 |
 |
|
|
| 最新ニュース |
|
|
|
|
|||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||
|
 |
||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||
|
オリンパス μ-mini DIGITAL【第2回】 |
|||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||
|
Reported by
編集部
|
|||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||
μ-mini DIGITALの画質の良さを挙げると、まず、レンズが良い。2倍ズームで開放F3.5～4.9と、スペックを欲張ってないためだろう。周辺が流れたり、ササラのような描写になるコンパクト機が多い中、周辺はわずかに甘くなる程度で抑えられている。周辺光量落ちも目立たず、青空や花畑を一面に撮れるのはうれしい。倍率色収差も認識できない程度。もちろん中心部の解像感は有効400万画素としては十分だ。 色にじみも少ない。パープルフリンジは白とび周囲に出やすいが、うっすらと目立たないレベル。ノイズも抑えられており、ISO100では全然目立たず、ISO200でも状況によっては大丈夫。ただし、ISO200にするとノイズよりも、ダイナミックレンジが狭くなるためとびやすくなる。また、階調が浅くなるせいか、色再現も今ひとつだ。個人的にISO200での撮影に慣れているものの、μ-mini DIGITALではISO64、またはISO100で撮影することが多い。 ただし、画質が良いといっても「コンパクト機にしては」という但し書きがつくのはやむを得ない。デジタル一眼レフの階調の豊かさに慣れてしまうと、コンパクト機のぺラっとした画調に物足りなさを感じるのも確かだ。また、広角側で出るタル型の歪みも気になることが多い。仕事以外では絶対に広角ズームレンズを使わないほどタル型歪みが嫌いなので、特に残念に感じる。μ-mini DIGITALは起動すると広角側にセットされるので、起動後は必ず、2ステップほどズームさせている。 若干の不満はあるものの、全体的にコンパクト機としては高いレベルの画質といえる。一見、スタイル重視の中途半端なスペックの製品に見えるが、デジタルカメラとして最も重要な、画質に関して満足が得られるのは大きい。また、毎日持ち歩けるサイズとあって、使い始めてからデジタル写真の楽しみ方が広がった気がする。 とはいえ、日々困っている点もある。それが手ブレだ。向かって右をそぎ落したオカリナのようなスタイルは、やはり両手で持ち辛い。そのためか、シャッター速度1/60以下ではISO64で手ブレ連発、ISO100でも成功率はいまいち。そこで次回は、手ブレ防止策についてあれこれ試してみたい。 ※作例のリンク先は、撮影した画像データをコピーし、リネームしたものです。縦位置のものは、サムネイルのみ回転していますが、拡大画像は回転していません。クリックすると撮影した画像が別ウィンドウで表示されます。 ※キャプション内の撮影データは、画像解像度(ピクセル)/ISO感度/露出モード/露出時間/絞り/露出補正値/焦点距離です。
■ ＵＲＬ オリンパス http://www.olympus.co.jp/ 製品情報 http://olympus-imaging.jp/lineup/digicamera/mjuminid/ オリンパス、「しずく」デザインのコンパクトデジカメ(PC) http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0914/olympus1.htm （ 編集部 ） 2004/12/17 00:36
|
