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写真で見るキヤノン「EOS Kiss DIGITAL X」

Reported by 本誌:武石 修

 1,010万画素に高画素化し、同社初のゴミ対策機能を搭載した「EOS Kiss Digital X」。編集部に届いた実機を写真でお伝えするとともに、「EOS Kiss Digital N」との比較写真を掲載する。

 外観は、EOS Kiss Digital Nとほとんど変わらない。大きさやボディ素材の感触などもほぼ共通の印象だ。シャッター音やグリップ感もよく似ている。ただし、背面の親指がかかる位置にゴムを配置するなど、細部を見ると異なる箇所が見受けられる。

 ファインダーは倍率0.8倍、視野率は95%とKiss Digital Nと同じ。覗いた感じは、9点のAFフレームがあることでだいぶ印象が違って見える。

※記事中で使用したEOS Kiss Digital Xはβ版です。製品版と異なる可能性があります。


【お詫びと訂正】記事初出時、EOS Kiss Digital Xのアイポイントを20mmと記載しておりましたが、正しくは21mmです。お詫びして訂正いたします。


外観




マウント内部 ミラーアップしたところ

シャッターボタン周り。ボタンは黒になった。電源ランプを装備 モードダイヤル

ボディ背面左側 同右側

ラバーフレームを外したところ

前面右側。上から、ストロボボタン、レンズロック解除ボタン、絞込みボタンが並ぶ ボディ側面のカバー内部。上から、ビデオ出力、リモコン、PC接続用の各端子


CFスロット バッテリー室

シルバーだった十字キーは、ブラックに変更 イージーダイレクトボタンは、背面左上に配置

右手親指の位置には、滑り止めのゴムを設けた ファインダーの下に、ディスプレイオフセンサーを搭載

前面右下のロゴ部分

左はKiss Digital X付属の充電器。右はKiss Digital N付属のもの 厚みが薄くなった

ファインダー

測距点が菱形の9点になった こちらはKiss Digital Nのファインダー。十字配置の7点測距

EOS Kiss Digital N(右)との比較




EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IIを装着したところ

セルフクリーニングセンサーユニット関連

センサークリーニングを自動で行なうかどうかの設定ができる。また、「今すぐ実行」を選ぶことでいつでもクリーニングが可能 手動モードでは、ブロアーなどを使用するためのミラーアップを行なう

起動直後の液晶画面。右下にクリーニング中を示すアイコンが表示される 電源をOFFにした直後の液晶モニター。センサークリーニング中である表示がでる

同梱の現像ソフト「Digital Photo Professional」で使用するために白い壁などを撮影して、ゴミ情報を取得する Digital Photo Professional Ver.2.2で画像を読み込んだところ。「ダストデリートデータ適用」をクリックして保存することで、ゴミ消しを行なう

設定画面およびメニューなど

全自動モードの設定状態表示 プログラムAE

マニュアル露出 ポートレート

ISO感度設定 AFフレーム選択

AFモード設定 測光モード設定

ホワイトバランス設定 ドライブモード設定

メニュー画面(撮影系1) 撮影系2

再生系

機能設定系1 機能設定系2

再生時にRGB別のヒストグラムを表示できるようになった RGB別のヒストグラムを表示したところ

設定内容の確認画面

レンズ装着例

EF-S 18-55mm F3.5-5.6 II 同左

EF-S 60mm Macro USM EF-S 17-55mm F2.8 IS USM

EF 135mm F2 L USM EF 24-70mm F2.8 L USM

EF 70-200mm F2.8 L IS USM EF 300mm F2.8 L IS USM


URL
  キヤノン
  http://canon.jp/
  ニュースリリース
  http://cweb.canon.jp/newsrelease/2006-08/pr-eoskissdx.html?jp=pr-eoskissdx
  製品情報
  http://cweb.canon.jp/camera/eosd/kissdx/
  レンズ交換式デジタルカメラ記事リンク集(EOS Kiss Digital X)
  http://dc.watch.impress.co.jp/static/link/dslr.htm#kdigix



本誌:武石 修

2006/08/28 02:13
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