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【新製品レビュー】コニカミノルタ「DiMAGE A200」【ハードウェア編】

~手ブレ補正機構を内蔵した光学7倍ズームの有効800万画素機
Reported by 根本 泰人

 ディマージュA200は、コニカミノルタのディマージュ(DiMAGE)シリーズのフラッグシップモデル「DiMAGE A2」をベースとしておよそ15%小型・軽量化し、さらに低価格化をはかった新製品である。発売は当初の予定日をソフトウェアのバグ退治という理由で1度延期し、2004年11月27日であった。価格はオープンプライスであるが、現在の店頭価格は9万円前後のようだ。

 先行するA2に搭載されていたCCDシフト方式の手ぶれ補正機構「Anti-Shake」や、有効800万画素CCD、光学7倍GTズームレンズなどの基本的な性能はそのまま継承している。その上で画質については画像処理エンジンが「SUPHEED」から「SUPHEED II」に、画像処理技術が「CxProcess II」から「CxProcess III」に改良されている。また、上下チルト式だった液晶モニターは、バリアングルタイプに変更されるなどの機能の向上がある。

 その反面、EVFの画素数は92.2万画素のスーパーファインEVFではなくなり、23.5万画素になっている。またEVFと液晶モニターの自動切り換え機能も省略されている。また、被写体の3方向(前後/左右/上下)いずれの動きにも追随してピントを合わせつづける3D AF(コンティニュアスAF時)など、いくつかの機能も失われている。こうした部分がこのA200の商品としての魅力や価値を弱めることになるのか、そのあたりがこのカメラに興味を持つ人にとって知りたいポイントではないだいろうか。

 今回のレビューにあたっては、すでにA2で実現している機能や性能の紹介はごく簡単にとどめ、A200が進化した点を中心にまとめてみた。

 なおディマージュA2は現在も併売されている。


外観の特徴、電源、メモリーカード

 外形寸法は114×115×80mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約505g(電池、記録メディア除く)。外観のイメージはディマージュA2によく似ているが、並べてみるとその大きさがかなり違うことがわかる。小型化されたがレンズは同じものだから相対的にレンズ部が大きく見える。

 またメインスイッチや撮影モードダイアルなど操作部のレイアウトが異なっている。このようにA200はA2の廉価版といっても、実質はまったく新しいカメラである。






 A2もA200も高倍率ズーム一体型デジカメの定番スタイルを採用している。A200は小型化されたがグリップの大きさはほぼ同じで、手にした時の感じは悪くない。ホールディングすると自然とシャッターボタンに指がかかる。しかし女性など手が小さい人には、握りにくく感じることがあるかもしれない。A2に比べ小さい分、A200は取り回しやすいと思った。

 A200の電源はリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約260枚。NP-800という型番で、7.4V800mAhで重量は約43g。

 余談になるが、このバッテリーの形状は他社のデジカメでも使用されている汎用性が高いものである。例えばこのA200の外観写真を撮影したニコン COOLPIX995や現行機のCOOLPIX8700で使われているバッテリーEN-EL1は同じ形状で、相互に差し替え使用したが問題なく使用できた。EN-EL1はすでに3年以上前のものなので650mAhしかないが、このNP-800にすれば30%容量がアップするわけだ。希望小売価格はどちらも同じである。ただしメーカーは保証しないから、自己責任であることを忘れないで欲しい。

 充電器はBC-900という型番のもの。充電時間は約90分。携帯時に電源ケーブルがややかさばるので、本体が直接コンセントに接続できるか、あるいはケーブルが短めでも本体に収納できると良いと思う。

 記録メディアはType 1/2 CF、Microdriveをサポートしている。また、アダプタを介することでSDメモリーカードカード、MMCも使用できる。今回のテストではMicrodriveとCFを使用したが、まったく問題はなかった。

 PCとはUSB 2.0で接続する。対応プリント機能としては、ExifPrint2.2.1、PRINT Image Matching III、PictBrigeである。


バッテリーと充電器 本体とバッテリー

NP-800(左)とニコンのEN-EL1 メモリーカード挿入口

レンズ

 レンズはA2と同じであるが、画質に関係する重要な構成要素なので詳細をまとめておく。コニカミノルタ自慢のGT APOレンズはAD(異常分散)ガラス2枚を含む、13群16枚構成。35mmフィルム判換算の焦点距離は28~200mmで、開放F値はF2.8~F3.5。撮影距離は、通常時がレンズ先端から約40cm~無限遠。


ズーム最伸時
 ズーム操作は電動方式ではなく、ズームリングを手動で回転させる方式を採用している。これは実際に操作してみると、思い通りの画角に設定できるため大変好ましい。ズームリングはゴム巻きで感触は良いが、ズームリングの回転トルクが一定ではなく、重い部分と軽い部分が混在することが気になった。なおカメラを下に向けた時、レンズの自重で望遠側に伸びてしまうということはなかった。

 マクロモードは広角端と望遠端で2カ所設定でき、望遠側はわずかに焦点距離を変化させることができる。撮影の際には、ズームを所定の位置にしてレンズ鏡胴のマクロ切り替えレバーの操作が必要である。撮影距離は21~51cm(広角)、13~50cm(望遠、共にレンズ先端から)。

 専用フードDLS-3は花形のもので、使用しない時にはレンズに逆にかぶせて収納できる。


広角側マクロの設定 望遠側マクロの設定

 撮影してみると、広角が28mm相当からというのは街中のスナップや風景写真の際には非常に使いやすい。すでに銀塩一眼レフでは広角側24mmの標準ズームが一般化しているから、その意味では28mmでも足りない感じなのだが、レンズ一体型のデジカメでは広角端28mm相当搭載の機種は各社とも数が限られているのが現状だ。

 望遠側も200mm相当であるから、一般的な撮影ではさほど不満はないだろう。撮影時のぼけの美しさにも配慮したということで、絞りは7枚羽根虹彩絞りを採用している。


撮像素子と画像処理エンジンなど

 A200に採用されているCCDは、A2と同じインターレーススキャン方式の2/3インチ総画素830万、有効画素800万画素である。色再現に優れるという原色フィルターを採用している。

 記録可能画素数はA2と同じ3,264×2,448、3,264×2,176、2,560×1,920、2,080×1,560、1,600×1,200、640×480ピクセルの6種類。

 記録形式はJPEGとRAW(3,264×2,448のみ)で、JPEGはスタンダード、ファイン、エクストラファインの3種類の圧縮率設定が可能。A2にはあったTIFF(非圧縮)記録はできなくなった。なお、RAW記録の時、同時にJPEG(ファイン)記録する設定がA2同様可能である。この場合JPEG画像の画素数はあらかじめ設定してあるものとなる。

 A2より進化したというSUPHEED IIと新設計の電子回路を採用することで、高速処理と低消費電力を図り、ノイズの低減、解像感の向上、滑らかなエッジ処理を実現したという。また、CxProcessIIIは、色再現と階調描写を制御し、被写体の質感を忠実に再現するという。この画質向上の程度が、重要なポイントとなろう。

 カラーモードにはA2と同じナチュラル(sRGB)、ビビッド(sRGB)、Adobe RGB(ICCプロファイルあり)に「ポートレート(sRGB)モード」が追加された。そのかわりA2にあったソラリゼーションとICCプロファイルなしのAdobe RBGの設定はなくなっている。

 シャープネスの設定は、標準、ソフト、ハードの3段階、またデジタルエフェクトコントロールとして、彩度とコントラストの補正およびフィルター設定がそれぞれ11段階可能。A2と同じなので詳細は省略する。


ピント合わせ、測光、画質調整

 ピント合わせは、ワンショットとコンティニュアスの2つのオートフォーカスモードに加え、手動フォーカスリングによるマニュアルフォーカスも行なえる。コンティニュアスAF時には動体予測も行なう。

 AFの時の合焦ポイントの設定は3つのモードが可能で、ワイドフォーカスフレーム、フレックスフォーカスポイント(FFP)、11点ローカルフォーカスフレームである。FFPでは画面のかなり端のほうまで合焦点を移動できるので構図決定の自由度が高いが、合焦点の設定に時間がかかるから三脚にカメラを固定してじっくり風景を撮影するといった場合に有効である。またAFでピントが合った後に、フォーカスリングを回してピントを微調整できるダイレクトマニュアルフォーカス(DMF)ができる。このとき被写体の任意の部分を拡大表示できる。


ワイドフォーカスフレーム 11点ローカルフォーカスフレーム フレックスフォーカスポイント

 ただし、A2のセールスポイントであった被写体の3方向いずれの動きにも俊敏に反応するという3DAF機能は、A200には搭載されていない。同様にA200には、グリップを握るとAF動作がすぐに動作するというフルタイムAF機能もない。A2ではフォーカスモードの切り替えはレバー操作だったが、A200ではボタン操作に変わっている。

 MFはレンズ鏡胴基部のフォーカスリングを回すことで行なう。操作は簡単だが、このフォーカスリングの幅が短く操作フィーリングはあまり良くない。この部分をもう少し幅広にして、ズームリング同様にゴム巻きとすればかなり良くなると思う。MFとDMF時には液晶モニターの画像が拡大され、ピントを確認しやすくなる。

 測光は多分割(256分割)、中央部重点的平均、スポットを装備。スポット測光はFFPと連動できる。撮像感度はISO 50~800相当で設定できるが、オートモードもありISO50~200の範囲で調整される。A2は多分割測光は300分割だったが、256分割との違いはほとんどないだろう。またA2は最低感度がISO64相当だった。

 ホワイトバランス設定は、オート、プリセット6種類、カスタム2種類である。A2はカスタムが3種設定可能だった。

 A200はA2同様オート、P(プログラムシフト可)、A、S、Mの露出モードを選択できる。露出制御範囲がA2よりわずかに狭いが、実用上問題はないだろう。

 絞り値は広角端F2.8、望遠端F3.5からいずれもF11まで、1/3EVステップで細かく設定できる。シャッター速度はバルブ(最長30秒)、30~1/3,200秒までコントロールされるが、シャッター速度を設定可能なSおよびMのモードでは最高1/1,600秒までである。A2は最高1/4,000秒、SとMでは1/2,000秒なのでこれも微妙に異なる。

 なお、露出補正は±2EVの範囲で、1/3EVのステップで設定できる。


連写機能

 連続撮影は通常連写で2.0コマ/秒、最速のHi連写で2.3コマ/秒、連続5コマ撮影可能。RAWモードでも最大5コマの連続撮影が可能。640×480画素で撮影するUHS連続撮影では約10コマ/秒になる。いずれもA2より若干性能がアップしている。なお一度メモリーカードに記録が始まると、記録が完了するまで撮影できなくなる。

 ブラケット撮影も可能で、露出ブラケットは0.5EVか0.3EVで3コマであるが、ずらし量が狭いと思う。0.7~1.0EVまで設定できるとよいと思う。

 ホワイトバランスブラケットは、規準、マイナス(青み強い)、プラス(赤み強い)の3コマで、変化量は強、弱の2種類が設定できる。


ストロボ

ストロボポップアップ時
 内蔵ストロボは手動ポップアップ式で、ガイドナンバーは8(ISO100)。ISO感度オート時で広角端は約0.5~3.5m、望遠側は約0.5~3mである。ストロボの充電時間は約5秒。

 手動ポップアップ式だから、発光はストロボユニットの上下で行なうので操作が速く確実だ。ストロボの制御は赤目軽減や後幕シンクロ、スローシンクロが可能。またマニュアル発光時には、フル発光から1/16まで発光量を可変できる。

 このカメラには、外部ストロボを使用するためのホットシューも備えている。ただしこれはコニカミノルタの銀塩カメラαシリーズ伝統の独自のもので、一般的なJIS規格のホットシューではない。したがって直接取り付けることができるのは、ミノルタαシリーズ専用の外部ストロボである。マクロ用のストロボユニットも使用可能である。詳細はカタログ等を参照して欲しい。この専用仕様のホットシュー規格が嫌でコニカミノルタは使わないというプロも知り合いに現にいる。また、A2ではボディ左手側面に一般的なJISシンクロターミナルが設置されていたのだが、A200ではこれが省略されてしまったのは残念である。一般的な外部ストロボを使用するための変換アダプター「PCT-100」もあるそうだが。


動画モード

 A200は動画撮影能力がA2より優れている。なんといっても800×600ピクセルでの撮影は迫力があり、PCの大きなモニターで観察しても見ごたえがある。秒間15コマなので高速移動するものはコマ落ちする場合があるが、任意のコマを800×600ピクセルの静止画として取り出すこともできる。また640×480ピクセルと320×240ピクセルでも撮影でき、これらは秒間30コマでなめらかな動画撮影ができる。記録形式はMotion JPEGで、最長で15分記録できる。ただしA2に搭載されていたインターバル動画機能がなくなっているのは残念である。

 動画の撮影中にも手ぶれ補正機能が動作するし、光学式ズームもデジタルズームも使用できる。また撮影が難しい夜間など暗い場所でもカラー撮影ができる「ナイトムービー」モードがある。以上のようにA200は、高画質ビデオカメラとしてもかなりの性能を備えているということになろう。

 A200カメラ本体での静止画の再生機能としては、1コマ再生(撮影データありとなし)、インデックス再生(9コマ)、10倍までの拡大再生、そしてヒストグラム再生(輝度分布表示)が可能である。ヒストグラム再生では、基本的な撮影データと白つぶれ黒つぶれ警告が表示されるので、露出の判断に有効である。なおもちろん動画の再生も可能。


手ブレ補正機能

 最後になったが、このカメラの技術的なポイントとして、CCDシフト方式の手ブレ補正機構「Anti-Shake」を忘れるわけにはいかない。

 レンズ交換式一眼レフデジカメであるα-7 DIGITALでは、すべてのレンズに対応できるという点においてレンズシフト方式の手ブレ補正に比べてCCDシフト方式が優れているというのはその通りだろうが、A200のようなレンズ一体型においては特別に有利な点があるとは思えない。しかし高倍率ズーム搭載機には、方式の違いはともかく手ブレ補正機能は必須であろう。

 A200における手ぶれ補正能力は、A2と同様にシャッター速度約3段分とのことである。手ブレ補正機能をONにすると、かすかに“プーン”という動作音が聞こえてくる。

 それからこのカメラは操作音とAF音、シャッター音の3つを2種類ずつ設定することができる。もちろん消音することもできる。


操作性について

 A200の操作系はA2から大幅に変更されている。まずA2にあった上部データパネルがA200では廃止された。これに伴い電源スイッチ(メインスイッチ)が、A2は背面上部であったが、A200はボディ右手側上部になった。メインスイッチ周囲に配置されている撮影、再生などのモード切り替えレバーも移動した。

 メインスイッチ以外の背面に配置されているボタンやレバー類の配置も、かなり変更されている。まずA2にあった後ダイヤルは廃止された。A2の拡大ボタンはA200では拡大/縮小レバーに変更され、画像の拡大や縮小に関する操作性は向上している。手ぶれ補正ボタンや、ディスプレイ切り替えボタンなどの配置も変わっている。またA2では背面右下端にあったUSBなどの外部端子は、ボディ左手側面下部に移動した。

 A2ではボディ左手側面に、ファンクションダイアルやデジタルエフェクトレバーなど様々なボタンやレバーがあったが、A200はフォーカスモードボタンとシフトボタンだけに整理された。

 このようにA2からA200にカメラを持ち替えると操作系の変化に戸惑うが、A2を知らずA200を初めて手にするユーザーにとっては操作上の問題はないだろう。ボタンやレバー類の大きさは適切で、各部の操作はわかりやすく行ないやすいし操作感も悪くない。

 メーカー発表のデータでは、メインスイッチをONにしてから撮影可能になるまでは約2.2秒、シャッターボタンを押してから実際に撮影されるまでのタイムラグは約0.06秒、撮影間隔は最短で約1.6秒である。高倍率ズーム機の起動時間は現状は2秒台がほとんどだが、やはりこれは速いに越したことはない。

 A200の各種機能の設定は、メニューボタンとファンクションボタンで行う。A2ではファンクションダイヤルであったファンクションボタンには、撮像感度、カラーモード、フラッシュモード、測光モード、フィルター効果、彩度補正、コントラスト補正を行なう。メニューボタンでは撮影モード、再生モード、動画モードおよびセットアップモードで、各種の設定を行なう。

 ファンクションボタンには撮影の際に変更することが多い項目をまとめてある。撮影メニューの中にこれらの項目をいれてしまうと、メニュー画面が多くなり設定がしずらくなるだろう。A2ではダイヤルで直接項目指定できたが、A200ではボタン操作のため少し操作性が劣るが、実用上問題はないだろう。


A200のメニュー画面
 A200のメニュー画面は、メニュー画面を複数切り替えるが、1枚のメニュー画面では上下スクロールしないことは良い。スクロールしなければ下の項目が現れないデジカメでは、設定項目がすぐに見つからずいらいらすることが多い。A200は画面にない項目は迅速に次の画面をめくればよいので、操作が速い。同様にファンクションボタンのメニューも上下スクロールしないようになっているのは良い。

 なお、メニューの中に画像サイズと画質、シャープネスが配置されているが、これらは撮影の際に変更する頻度が比較的多いと思うので、ファンクションボタンに機能を移したほうが良いのではないだろうか。


液晶モニターとEVFの見やすさなど

 バリアングル液晶モニターは、上下270度、左右180度に回転できる。サイズは1.8型で、A2の11.8万画素より若干画素数が多い約13.4万画素TFTカラー液晶である。A2同様約60fpsでの高速表示が可能で、動体を追う場合もなめらかに追随する「リアルライブビュー」を実現している。この液晶モニターの視野率は約100%で申し分ない。微反射タイプということだが、明るい戸外でもかなりよく見える。バリアングル機構については、A2のティルトのみに比べて自由度が大きくはるかに便利である。使用しない場合に液晶モニターを内側に収納できるのは安心感がある。

 ファインダーとしては、0.44型約23.5万画素QVGAのEVFを搭載する。A2よりスペックダウンしている。ファインダーの視野率も約100%である。アイポイントは22mmと長く、眼鏡をかけていても周辺まできちんと見ることができる。もちろん視度調整が可能で、-5~+2ディオブターの範囲である。

 EVFはあきらかにA2のほうが見え方が良い。画素数が多いため画像がなめらかであるし、階調の再現性も優れている。倍率も大きいため細部までよく観察できる。ただしA200のEVFも多少ざらつき感があるものの、EVFとしてはかなり良く見える方だと思う。情報表示なども鮮明である。

 A2ではEVFと液晶モニターの自動切り替え機能(アイセンサーにより目をEVFに近づけるとEVFに変わる)が備わっていたが、A200ではアイセンサーがなくなりボタンで切り替える方式になっている。しかし特に操作上問題はない。

 欲を言えば、A2の高性能なEVFにA200のバリアングル液晶モニターの組み合わせが最良であるのだが。

 なお、EVFと液晶モニターの明るさは11段階調整できる。また、撮影時に構図決定に役立つ方眼線や目盛り線を画面の背景に表示することもできる。

※【画質評価編】を1月26日に掲載します。




URL
  コニカミノルタ
  http://konicaminolta.jp/
  製品情報
  http://konicaminolta.jp/products/consumer/digital_camera/dimage-a200/
  関連記事
  【2004年9月15日】コニカミノルタ、手ぶれ補正付き光学7倍ズーム機「DiMAGE A200」(PC)
  http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0915/km2.htm

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【実写速報】コニカミノルタ DiMAGE A200(2004/12/20)



根本 泰人
(ねもと やすひと)クラシックカメラの収集が高じて有限会社ハヤタ・カメララボを設立。天体写真の冷却CCD撮影とデジタル画像処理は約10年前から、デジカメはニコンE2/E900から。趣味は写真撮影、天体観測、ラン栽培、オーディオ(アンプ作り)等。著書「メシエ天体アルバム」アストロアーツ刊ほか。カメラ雑誌、オーディオ雑誌等に寄稿中。 http://www.otomen.net
http://www.hayatacamera.co.jp

2005/01/25 00:41
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