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【新製品レビュー】ソニー サイバーショット DSC-R1
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~コンパクトを超える画質と一眼レフにないローアングル
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Reported by
安孫子 卓郎
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有効1,030万画素の大型CMOSセンサーを搭載するサイバーショットシリーズのハイエンドモデルがDSC-R1だ。1/1.8~1/2.5型が一般的なコンパクトデジタルカメラの撮像素子において、APS-Cサイズ相当に迫るサイズを採用し、豊かな階調を謳う。
さらに24mm相当(35mm判換算)からの5倍ズームレンズや、アングルを変更できる液晶モニター、デフォルトで3:2のアスペクト比など、作品撮りを強く意識した製品といえる。
■ 便利なアングル可変モニター
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引き起こして裏返すとウェストレベルファインダーに
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外観で特徴的なのは、レンズの真上、ボディ上に配置された2型の液晶モニターだろう。立てて使えるほか、裏返してボディにセットすればウェストレベルファインダーとしても機能する。ただし筆者としてはこのカメラでウェストレベルファインダーにこだわることには疑問を持つ。ストリートスナップが似合うローライなどとはテイストが違っており、そこまでこだわる必要はなかったように思うからだ。
また、この位置への配置は少なからずデメリットも生んでいる。サイズが2型にとどまっていることもそのひとつだろう。少し前なら2型でも大きい方だったが、現在では2.5型が普通であり、3型の機種も出始めている。またこの取り付け方では液晶面を少ししか下に傾けられないので、ハイアングル撮影に適応しない。お祭りなどではカメラを上に差し上げ、下から見上げて撮影することもある。せっかく液晶モニターが付いているのにフリーアングルにならないのは残念である。
もう1つの問題が、内蔵ストロボが液晶モニター前方の狭いスペースに押しやられて、ポップアップが小さく抑えられてしまったことである。レンズとストロボの距離は、離れているほど自然な調光が可能であり、赤目現象なども起きにくい。もちろんソニーとしてはこれで十分だという判断をしてデザインしたものと思うが、ポップアップは高ければ高いほどよい。
とはいえ、液晶モニターを上から覗ける点はレンズ交換式のデジタル一眼レフカメラにはない長所であり、差別化の大きなポイントとはなっている。特にローアングル撮影は大きなメリットで、筆者のように猫の撮影が多い場合は大きなポイントになる。
■ 撮像素子面積はフォーサーズとAPS-Cの中間
撮像素子は有効1,030万画素のCMOSセンサー。21.5×14.4mmというサイズはAPS-Cとフォーサーズの間に位置しているため、レンズの35mm判換算画角もその中間になる。14.3mm~71.5mmのレンズは、APS-C撮像素子なら21.45~107.25mm、フォーサーズなら28.6~143mmになるところ、R1では24~120mm相当になる。最大出力は3,888×2,592ピクセル。ダイナミックレンジはセンサーが大きいこともあってコンパクトなどよりはぐっと広いように思われるのだが、彩度が高いようで色飽和を起こしやすい。
色再現モードに「スタンダード」、「ビビッド」、「Adobe RGB」とあるのだが、スタンダードでもかなり彩度が高く、色飽和まで防ごうとすると、マイナス補正をしなくてはならない。感覚的にコンパクトデジカメと同じくらいのマイナス補正が必要に感じられた。色飽和は多少の飽和があっても気にはならないが、せっかくの大型撮像素子だし、ビビッドモードも用意されているので、スタンダードモードではもう少し彩度を落としても良かったのではないだろうか。
感度は、最低がISO160相当で、以降、ISO200 / 400 / 800 / 1600 / 3200相当から選択できる。Autoにすると、PモードでISO400相当まで自動的に増感される。好ましいのは、ISO Autoでの撮影後のプレビューに増感されたISO感度が大きく表示されることで、まずいと思えば感度を固定して撮り直すこともできる。
■ 広角24mm相当からの5倍ズームレンズを搭載
レンズはゴムローレットの付いたマニュアルズーム。先端にズームリングがあり、根元にMFに使用するピントリングがある。金線や銀線など派手な飾りがないため、国産のAFレンズを見慣れていると地味な印象だが、コンタックスのMFレンズなどはこのような地味なテイストなので、それを踏襲しているのだろう。
レンズの焦点距離は14.3~71.5mmのF2.8~F4.8。35mm判サイズに換算すると、24~120mmに相当する画角である。レンズ性能そのものはなかなか優秀で、逆光にも強く、広角側の歪みも少ない。抜けのよいクリアーなレンズであり、高級レンズといってよいすばらしいレンズだ。ただ、残念なのはレンズが暗いこと。コンパクトデジカメならともかく、値段もそこそこ張るしサイズも大きい機種なので、F2.8~F4.8では今ひとついただけない。
カメラとしての良さは別にして、レンズの明るさが大切であるという一つの参考としていただきたいのだが、2000年の10月に発売されたレンズ一体型の高級機、オリンパスE-10との比較である。
E-10は(メーカーは異なるが)R1の原点ともいえる機種で、35~140mm相当、F2~F2.4のレンズで、ISO感度は320までしか増感できなかった。それに対してR1はISO3200まで増感できるので、一見すると圧倒的に優れていると思われがちだ。
だがレンズの明るさを加味してみると、意外な結果がわかる。テレ端の場合、E-10のF2.4というのはF2と1/2、それに対してR1のF4.8はF4と1/2。つまりちょうど2絞り分の差があることになり、R1は同じ感度なら、2絞り分シャッタースピードを遅くしなくてはならない。つまりR1の1600は、E-10のISO320にたいして、ISO400に増感できる程度、1/3段分しかシャッタースピードを稼げないことになる。ISO3200まで増感すれば1と1/3段のシャッタースピードが稼げるわけだが、ノイズにしても白飛びにしても、増感によるデメリットはかなり出てくる。
もちろん画素数や画質やレスポンスなどを一切無視しての比較であり、カメラとして善し悪しの話ではない。E-10とR1では撮像素子の面積も大きく異なり、それに伴い同じ口径比ならレンズの大きさも変化することだろう。ただ、いかにレンズの明るさが重要なのかという参考としていただきたいのだ。
ISO感度とノイズが問い出さされる昨今だが、いくら増感してもレンズが暗ければ増感分を失ってしまう例である。これがレンズ交換式であれば、明るい単焦点レンズを付けることで増感性能プラスαの性能を出すことができるのだが、R1ではそれができない。レンズ交換ができない以上は、明るいレンズを付けてほしかったというのが偽らざる感想だ。
■ コントラスト検知式としては遅くないAF
起動は高速である。0.68秒で起動するので、一般的には十分だろう。デジタル一眼レフではさらに高速な機種も多いが、ガンマンの決闘ではないので、実際の撮影でコンマ何秒を争うような起動早写し競争はほとんど起きない。起動速度は問題ないが、シャッターラグは0.29秒で、一眼レフに比べると見劣りがする。こちらは構えていて、シャッターチャンスと思ってからの時間なので、さらに短いほうがよいことは間違いない。
AFはコンパクトデジカメに使われているコントラスト検出式で、一部のデジタル一眼レフカメラで体感できるような速さはない。とはいうもののソニーのAFはかなりスピードアップされており、このカメラ、このレンズで使う分には不自由のない速さは実現している。
またコントラスト検出式の長所で、ターゲットエリアをAFポイントの場所にとらわれずに、画面の中を自由に移動させることができる。望遠側も120m相当までであり、スポーツ向きのカメラというわけではないので、さほど不自由は感じないだろう。
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CFとメモリースティックのダブルスロットを装備
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バッテリー室はグリップ部に
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EVFはクイックリターンミラーを使わず、直接CCDで光を受けて液晶に表示する方式のため、レンズ交換式の光学ファインダーに比べるとレスポンスがわずかに遅く、23.5万画素と高精細とはいえ、光学ファインダーに比べるととやや確認の度合いも劣る。反面、自由にAFポイントが選べることや、露出補正やホワイトバランスの影響が撮影前に、そのままファインダーで確認できるという長所がある。EVFは突き出でており、鼻が背面にあたることはない。
撮影モードはP/A/S/Mの各モードと、シーンセレクションとして、「夜景」、「夜景&人物」、「ポートレート」、「風景」の4種類を選べる。とはいえ結局のところPモードばかり使用した。望遠端が71.5mm、F4.8では、マクロ以外だとさほどのボケが得られない。被写体が滝など、絞り込んでスローシャッターにするような場合を除くと、基本的にはPモードで十分という印象だ。
シャッタースピードはオートモードが1/8~1/2,000秒。プログラムオートでは1~1/2,000秒、絞り優先が8~1/2,000秒、シャッタースピード優先とマニュアルモードで30~1/2,000秒となっている。デジタル一眼レフではモードによってこのような差は出てこないし、シャッタースピードの上限も、10万円クラスでも1/4,000秒は行く。連写モードは3枚まで。一眼レフに迫るとはいえず、残念に感じる。
■ 使いやすい露出補正ダイヤル
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背面のジョイスティックと露出補正ダイヤル
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操作面での特徴といえば、背面のジョイスティックの周りに露出補正ダイヤルが付いていることだろう。レンズ交換式のデジタル一眼レフでも同様にカスタマイズできる機種があり、それと同じように良好な使用感が得られた。ジョイスティックはマルチポイントAF、中央重点AF、フレキシブルスポットAFの切替、フレキシブルスポットAFに切り替えたときのAFエリアの移動などに使う。
メモリースティック/CF切換えスイッチはハードウェアスイッチで、ソフトウェアでは認識しない。つまり優先順位を決めるのではなく、完全な切替になっている。CFを入れておいてもスイッチがメモリースティックになっていると、メモリースティックが無いというメッセージが出る。シンプルでわかりやすいことは確かだが、もうすこし芸があっても良かったのかなという気はする。全体的には各操作ともスペースに余裕があるものの、眼をファインダーから離さないと操作しづらい。
AFモードの切替も、ノーマルモードで50cm~無限と、マクロモードでもワイド側35cm、テレ側40cmまで寄れるだけである。50cmと40cmを切替るのにいちいちモードを変更しなくてはならないのは面倒だ。切替を要するのであれば、30cm以下、テレ端のレンズ前から5~10cmくらいまで寄れて、マクロレンズの代わりになるくらいの近接撮影性能はほしかった。
メニューはソニーのコンパクトデジカメとほぼ同じ。一眼レフ的形状なのにコンパクトのメニューが出てきて、むしろとまどいを覚えたくらいだが、メニューそのものはこなれた作りであり、コンパクトと同様に良くできているといえるだろう。
■ まとめ
使い勝手は悪くない。レンズ交換ができないことからむしろ割り切った気持ちになり、撮影に専念できる。AFが迷ってイライラするようなこともなく、レンズ一体型の良さを再認識させてくれる。またミラーがないためにシャッター音が静かなので、大きな音の立てられない場合には一眼レフより使いやすい。レンズ交換式一眼レフのファインダー内を液晶モニターに出力する装置が早くほしいと、あらためて痛感した。
ただ、レンズ交換式一眼レフでもさらに小型軽量低価格の製品がある中で、R1の決定的メリットは液晶モニターが上を向くと言うことのみに思われる。また、望遠端が120mm相当、開放F4.8なので、コンサートホールのような暗い場所では使いにくく、こちらの方面では使う場所が限られよう。
よいカメラだと思うが、現在のレンズ交換式デジタル一眼レフを見てしまうと、R1のメリットはそれほど大きくないように思われる。しかし、猫派にはレンズ交換式一眼レフで撮れない写真が期待できる。コンパクトを超える高画質と、一眼レフにないローアングル。レンズ交換式にないいくつかのメリットを必要とする人にお奨めしたいカメラである。
■ 作例
※作例のリンク先は撮影画像をコピーしたものです。
※写真下の作例データは、記録解像度(ピクセル)/シャッター速度/絞り値/露出補正値/ISO感度/ホワイトバンラス/実焦点距離を表します。
●画角
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3,888×2,592 / 1/250秒 / F7.1 / EV0 / ISO160 / WB:オート / 14.3mm
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3,888×2,592 / 1/250秒 / F4.8 / EV0 / ISO160 / WB:オート / 71.5mm
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●歪曲収差
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3,888×2,592 / 1/500秒 / F3.5 / EV-1 / ISO160 / WB:オート / 14.3mm
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●ISO感度
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3,888×2,592 / 1秒 / F2.8 / EV0 / ISO160 / WB:太陽光 / 14.8mm
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3,888×2,592 / 1秒 / F2.8 / EV0 / ISO200 / WB:太陽光 / 14.8mm
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3,888×2,592 / 1秒 / F2.8 / EV0 / ISO400 / WB:太陽光 / 14.8mm
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3,888×2,592 / 1/1.3秒 / F2.8 / EV0 / ISO800 / WB:太陽光 / 14.8mm
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3,888×2,592 / 1/2秒 / F2.8 / EV0 / ISO1600 / WB:太陽光 / 14.8mm
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3,888×2,592 / 1/4秒 / F2.8 / EV0 / ISO3200 / WB:太陽光 / 14.8mm
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●逆光
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3,888×2,592 / 1/500秒 / F3.5 / EV0 / ISO160 / WB:オート / 14.3mm
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3,888×2,592 / 1/500秒 / F5.6 / EV0 / ISO160 / WB:オート / 71.5mm
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3,888×2,592 / 1/1,000秒 / F8 / EV0 / ISO160 / WB:オート / 14.3mm
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●カラーモード
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【ノーマル】3,888×2,592 / 1/250秒 / F7.1 / EV-0.3 / ISO160 / WB:オート / 14.3mm
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【ビビッド】3,888×2,592 / 1/250秒 / F7.1 / EV-0.3 / ISO160 / WB:オート / 14.3mm
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【白黒】3,888×2,592 / 1/250秒 / F7.1 / EV-0.3 / ISO160 / WB:オート / 14.3mm
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【セピア】3,888×2,592 / 1/250秒 / F7.1 / EV-0.3 / ISO160 / WB:オート / 14.3mm
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●内蔵ストロボ
内蔵ストロボのON(左)とOFF(右)。小さなストロボなので届かないと思ったが、感度が160からなので思いのほか使えそうだ。
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3,888×2,592 / 1/250秒 / F8 / EV0 / ISO160 / WB:オート / 14.3mm
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3,888×2,592 / 1/250秒 / F8 / EV0 / ISO160 / WB:オート / 14.3mm
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●そのほか
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-0.3EVの補正をかけたが、黄色い花が色飽和を起こしている。色飽和は白飛びほど気にはならないが、もう少し彩度が低い設定にがあると使いやすい
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彩度が高いだけに色はきれいで、見栄えがする
3,888×2,592 / 1/100秒 / F4.8 / EV-0.7 / ISO400 / WB:オート / 71.5mm
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良く写ったという印象を受けたのが白い薔薇。沈まないように、かつ白く写るようにと案外気を使うのだが、よいバランスになった
3,888×2,592 / 1/125秒 / F4.8 / EV0 / ISO400 / WB:オート / 71.5mm
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色再現性を見るときのひとつの基準にしている花だが、少し赤みが強いようだ。液晶モニターを使い、手を伸ばしての撮影
3,888×2,592 / 1/125秒 / F4.8 / EV-1 / ISO400 / WB:オート / 71.5mm
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渋い被写体だがなかなかよい質感を出している。コンパクトとはひと味違う
3,888×2,592 / 1/30秒 / F2.8 / EV-1.3 / ISO160 / WB:オート / 14.3mm
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トックリキワタの花。1/25秒なので少しブレた。こんなところでレンズの暗さが響く。背景には非球面レンズの加工精度に起因する渦巻き状のボケが見られる
3,888×2,592 / 1/25秒 / F4.8 / EV-1 / ISO400 / WB:オート / 71.5mm
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白い毛の部分が飛んでしまうかと思ったが、平気だった。カットによっては白飛びするケースもあるが、コンパクトよりははるかに安心できる
3,888×2,592 / 1/40秒 / F4.8 / EV0 / ISO400 / WB:オート / 71.5mm
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AFはコントラスト検出式でもかなり早いほうで、とっさの撮影でも対応できる
3,888×2,592 / 1/400秒 / F4.8 / EV-0.7 / ISO160 / WB:オート / 71.5mm
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背景のボケはややうるさいが、これは開放F値の暗さのためだろう
3,888×2,592 / 1/400秒 / F4.8 / EV-0.3 / ISO160 / WB:オート / 71.5mm
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こういう場面で上からのぞける液晶は役に立つ。筆者にとってこの機能は大変ありがたい
3,888×2,592 / 1/30秒 / F4 / EV-0.7 / ISO400 / WB:オート / 36.4mm
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お寺は飛ぶかつぶれるかの厳しい被写体だが、影の部分もつぶれず、空は青く、なかなか良好な結果だ
3,888×2,592 / 1/250秒 / F6.3 / EV0 / ISO160 / WB:オート / 14.3mm
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24mm相当の広角レンズは、やはり使いよい。と言っても、レンズ交換式でも超広角ズームが出てきているので、いまや特別なメリットとも言いにくいのだが
3,888×2,592 / 1/320秒 / F8 / EV0 / ISO160 / WB:オート / 14.3mm
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■ URL
ソニー
http://www.sony.co.jp
製品情報
http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-R1/
■ 関連記事
・ ソニー、レンズ一体型ハイエンドモデル「サイバーショット DSC-R1」(2005/09/13)
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安孫子 卓郎 (あびこたくお)
きわめて頻繁に「我孫子」と誤変換されるので、「我孫子ではなく安孫子です」がキャッチフレーズ(^^;。大学を卒業後、医薬品会社に就職。医薬品営業からパソコンシステムの営業を経て脱サラ。デジタルカメラオンリーのカメラマンを目指す。写真展「デジタルカメラの世界」など開催。現在パソコン誌、写真誌等で執筆中。 |
2005/12/05 00:59
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