 |
 |
|
|
| 最新ニュース |
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
パナソニックLUMIX DMC-L10【第5回】 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
Reported by
安孫子 卓郎
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
筆者は、以前からモノクロは撮影時にモノクロで撮影するのが良いといってきました。モノクロのイメージを頭の中で作り、被写体を見つめるべきだと思っているからです。まあ、カラー画像をディスプレイで見て、そこからイメージを作れば同じといえるかもしれませんが、現実の被写体を見てこそ作品の発想は出てくるものだと思います。心配であれば、RAWとJPEGで同時記録にしておき、カラーが必要ならRAWから起こせばよいと思います。カラーからモノクロ写真を得ることは、自由度に差があるとはいえフィルムでも可能でしたが、モノクロで撮影しながら、裏にカラー(RAW)も残しているのは、デジタルならではの技といえます。 ただ、このとき重要なのは、カメラがどのようなモノクロ画像を作成してくれるのかということです。レタッチしたり、カスタマイズしたりすればどのようにもなりますが、どちらもそれなりに敷居の高い部分があります。特に、フィルムカメラから乗り換えようと考えているベテランカメラマンにとっては、モノクロに設定したらそのままでイメージに近い写真が撮れることが、大変重要です。 ということで、DMC-L10の話になってくるのですが、パナソニックのモノクロ画像は、筆者はかなり好ましく感じるところがあります。割にコントラストが高く、からっとした感じで、TRI-X風の印象を持ちます。オリンパスもなかなか良いのですが、パナソニックはさらにドライな印象があります。このような設定を行なうのが、フィルムモードです。
●フィルムモード：B&Wスタンダード
●フィルムモード：B&Wダイナミック
DMC-L10のフィルムモードは、DMC-L1に比べて多彩になりました。「スタンダード」を基準に、彩度･コントラストを高めた「ダイナミック」。原色を明るく、自然をより美しく撮る「ネイチャー」。コントラスト低めの「スムーズ」。彩度･コントラスト低めの「ノスタルジック」。ダイナミックよりさらに彩度･コントラストを高めた「バイブラント」。以上がカラーですが、B&Wでも「スタンダード」のほかに、コントラスト高めの「ダイナミック」、階調重視で肌の質感を残す「スムーズ」があります。また、カスタムのMY FILMが2種類登録できます。 これらの設定は、RAWで撮影して、1枚1枚調整しながら現像している方には意味のないことでしょうが、使い分けてみるとなかなか楽しめるものです。失敗できない、依頼された撮影のときはRAWの同時記録で保険をかけておき、趣味の撮影では一発真剣勝負のスリルを楽しむのも、デジタルならではの醍醐味といえるのではないでしょうか。 ●フィルムモード：バイブラント
■ ＵＲＬ パナソニック http://panasonic.co.jp/ 製品情報 http://panasonic.jp/dc/l10/ パナソニックLUMIX DMC-L10関連記事リンク集 http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2007/09/26/7096.html 気になるデジカメ長期リアルタイムレポート(現在進行中・2007年終了分) http://dc.watch.impress.co.jp/static/backno/longterm2007.htm
2008/01/09 00:00
|
