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オリンパス E-330【第7回】 |
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Reported by
安孫子 卓郎
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さてオリンパスからも、Eシステム初の店頭売り純正ストラップが4月21日に発売された。「OLYMPUS」とだけ記されたシンプルな製品だ。私は猫背のため、首からカメラを提げているのは負担に感じる。そのため移動中はストラップをできる限り長くのばし、たすきがけにしている。途中で撮影したいものが出てきた時でも、数枚くらいなら肩からはずさなくても撮影できるような、長めのストラップが好みである。 手元にあるカメラ添付品の中では、コニカミノルタの製品が具合良かったのだが、オリンパスの新しいストラップもほどほどに使いやすい。これを機に、ケース、フード、バッグ、ベストなどのグッズを揃えてもらえると、カメラの趣味も一段と楽しいものとなるだろう。写りには直接関係ないけれども、充実してほしい分野だと思う。 さて第5回で、夜景にはケーブルレリーズの効用について述べた。加えて、E-330のライブビュー撮影なら三脚なし、レリーズなしの裏技でも夜景を撮影できる。あくまでも簡易的な撮影なので、がっちりした三脚とレリーズ、もしくはリモコン、セルフタイマーなどを使う撮影に匹敵するわけではないが、撮影が主体ではない旅先などでは、結構便利な方法がある。要は、カメラを地面や手すりなどの上に置き、固定して撮影するのである。 地面に置いてそのままだと、半分は地面が写り込んでしまうので、ある程度上を向ける必要がある。ハンカチなどでもよいだろう。ちょっとしたものをはさんでカメラを上に向けて撮影するのだが、ライブビュー撮影なら、どの程度の角度が必要なのかがわかるわけだ。 ただし、三脚を使うよりも当然ブレやすくなる。完璧な撮影方法ではないので、ある程度の妥協は必要だ。また、夜景はできる限り低感度で撮るのが望ましいが、多少は妥協してISO400くらいに増感する。都会の夜景ならそこそこのシャッタースピードが稼げるので、地面置きでもある程度の写真が撮れるだろう。水平だけではなく、壁など垂直のものに押しつけて、縦位置で撮影することもできる。 デジカメならノーファインダーでも試行錯誤で撮影することはできるが、あれもできる、これもできると、発想を豊かにしてくれるところが、ライブビュー撮影の魅力といえるだろう。 ※作例のリンク先ファイルは、JPEGで撮影した画像をコピーおよびリネームしたものです。 ※写真下の作例データは、使用レンズ/記録解像度(ピクセル)/露出時間/絞り値/露出補正値/ISO感度/ホワイトバランス/実焦点距離を表します。
以下は手すりの端にE-330を置いての夜景撮影。多少はブレているものの、三脚無しで撮れるメリットは大きい。
■ ＵＲＬ オリンパス http://www.olympus.co.jp/ 製品情報 http://olympus-esystem.jp/products/e330/ レンズ交換式デジタルカメラ機種別記事リンク集(E-330) http://dc.watch.impress.co.jp/static/link/dslr.htm#e330 気になるデジカメ長期リアルタイムレポートバックナンバー http://dc.watch.impress.co.jp/static/backno/longterm.htm （ 安孫子 卓郎 ） 2006/05/09 01:12
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