たまたま、EOS-1Ds MarkIIの試作機が手元にあったので、A061で撮影してみた。APS-Cサイズのデジイチであれば、画質が低下する画面周辺部はトリミングされて写らないが、35mmフルサイズのEOS-1 Ds系ともなれば、レンズのアラがすべて露呈されてしまうので、正直、使い物になるのか疑心暗鬼だったが、2段くらい絞り込んでいることもあって、予想以上の写りにビックリ。多少、色収差が発生しているが、これくらいなら十分実用に耐えられる
撮影データ:絞り優先AE F10 1/500秒 +0.3EV ISO200 シャープネス:3
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デジタルの相性が出やすいワイド端での撮影。28mmが28mmの画角で写るのがうれしい。これもF11まで絞り込んで撮影していることもあって、実にシャープな写りで、周辺光量低下もほとんど目立たない。35mm一眼レフでも、レンズは絞り開放から1~2段絞って使うのが常識で、絞り開放では周辺光量が低下するのは当たり前。逆にその周辺光量低下を作画効果として活かすくらいだ。大切なのはレンズの特性を知って使いこなすことだ
撮影データ:絞り優先AE F11 1/250秒 +0.3EV ISO200 シャープネス:3
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