝度センサーを新設 背面上部には、“MADE IN GERMANY”の表示

底蓋の取り外しは、レバーを回転させて行なう 底蓋を外したところ

記録メディアには、SDメモリーカードを採用 バッテリー室

専用リチウムイオン充電池 背面は、端子部分が浮き出したデザイン

付属の充電器。本体サイズはやや大きめ M8と充電器を並べたところ

使用説明書

メニュー画面など

メインメニュー。タブ式ではなく、スクロールで全項目を表示


撮影情報メニュー。ISO感度や露出補正の設定を行なう ISO感度は、ISO160からISO2500まで設定可能

解像度設定 圧縮率とファイル形式の選択画面。RAWはDNGを採用

ホワイトバランスは、色温度で設定することもできる 日本語を含め7カ国語に対応

ブレビュー画面ではRGB別のヒストグラムも表示できる。また、6bitコード付きレンズを使用すると、焦点距離が表示される

エルマリートM 28mm F2.8


マウント側。6bitコードを備える

6bitコード部分 付属のフード(左上)、フード用キャップ(右上)、レンズキャップ(下)

M8に装着したところ

フードを付けたところ

エプソンのR-D1に取り付けたところ エルマリートM 28mm F2.8

ズミクロンM 28mm F2(右)との比較


URL
  Leica(英文)
  http://www.leica-camera.us/
  製品情報(M8、英文)
  http://www.leica-camera.us/photography/m_system/m8/
  製品情報(エルマリートM 28mm F2.8、英文)
  http://www.leica-camera.us/photography/m_system/lenses/1399.html

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本誌:武石 修

2006/11/10 16:33
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